マドリードの電源事情 〜コンセント、変換プラグ、電圧、変圧器、スマホの充電場所も紹介!〜
【スペイン・マドリード在住者執筆】
スペインのコンセントは、日本とは違うのご存知ですか?
「プラグの形状タイプは?」
「電圧は違うの?」
「iPhoneやパソコン、ドライヤーをマドリードで使うのに変圧器が必要なんだろうか。」
そういった疑問にお答えします。
スマホの充電ができる場所もご紹介。
日本からスマホやパソコン、ドライヤーなどの電化製品を海外に持って行く場合、2つのことに注意しなくてはなりません。
1つは、その国のコンセントにあった形状のプラグを用意すること。
もう1つは、電圧です。
電圧が違う場合、変圧器が必要になる場合があります。
日本とスペインではコンセントやプラグの形状タイプが異なり、電圧も違います。
マドリードのコンセントと電源プラグの形状タイプ
出典 : Instagram
スペインは、プラグの形状がCとFの2タイプあります。
Cタイプは旧型でFタイプの方が普及していますが、どちらも問題なく使用できます。
Cタイプ
丸形のピンが2つ並んだもの。
「ユーロプラグ」と呼ばれ、ヨーロッパのほとんどの国で使用される (イギリス・アイルランド・キプロス・マルタ共和国では使用していない) 。
Fタイプ
「シュコー (Shuko) 」と呼ばれるプラグ。
Cタイプと同じく丸形のピンが2つ並び、アース極がついている。
変換プラグは国内のダイソーで!
出典 : Instagram
変換プラグは、国内の電気屋さんほか、ダイソーなどの100円ショップでも入手することができます。
マドリードでは、電気屋さんや、中国人の経営する雑貨店でもプラグを買うことができますよ。
USBポート
最近はホテルやカフェ、駅、空港などで、USBを差し込むだけのコンセントも増えてきています。
USBケーブルを一緒に持ち歩いていると、 チャージできるチャンスも。
マドリードの電圧と変圧器
マドリードの電圧は220V
日本の電圧は100Vですが、スペインの電圧は230V、周波数は50Hzです。
変圧器は必要?
日本で購入できる電化製品には、日本対応タイプ (100Vのみ対応) と全世界対応タイプ (100~240Vに対応) があります。
見分けるには、充電器やアダプタ部分の「INPUT」をチェック。
100Vと書かれていれば変圧器が必要ですが、100~240Vになっていれば変圧器はいりません。
スマホやパソコンの充電
スマホやパソコン、デジカメのほとんどは全世界対応になっているので、マドリードでは変圧器は必要ありませんが、念のために対応電圧をチェックしておきましょう。
ドライヤー・ヘアアイロンを持って行きたい場合はどうすればいい?
スペインのホテルや宿泊施設には、ドライヤーが付いていることがほとんどです。
もし部屋に見当たらない場合には、レセプションに伝えると大抵の場合貸してくれます。
心配であれば、事前に宿泊先で貸してもらえるか確認することをおススメします。
ヘアアイロンは、一般的にはついていません。
100Vのみ対応のものであれば変圧器がいりますが、重く荷物になるので、できれば220Vに対応したものを持っていくか、コードレスタイプのものを持っていくといいですね。
外出先でスマホの充電ができる場所
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バラハス空港「e-point」
各ターミナルに設置されています。
地下鉄
出典 : Instagram
地下鉄ホームに設置されているほか、6番線の車内にも充電スポットがあります。
地下鉄にはスリが多いので、チャージしている時はその場から絶対離れないようにしましょう。
電車・バス
新型の電車やバスの車両にも、コンセントやUSBポートが付いているものがあります。
マドリード市役所
マドリード市役所では、スマホの充電ができる上、無料でwi-fiへの接続も可能です。
カフェ・レストラン
カフェ・レストランでも、たいてい手に届くところにコンセントがあります。
分からなければお店の人に聞いてみましょう。
まとめ
日本とスペインではコンセントの形状が違うため、日本の電化製品をスペインに持って行く場合、プラグが必要になります。
また電圧も違うため、変圧器も必要になる場合があります。
スマホやパソコン・デジカメは、通常は世界対応になっているので、変圧器を用意する必要はありません。
しかし、ドライヤーやヘアアイロン、電気シェーバーは変圧器がいる場合があるので出発前に確認しましょう。
コンセントや電源についてまだ分からないことや知りたいことがあれば、無料Q&Aでロコに質問できますよ!