イタリア・ミラノの物価は高いの、安いの？2019年最新情報

【イタリア・ミラノ在住者執筆】ずいぶん前にイタリア旅行したことがあるけど、今の物価はどうなんだろう？次の旅行のプランをたてるに当たって、気になりますよね。今回は、旅行にかかる平均的な予算や、お得にお買い物ができるお店、コスメや服など人気のお土産の相場をご紹介します。ぜひ旅の予算の参考にしてくださいね。

ミラノの現在の物価は？

現在のイタリアの物価は日本の物価とほぼ同じレベルではないでしょうか。
しかし通貨の“ユーロ”が曲者で変動が激しく、レートによって旅行中の出費にも大きな影響があります。
ミラノの物価は、観光客やビジネスマンが多いので、他の都市に比べるとホテルや食事代も若干高いです。
ホテルに関しては、1つ星から5つ星までのクラスの宿泊施設があり、予算に合ったホテルを探すことができますが、時期によっては宿泊料金が跳ね上がり満室になってしまうこともあるので、ホテルの予約はなるべく早めに済ませることをお勧めします。
特に、春と秋は見本市シーズンで、ホテルがすぐに埋まってしまうので注意しましょう。

ミラノの通貨

通貨はユーロ。
1ユーロ=約125円（2019年2月現在）

旅費の目安

イタリア旅行にかける平均的な日数はイタリアの主要都市を組み合わせて、1週間前後が多いようです。
個人手配の旅行に自信がなければ航空券とホテルがセットになったパッケージツアーを選ぶと安心ですね。
パッケージツアーでイタリアを1週間旅行した場合を見てみましょう。
航空券とホテル代（3～4つ星）のみのプランなら、時期にもよりますが、だいたい10万円ぐらいから手配できるようです。
そこに他の都市へ移動したり、ランクの高いホテルを選んだり、ガイド付きツアーなどを選ぶと移動交通費や食費、諸々の経費がアップします。
添乗員同行のパッケージツアーなら、言葉の心配をせずに入国から出国まで安心して旅ができます。観光スポットのガイドや入場料なども含まれ、個人だと面倒な移動も楽々です。その分、費用的には高くなります。17万円ぐらいから手配ができるようです。

お得なお買い物ができるスーパーマーケットは強い味方！

※ミラノのスーパーはまるでデパートのよう！

ドゥモとその周辺は物価が高く、「観光客価格」です。食料を買ったり食べたりは、高くついてしまいます。
しかし、少しそのエリアをはずれると、ミラネーゼがいつも通う、スーパーマーケットを見つけることができます。
ミラノでよく見かけるスーパーマーケットチェーンは： Carrefour Express、　Pam 、Simply、　Unes、Esselunga、Il Giganteなど。

※画像はチェーン店の1つ「Il Gigante」

ミラノ中央駅周辺：

ガリバルディ駅周辺：

カドルナ駅周辺：

人気のお土産や食べ物の料金相場は？

今ミラノで人気のお土産は、どんなもので、ミラノらしい食べ物ってなんだろう？ここからは、ミラノの代表的なお土産と食べ物の相場を紹介します。

食料品　（スーパーマーケットの相場）

【飲料】

• ミネラルウォーター1.5Lが0.28ユーロ前後
• コカコーラが1.29ユーロ
• ビール66clが1ユーロ前後
• ワイン1.79ユーロ～

【食品】

• パスタ500ｇが0.59～1.75ユーロ
• パルミジャーノ、レッジャーノ1kgが12.99～30.84ユーロ
• オリーブオイル1Lが3.49～15.99ユーロ
• バルサミコ酢250mlが2.59～9.98ユーロ
• ポルチーニ茸30gが4.99～7.4ユーロ

【菓子】

• バーチチョコが6.5～11ユーロ
• ジャンドゥーヤチョコ500gが5ユーロ
• アマレッティ200gが3.5ユーロ
• フェレッロロシェが2～6.99ユーロ

コスメ

• キコのマニュキアが1～4ユーロ
• レルボラリオの自然派フレグランスが22.9ユーロ
• マディーナのリップスティックが5.9ユーロ～
• プーパのメイクアップセットラブバードが12.90ユーロ
• NYで話題のマルビス歯磨き粉25mlが1.99ユーロ

服・雑貨

• ベネチアングラス雑貨が1ユーロ～
• アレッシのオレンジ絞りが52ユーロ
• ACミランのユニフォームが30ユーロ
• トルーディのぬいぐるみXSが15ユーロ

イタリア料理

ミラノの代表的な食べ物はミラノ風カツレツ、リゾット　アッラ　ミラネーゼなど。
ミラノでの外食は、
「リストランテ(高級レストラン)」→「トラットリア(カジュアルレストラン)」→「ピッツェリア(大衆食堂)」
上記の順に安く食事ができます。
昼食と夕食では値段は違いますし、同じメニューでも店のランクによって値段が変わります。
リストランテは日本で言う高級レストラン、トラットリアは少しカジュアルなレストラン、ピッツェリアは地元民が集う食堂といった感じです。
夕食に大人1人が1回に使う食事代の目安は、リストランテだと200ユーロ、トラットリアだと30ユーロ、ピッツェリアだと15ユーロ程度です。

ストリートフード

• ルイーニのパンツェロッティが2.7ユーロ
• スポンティーニのトランチョ（切り売りピザ）が5ユーロ
• バールでのパニーノが3.5～8ユーロ

ファーストフード

• マクドナルドのメニューが4.9～9.9ユーロ
• バーガーキングのメニューが3.9ユーロ～

スターバックス　リザーブ・ロースタリー

2018年9月に初めてミラノにオープンしたスターバックス1号店は、現在、世界に3つしかない高級店舗リザーブ・ロースタリーのうちのひとつ（あとの2つは上海とシアトル）です。ミラノに来た記念に贅沢なひと時を味わってはいかがでしょう？

ちなみに高級店なだけあって、お値段も高級です。

• エスプレッソ1.8ユーロ
• カプチーノ4.5～5.5ユーロ
• マンハッタン7.5ユーロ
• ニトロフラット ホワイト6ユーロ

カフェ・スイーツ

• エスプレッソ1～1.2ユーロ
• カプチーノ1.3～1.8ユーロ
• フレッシュジュース3～8ユーロ
• ジェラート中サイズ2～4ユーロ
• パスティッチーニ一個1.5～2.5ユーロ
• クロワッサン1～3ユーロ
• トルタ3.5～5ユーロ

まとめ

いかがでしたでしょうか？以上の値段を参考にして、旅の予算を立ててくださいね。