ドバイ旅行に必要な持ち物リスト!砂漠の気侯に対応する服装や便利アイテムを紹介
ドバイ旅行に必要な持ち物・あると便利な持ち物リストをご紹介します。
砂漠の気候や現地の文化に合わせた服装や、現地で調達するより日本から持参しておくと便利なお役立ちアイテムをまとめました。
日本とは気侯や環境が大きく異なるドバイでは、必要な持ち物を事前にしっかり把握して旅行準備を進めましょう。
日本から必ず持参しよう!ドバイ旅行の基本の持ち物
パスポートやクレジットカード、現金はもちろん、変換プラグや変圧器、常備薬などはドバイ旅行に欠かせません。
日本から持参するべき、ドバイ旅行基本の持ち物をご紹介します。
ドバイ旅行の基本の持ち物リスト
カテゴリ | 持ち物リスト |
---|---|
貴重品 | パスポート(入国時6カ月以上の残存期間が必要)、クレジットカード(VISA・MasterCard推奨)、現金(小額のAEDを用意) |
電源関連アイテム | 変換プラグ(BFタイプ)、変圧器(必要に応じて)、USB充電器、モバイルバッテリー |
通信機器 | スマートフォン、ポケットWi-Fi、SIMカードまたはeSIM |
衣類 | 夏用の薄手の服、冬用の羽織りやジャケット(日中と朝晩の寒暖差に対応)、UVカットアイテム(日焼け止め、サングラス、帽子など) |
スキンケア用品 | 化粧品、保湿クリーム、リップクリーム、日焼け止め(乾燥対策と紫外線対策用) |
洗面・衛生用品 | 歯ブラシや髭剃り(ホテルのアメニティにはないことが多い)、除菌シート、ウェットティッシュ |
常備薬・健康用品 | 胃腸薬、酔い止め、風邪薬、のど飴やトローチ(気候の変化や乾燥対策)、持病がある場合は必要な薬 |
パスポート
ドバイに限らず、海外に行く場合にパスポートは必須です。ドバイ入国には、パスポートの残存有効期間は入国日基準から6カ月以上なければいけません。
パスポートの残存期間が不足している場合や、パスポート自体を持っていない場合は更新や取得が必要です。手続きには最短でも1週間程度の時間がかかるので、余裕を持って準備しておきましょう。
また、日本のパスポートでドバイに短期滞在する場合、ビザは必要ありません。30日間はビザなしで滞在できます。(2025年1月現在)
クレジットカード
ドバイでは、日本よりキャッシュレス化が進んでいます。タッチ決済が一般的です。現金で支払えない店舗も増えているので、ドバイ旅行時はぜひ持っていきましょう。
海外からの移住者が多いので、クレジットカードの対応ブランドは多岐にわたりますが、主流はVISAとMasterCardです。
また、海外旅行保険が付帯しているので、クレジットカードを持っていない場合は作成しておくと安心ですよ。
現金
キャッシュレス化が進んでいるドバイですが、現金払いのみというお店もあります。
小さな個人商店やスーク(市場)などの一部店舗では、カード払いに対応していません。
数年前に比べればカード払いができる店舗は多くなりましたが、万が一のために1日当たり100〜200AED程度の現金を持っていると安心です。
強制ではありませんが、チップを払いたい場合にも少額の現金があるとスマートですよね。
おすすめの両替スポットや方法などは、ぜひ「ドバイでの両替」をご覧ください。
変換プラグ(BFタイプ)・変圧器
ドバイのコンセント形状は、3つ穴のBFタイプです。日本は2つ穴のAタイプなので、形状が違います。
日本の電化製品をドバイで使いたい場合、変換プラグが必要です。事前に日本で準備しておきましょう。
また、ドバイと日本では電圧も違います。
- ドバイ:220〜240V / 50Hz
- 日本:100V / 50Hz or 60Hz
photo by keiko
INPUT: 100〜240Vと記載があるアダプターは海外対応なので、そのまま使えます。
