【2025年最新】フィリピン旅行の費用はいくら?マニラ・セブの旅行予算と物価を徹底解説
【フィリピン・マニラ在住者執筆】フィリピン旅行にかかる費用や、マニラ・セブをはじめとする主要都市の物価を詳しく紹介します!
「フィリピンは物価が安い」と言われますが、実際の旅行費用はどれくらいかかるのでしょうか?
本記事では、航空券・ホテル・食費・交通費などの予算目安を解説し、フィリピン旅行をお得に楽しむコツも紹介します。
※本記事の情報は2025年1月時点のレート(1フィリピン・ペソ=2.65円)を基に計算しています。最新の為替レートをご確認ください。
海外旅行に不安がある方やフィリピン旅行の費用・物価についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住の日本人ロコに日本語でサポートを依頼してみましょう!
フィリピン旅行の費用目安(2泊3日・3泊4日)
フィリピン旅行の費用は、旅行スタイルや訪れる時期によって異なります。
ここでは、「格安旅行」「標準旅行」「贅沢旅行」 の3パターンで、2泊3日・3泊4日 の予算目安をまとめました。
旅行スタイル | 2泊3日(円) | 3泊4日(円) |
---|---|---|
格安旅行 | 約5万〜10万円 | 約7万〜15万円 |
標準旅行 | 約12万〜18万円 | 約15万〜25万円 |
贅沢旅行 | 約20万〜35万円 | 約25万〜45万円 |
旅行の目的やスタイルに応じて、無理のない予算を立てましょう!
【ポイント】
✔ マニラ・セブなどの都市部は、日本の物価の約1/3〜1/2程度で旅行可能
✔ 高級ホテルや観光ツアーを利用すると、日本並みの費用がかかることも
✔ ローカルレストランや屋台を利用すれば、食費を大幅に節約できる
それぞれかかる費用の目安(2泊3日・3泊4日)
費用項目 | 2泊3日(円) | 3泊4日(円) | 備考 |
---|---|---|---|
航空券(往復) | 4万〜10万円 | 4万〜10万円 | LCCを利用すると格安、フルサービスは高め |
宿泊費(1泊あたり) | 5,000〜30,000円 | 7,500〜45,000円 | ホステル〜高級ホテルで変動 |
食費(1日あたり) | 1,500〜7,000円 | 1,500〜7,000円 | 屋台・ローカル食堂を活用すれば安く済む |
交通費(1日あたり) | 500〜3,000円 | 500〜3,000円 | タクシーやGrab利用で変動 |
観光・アクティビティ | 3,000〜15,000円 | 5,000〜20,000円 | ツアーや入場料、アクティビティ代 |
お土産・ショッピング | 3,000〜20,000円 | 5,000〜30,000円 | メープルシロップ・雑貨など |
海外旅行保険 | 2,000〜5,000円 | 2,000〜5,000円 | クレジットカード付帯保険も活用可 |
【ポイント】
✔ 航空券と宿泊費が大きな割合を占めるため、早めの予約やオフシーズン利用で節約可能
✔ 食費や交通費は工夫次第で安くできるため、ローカルな店を利用すると費用を抑えられる
✔ 観光やアクティビティの費用は、プラン次第で大きく変わるため事前にチェックが必要
マニラ&セブ島留学・滞在の費用はいくらくらい?
フィリピンは物価が安いので、英語の語学留学が人気ですよね。
学校やコースによって値段はピンきりですが、スタンダードな留学の場合1年で250~400万円ほどの費用がかかると考えておきましょう。
内訳は、授業料・滞在費・食費で平均200万円前後、航空券や海外旅行保険、ビザ、その他生活費用などの合計で70万~150万といったところです。
マニラやセブには語学留学をしている日本人がたくさんいるので、留学費用のことや学校のことを現地にいる日本人に聞いてみるのも良いでしょう。
ロコタビなら無料で質問・相談できますし、現地に行って直接案内してもらうことなども可能ですよ!
