メキシコシティの旅行ガイド情報

メキシコ・メキシコシティの電源事情~コンセントの形状、変圧器など~

初めてのメキシコ旅行。変換プラグや電圧器は必要?今回はそんな疑問にお答えするために、メキシコ旅行へ出発する前に是非チェックしておきたい、メキシコのコンセントの形状、電圧についてまとめてみました。

メキシコのコンセント

メキシコのコンセントは、日本、アメリカ、カナダと同じAタイプとBタイプですので、基本的に日本の電化製品は変換プラグなしで、コンセントに差し込むことができます。

電圧の違い

100Vである日本の電圧に対して、メキシコの電圧は110V。周波数は60Hzです。そのため、メキシコで電化製品を使う場合は、その製品が110Vの電圧にも対応している必要があります。

・確認するには

まずは、持って行きたい電化製品を調べてみましょう。機器の説明書、充電アダプター、コンセントなどに「100V対応」というような表示があれば日本のみ、100Vまでの対応製品です。この場合は変圧器が必要です。しかし、上の写真のように定格電圧が「100V-240V」と表示があれば、「240Vの国のコンセントでも充電できますよ」ということです。

・電圧器は必要?

メキシコの電圧は基本的に110Vなので「100V-240V」などの表示があればそのまま電化製品をコンセントに差し込んでも問題はないはずなのですが、数年前までは電圧に結構ばらつきがあり、急に電圧が上がったりすることがあり、「作業をしていたら、突然パソコンのバッテリーが故障した」、などのケースを聞いたことがあります。最近は電圧が大分安定したのか、このような話を聞かなくなりましたが、特に雨の日の停電の後は電圧が急に上がったりするので、パソコンなどの精密機械のコンセントを抜いておくなどの注意が必要です。私自身は110Vに対応する電化製品(パソコンやタブレット)には電圧器は使っていませんが、100Vにしか対応しない炊飯器やホームベーカリーには使っています。

最近ではほとんどのデジタルカメラ、スマホ、パソコンなどの機種は100V-240V入力の設定がされていますが、出発前に一度説明書などで対応電圧を確認してみるのが、お勧めです。また、カメラやスマホ、パソコン以外の電化製品を持って行きたい場合は、必ず利用可能な電圧を確認してください。海外対応の機種は持っていても損はないので、旅行の際に買い足すのもいいでしょう。

外出先で電源を使う

空港

メキシコシティーのベニートフアレス国際空港には搭乗ゲートの待合室に充電スポットがいくつかありますので携帯などを充電できます。空いているコンセントを見つけたら、電化製品に目の届く場所で待機することをお勧めします。

カフェ

スターバックスやメキシコの大体のチェーン店のカフェ等は勉強や仕事に利用されることが多いため、テーブルの近くにコンセントがあり、WIFIが飛んでいます。カフェやレストランで荷物が無くなるケースは多いので、お手洗いに行くときなどに充電中でも貴重品は置いておかないようにしましょう。

ホテル

部屋には必ずコンセントがあります。充電は、できれば安全なホテル宿泊時にし、観光中はモバイルバッテリーで補うのがお勧めです。

それでは、これらの情報を踏まえつつ、皆様が楽しく安全なメキシコ旅行ができることを願っています。