ヘアアイロンやドライヤーなどは非対応の場合があるので、変圧器も検討しましょう。
詳細は「ドバイのコンセントは日本と異なるBFタイプ!変換プラグと変圧器は必要? 」をご覧ください。
スマートフォン+ポケットWi-FiまたはSIM
ドバイでもスマートフォンは必需品です。
カメラとして使ったり、地図を見たり、レストランを予約したりと使用シーンは日本と同じように多いもの。ポケットWi-Fiをレンタルしたり、プリペイドSIMを購入してドバイでの通信環境も準備しておきましょう。
また、SIMカードの差し替えが不要なeSIMもおすすめです。紛失のリスクがないほか、オンラインで手続きが完了するので購入の手間も少なく済みます。ポケットWi-Fiのように本体の充電を気にする必要もなく、かさばらない点もメリットです。
eSIMに対応している端末かチェックして、利用を検討してみてくださいね。
気候に合わせた洋服
ドバイの季節は夏と冬の2種類です。
目安は以下の通りですが、3月と4月、10月と11月は季節の変わり目にあたります。
季節 | 最高気温 | 最低気温 | 日中の平均気温 |
---|---|---|---|
夏(3~10月) | 43.9℃(7月) | 26.4℃(5月) | 35.0~37.0℃ |
冬(11~2月) | 24.9℃(1月) | 13.4℃(1月) | 24.0~27.0℃ |
参考:気象庁
◾️ 夏(3~10月)
夏は暑いので涼しい装いがおすすめです。
ただし、直射日光が強いのと室内は冷房が効いているので薄手の羽織りを持っていきましょう。
日本で日焼け対策をしない人も、ドバイでは油断していると頭皮が焼けて皮がむけてしまったり、肌が真っ黒になってしまいます。日焼け止めやサングラスなども必需品です。
◾️ 冬(11~2月)
一方、冬は直射日光が和らぎます。日中は半袖で過ごせる日がほとんどですが、朝晩は冷えるのでパーカーやジャケットなどを準備しておくのがおすすめです。
昼夜の寒暖差が激しいので、調節しやすい服装で体調管理に気を付けてくださいね。
化粧品やスキンケア用品
砂漠があるドバイは、季節を問わず乾燥しています。
化粧品やスキンケア用品は、乾燥対策を考えて持っていきましょう。
現地でお気に入りのアイテムを探すのもおすすめです。
日焼け止めや紫外線対策アイテム
ドバイは日差しが強いので、普段は日焼けを気にしない方も対策するのがおすすめです。日焼け止めやサングラス、UVカットができる上着などがあると安心。
どれも現地調達は可能ですが、自分に合うものを持参すると時間もお金も節約できます。
特に日焼け止めは素肌につける物なので、肌荒れの観点からも日本から持っていくとストレスもありません。
ただし、ローションやミルクタイプの日焼け止めは、手荷物として機内持ち込みする場合に少し注意が必要です。液体物扱いになるので制限があります。
100ml以下の容器に入れ、容量が1L以下のジッパー付き透明プラスチック製袋に収納しましょう。
歯ブラシなど洗面用具
ドバイ旅行ではホテル泊の方がほとんどだと思いますが、アメニティはさまざまです。
歯ブラシや髭剃りなどは備え付けられていないことも多いので、宿泊予定ホテルのアメニティリストを確認しておきましょう。
また、ドバイの歯ブラシはヘッドが大きいものがほとんどです。
日本から使い慣れたものを持っていくと安心ですよ。
常備薬
ドバイは日本と気候が大きく違います。また、年間を通して乾燥しているので、慣れない環境に体調を崩すこともあります。
楽しいドバイ旅行にするため、風邪薬やのど飴、トローチ、胃腸薬、酔い止めなど、自分に合った薬を少し多めに持っておくと安心です。
ドバイ旅行にあると便利な持ち物
続いて、ドバイ旅行に持っていくと便利な持ち物をご紹介します!