フィリピンの通貨・為替レート(2025年最新版)
フィリピンの通貨はフィリピン・ペソ(PHP)で、記号は「₱」。
補助単位として「センタボ」(1ペソ=100センタボ)があります。
紙幣(ペソ) | 硬貨(ペソ・センタボ) |
---|---|
1,000 | 10 |
500 | 5 |
200 | 1 |
100 | 50センタボ |
50 | 25センタボ |
20 | 10・5・1センタボ |
※ 200ペソやセンタボ硬貨は流通が少ないため、100ペソ以下の紙幣を用意しておくと便利。
最新の為替レート(2025年1月時点)
通貨 | 為替レート |
---|---|
1フィリピン・ペソ(PHP) | 約2.64円(JPY) |
1米ドル(USD) | 約58.43フィリピン・ペソ(PHP) |
為替レートは日々変動するため、旅行前に最新のレートを確認しましょう。
最新の為替レートを確認するには?
- Google 為替変換(「1 PHP to JPY」で検索)
- XE Currency
- Yahoo!ファイナンス
両替はどこがお得?
日本で両替する場合
両替場所 | レートの良さ | 手数料 | メモ |
---|---|---|---|
空港の銀行 | 普通 | あり | 事前準備向け |
外貨両替専門店 | 良い | あり | レートが比較的良い |
フィリピンで両替する場合
両替場所 | レートの良さ | 手数料 | メモ |
---|---|---|---|
空港両替所 | 悪い | あり | 最低限の金額のみ交換 |
ショッピングモール両替所 | 良い | なし | おすすめ(SMモール・グリーンベルトなど) |
銀行 | 普通 | あり | 手続きに時間がかかる |
2025年フィリピンの物価!日本と比べてどれくらい安い?
日本と比べると何でも安価で手に入るフィリピン! 買い物のときはつい何でも買いすぎてしまいます。
とはいえ近年は、経済成長とインフレの影響を受けて、フィリピンの物価は変動を続けています。
2024年12月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で2.9%上昇し、前月の2.5%から加速しました。この影響で、生活必需品やサービスの価格が上昇しており、特に都市部では物価の高さを感じる場面も増えています。
フィリピンは基本的に「物価が安い」と言われる国ですが、日本と比べて本当に安いのか、具体的な数値やランキングをもとに解説していきます。
フィリピンは本当に安い?
フィリピンの物価は、日本の約3分の1~半額程度と言われています。ローカルレストランや市場での買い物なら、日本よりもかなり安く済ませることができます。
一方、マニラのような都市部では、発展とともに物価が上昇しており、カフェやレストラン、輸入品の価格は日本と変わらない、または日本より高い場合もあります。
✔ ローカルの食品や日用品は安い(フィリピン産の食材、現地ブランドの生活用品など)
✔ 輸入品は日本と同等か、それ以上の価格(日本の食品や欧米ブランドの化粧品・電化製品など)
✔ 高級レストランやホテルの価格は日本と変わらない(一部のカフェやバーでは日本より高いことも)
たとえば、現地の食堂での食事は1食150円~200円程度ですが、マニラの高級レストランでは1食1,500円を超えることも珍しくありません。
フィリピンの消費税(VAT)と税制
フィリピンでは、付加価値税(VAT: Value Added Tax)と呼ばれる、日本でいう消費税のような税金が適用されます。
その税率は12%と、日本の消費税(10%)よりも高めの設定です。
フィリピンの税制の特徴
✔ 水道やガスなどの生活必需品は税率2%(一般商品より低め)
✔ タバコ・酒・化粧品などの贅沢品には追加で8%前後の課税
✔ デジタルサービスにも12%のVAT適用(NetflixやAmazonなど)(2024年10月から適用)
このため、現地での生活費は安くても、高級品を購入すると意外と割高になることがあります。特に、お酒やタバコは日本と比べて高めの価格設定になっています。
