チェー | ハノイ在住HunG (レットゴー!ハノイ)さんのおすすめスイーツ・お菓子

チェー

現地語表記:Chè

【オススメ度】

★★★★★ by HunG (レットゴー!ハノイ) (5個満点)

チェー

基本情報

チェー(Chè)とは?

チェーは直訳すると「Chè=お茶」となります。

元々はお客さんをもてなすお茶の場に出すために、地元で採れる食材で作られたデザートのことをチェーと呼んでいたそうです。そのため地域ごとに異なる具材が使われています。

種類は様々で、「〇〇+Chè」といった様に、具材によって名称が変わります。

チェー(Chè)にはどんな具材が入っているの?

地域によっても使用される具材が異なり、これが入っていればチェー!というルールはありません。

よく使われる具材:緑豆・ササゲ・蓮の実等のお豆類、タピオカ、タロイモ、寒天、ゼリー、バインフラン、ヨーグルト etc…
よく使われるフルーツ:竜眼、ジャックフルーツ、ドリアン、アロエ、ココナッツ、マンゴー etc…

主に豆や餅米をにて甘くしたスープ状のものに、様々な具材を入れて食べるタイプが多いです。ベトナムのプリンこと「バインフラン」などが入ったものもまたチェーと呼ばれ、組み合わせがとても多様なのでお店によって色んなテイストを楽しめるのが特徴的なデザート。

また、チェーには温かいチェー、冷たいチェーの両方が存在します。四季のある北部では、温かいチェーが発展したと言われており冬時期は名物デザートとしてお店で注文することができます。また、暑い時期や、常夏のホーチミンでは「ベトナムのかき氷」と呼ばれる冷たいチェーが主流。

おすすめする理由と説明

ベトナムの人にとって、チェーは日常的に食べるスイーツです。

チェーのお店は、平日の昼間は人が入っているところを見かけませんが、夕方を過ぎるとお夕飯後のデザートを食べに来る地元民の人でごった返します。

お店に来ている客層は、学生のカップルや小さなお子様連れの家族、仕事後なのかサラリーマンの人など、老若男女が集まっています。この様子を見る限りでも、チェーはベトナムの日常に溶け込んだ食べ物であることが想像できますね。

ハノイ在住のロコ、HunG (レットゴー!ハノイ)さん
情報の提供者(ロコ):

HunG (レットゴー!ハノイ)

はじめまして、ベトナム人のHungと申します。ハノイに生まれ、4年日本の岐阜で働きました。日本語は問題なく使用することができます。現在ハノイの観光ガイド及び通訳の仕事をやっています。 ハノイの美しさとベトナムの文化を皆さんに紹介したいと思って、素晴らしい時間を過ごすようプラン組み立て及びガイドを致します。 お気軽にご連絡ください!!