フィリピンの物価【食費編】
価格比較がイメージしやすいように、日本にもあるチェーン店やコンビニの飲食物の値段を調べてました。
スターバックスやマクドナルドなどの外資のチェーン店は、日本よりもかなり安くで利用できますが、日系のチェーン店はフィリピンではかなり高級ランク扱いのお店になってます。
ファストフード・カフェチェーン店の価格
商品 | 価格(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
スターバックス ホットカフェラテ(トールサイズ) | 150ペソ | 405円 |
マクドナルド チーズバーガーセット(ポテト、ドリンク付き) | 120ペソ | 324円 |
ケンタッキー 1ピースチキンセット(スープ、マッシュポテト、ドリンク、ライス付き) | 140ペソ | 378円 |
クリスピークリームドーナツ オリジナルグレーズドーナツ(1個) | 45ペソ | 122円 |
フィリピンのスターバックスにはショートサイズがなく、トールサイズとグランデサイズも30円ほどしか変わらないので、現地のフィリピン人はグランデかベンティサイズを頼んでいる人が多いです。
ちなみにメニューはこんな感じです。
日系レストラン・飲食チェーン店の価格
商品名 | 価格(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
丸亀製麺 釜揚げうどん | 95 | 255円 |
カレーハウスCoCo壱番屋 チーズハンバーグカレー | 360 | 965円 |
一風堂 白丸元味ラーメン | 385 | 1032円 |
日本の値段よりも1~2割安いようです。材料費はむしろ高くつくはずですが、人件費などの管理コストが安いため、日本より安くなっているのだと思います。
日系レストランはどこも高級感があり、現地のフィリピン人でもお金を持っている人でないと利用しません。
コンビニ飲食品の価格
商品 | 値段(ペソ) | 日本円(2025年1月レート:1ペソ=約2.65円) |
---|---|---|
ローカル瓶ビール | 35ペソ~ | 約93円~ |
アサヒスーパードライ瓶ビール | 80ペソ | 約212円 |
コカコーラ ペットボトル | 36ペソ | 約95円 |
ボトルワイン | 200ペソ~ | 約530円~ |
スナック菓子(1袋) | 15ペソ~ | 約40円~ |
コアラのマーチ | 35ペソ | 約93円 |
NISSINカップヌードル | 22ペソ~ | 約58円~ |
コンビニの商品は、どれも日本より安く手に入ります。
ローカル屋台の値段
フィリピンのローカルなお店だともっと安く食事することができます。
ランチタイムになると「ジョリージープ」という移動式の立ち食い屋台が、街中の道路沿いに軒を連ねます。
主にフィリピン料理が並び、その中から自分が好きなメニューを頼むことができます。
ライス、おかず、スープのセットで50ペソ〜(約134円)という格安ランチで、地元っ子にはポピュラーな飲食店です。
また、路面には果物屋やココナッツジュース屋など、南国フィリピンならではのフルーツスタンドもたくさんあり、新鮮なフルーツを格安で買うことができます。
商品 | 値段(ペソ) | 日本円 |
---|---|---|
マンゴー(3つ) | 90ペソ | 約241円 |
ココナッツジュース | 40ペソ | 約107円 |
フィリピンの人気ファストフード店「Jollibee(ジョリビー)」
フィリピン国内のファストフードでは1番のシェアを誇る国民食のジョリビー。
ファストフード店ですが、パスタやご飯のセットもあり、マクドナルドよりもお得なセットメニューが用意されています。
商品 | 値段(ペソ) | 日本円 |
---|---|---|
パスタセット(ポテト、ドリンク付き) | 89ペソ | 約239円 |
チーズバーガーセット(ポテト、ドリンク付き) | 89ペソ | 約239円 |
フィリピンの物価【交通費・宿泊費・観光費編】
快適で楽しい旅行にするためには、宿泊費や観光にかかる費用は出し惜しみしないことです!
マニラを例に紹介していきます。
交通費(タクシー・バス・MRL/LRT)
フィリピンは交通費も格安です。最近では配車サービスのGrabCarがおすすめ。値段交渉や目的地を伝える手間が省けるので、効率的に移動することができます。
交通機関 | 値段(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
一般タクシー(初乗り) | 40ペソ | 約106円 |
空港タクシー(初乗り) | 70ペソ | 約186円 |
MRT・LRT | 15~30ペソ | 約40~80円 |
バス(初乗り) | 12ペソ | 約32円 |
ホテル宿泊費の相場
2つ星ホテルやゲストハウスは、立地によっては治安が良くないことがあり、最低限の設備しかない場合もあります。
そのため、バックパッカー向け以外の旅行者には、3つ星以上のホテルをおすすめします。
マニラのマカティやBGC(ボニファシオ・グローバル・シティ)には高級ホテルが多く、セキュリティ面も良好です。高級スパやサウナ、プールが併設されているホテルもあり、快適に滞在できます。
ホテルの価格相場(1泊あたり)
ホテルのランク | 値段(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
5つ星ホテル | 7,500~25,000ペソ | 約19,875~66,250円 |
4つ星ホテル | 7,000~9,000ペソ | 約18,550~23,850円 |
3つ星ホテル | 3,000~6,500ペソ | 約7,950~17,225円 |
2つ星ホテル | 1,500~4,000ペソ | 約3,975~10,600円 |
観光・ツアー費用の目安
フィリピン・マニラでは、観光ツアーの選択肢が豊富で、リーズナブルな価格で楽しめます。市内観光からアクティビティ系のツアーまで、予算に合わせて選びましょう。
商品 | 値段(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
マニラ市内観光ツアー | 1,300ペソ~ | 約3,445円~ |
シューティング(射撃)ツアー | 3,900ペソ | 約10,335円 |
PADIダイビングライセンスツアー | 15,000ペソ~ | 約39,750円~ |
バタンガス体験ダイビングツアー | 5,000ペソ~ | 約13,250円~ |
他にもおすすめの観光地が知りたい人はフィリピン在住日本人のおすすめ!人気観光スポットこちらのページで紹介しています!あわせてチェックしてみてください。
マニラの物価【日用品・お土産・その他編】
日用品の価格
生活用品や衣類は、品質にこだわらなければ安く手に入ります。日本で使い慣れているものがあれば、そちらを持参することをおすすめします。
商品 | 値段(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
シャンプー | 70ペソ~ | 約186円~ |
ボディソープ | 70ペソ~ | 約186円~ |
石鹸 | 35ペソ~ | 約93円~ |
Tシャツ | 100ペソ~ | 約265円~ |
サンダル | 100ペソ~ | 約265円~ |
お土産の値段
フィリピン土産といえばやはり南国らしいフルーツ関連が人気。値段も手頃で持ち運びも楽なので、ばらまき用のお土産にぴったりです。
商品 | 値段(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
アカシアの食器 | 300ペソ~ | 約795円~ |
シェル(貝殻)小物 | 1,000ペソ~ | 約2,650円~ |
パパイヤ/ココナッツ石鹸 | 35ペソ~ | 約93円~ |
ドライマンゴー(200g) | 200ペソ | 約530円 |
バナナチップス(350g) | 125ペソ | 約330円 |
マッサージ・ネイル・ヘアカットの料金相場
マッサージやネイルなど美容関連サービスも、日本と比べてかなり安く受けることができます。高級ホテルのスパやマッサージは以下の3~4倍と考えておきましょう。
サービス | 値段(ペソ) | 日本円(約) |
---|---|---|
アロマオイルマッサージ(1時間) | 400ペソ | 約1,060円 |
タイマッサージ(1時間) | 250ペソ | 約660円 |
ハンドジェルネイル | 400ペソ~ | 約1,060円~ |
ヘアカット(シャンプー無し) | 150ペソ~ | 約400円~ |
まとめ
フィリピン旅行の費用は、旅行スタイルによって大きく変わります。
- 格安旅行:5万〜15万円(LCC+ホステル+ローカルフード)
- 標準旅行:12万〜25万円(レガシーキャリア+中級ホテル+レストラン)
- 贅沢旅行:20万〜45万円(ビジネスクラス+高級ホテル+アクティビティ)
フィリピンは、宿泊費・観光費はやや高めでも、食費や交通費は格安なのが魅力!
快適に旅行するためには、移動や食事の費用を抑えつつ、ホテルやアクティビティには適度にお金をかけるのがおすすめです。
航空券はピークシーズンとオフシーズンで2~3倍値段が変わってきます。留学などで特に渡航する季節を気にしない場合は、オフシーズンの6月あたりに行くのがおすすめです。
費用を抑えつつ、楽しい旅を計画しましょう!
海外旅行に不安がある方やフィリピン旅行の費用・物価についてもっとくわしく知りたい方は、「ロコタビ」で現地在住の日本人ロコに日本語でサポートを依頼してみましょう!