長時間のフライトにおすすめなグッズや、モスクや砂漠を楽しむためにおすすめなアイテムを現地在住者目線でピックアップしたので参考にしてみてください。
ドバイ旅行にあると便利な持ち物
カテゴリ | アイテム一覧 |
---|---|
フライト対策グッズ | エアー枕、着圧ソックス、乾燥対策用マスク |
スマートカジュアルな服装 | 襟付きシャツ、長ズボン、ワンピース(高級レストランやホテルのラウンジ用) |
冷房対策アイテム | 大きめのストール、薄手の上着(室内の冷房が強いため) |
ビーチ・プール用アイテム | 水着、サンダル(砂漠やビーチでも便利) |
紫外線対策グッズ | 日焼け止め、サングラス、UVカットができる上着 |
収納・整理グッズ | ジップロック、ビニール袋(濡れたものやゴミ袋代わりに活用) |
スパ・リゾート用グッズ | 水着(スパやリゾートホテルで活躍) |
身だしなみグッズ | 携帯ミラーやヘアセット用品(高級レストラン利用時に) |
カメラ・撮影機器 | 本格的なカメラやGoPro(砂漠やビーチでの撮影にもおすすめ) |
エンタメグッズ | 長時間フライト用の読書アイテムや音楽プレーヤー |
この表を参考にして、ドバイ旅行をさらに快適に楽しんでください!
長時間のフライト用に!エアー枕や着圧ソックスなど
日本からドバイへは、直行便で約12時間かかります。機内で快適に過ごすためのグッズは欠かせません。
特に空気を入れて膨らませるエアー枕や、浮腫み対策の着圧ソックス、乾燥対策のマスクなどがおすすめ!
アメニティの用意がある航空会社もあるので、事前にチェックしておきましょう。
おしゃれなレストランに入るためのスマートカジュアルな服装
記念日に合わせたドバイ旅行や、ちょっと贅沢をしたいシーンに高級レストランやホテルのラウンジを利用する方もいらっしゃると思います。
ドバイの高級レストランや高級ホテルのラウンジでのドレスコードは、スマートカジュアルが基本です。
男性は襟付きシャツに長ズボンとシューズ、女性はワンピースを用意しておきましょう。
大きめのストール
ドバイは暑いイメージがありますよね?
気温は高いですが、それゆえに室内は冷房でキンキンに冷えています。
大きめのストール(スカーフ)や薄手の上着があれば、さっと羽織って冷房対策ができるので便利です。
また、女性はモスクに入るときに髪を隠さなければなりません。そんなときにもストールを持っていれば、さっと隠せます。
ドバイ旅行中は、大きめのストールを1枚バッグに忍ばせておきましょう。
サンダル
「街歩きを楽しむ旅行には、スニーカー一択!」という方も多いのではないでしょうか。
しかし、ドバイではサンダルが重宝します。
砂漠を歩く予定がある場合は、サンダルが便利です。スニーカーだと、砂が容赦なく侵入してくるのでストレスになります。この時ばかりはサンダルに履き替えるのがおすすめです!
もちろん、ビーチやプールに入る予定がある方は必携ですね。
水着
ビーチやプールを楽しむ予定なら必須の水着ですが、泳ぐ予定がなくてもも持っていくのがおすすめ!スパで水着が必要な場合もあるからです。
ホテルにスバが付いていることも多いので、夏以外にもあると便利ですよ。
ドバイ旅行で役立つスマホのアプリ
スマホアプリを駆使すれば、ドバイ旅行が快適になること間違いなしです。
日本で登録しておくと、現地ですぐに使えてスムーズ!ぜひチェックしてくださいね。
◾️ Uber
日本でもお馴染みのUber。
使ったことがある人も多いのではないでしょうか?
ドバイでもタクシー手配に使えます。クレジットカードを登録しておけば、現金のやり取りも不要なので言葉が通じなくても安心ですよね。
ドバイに行く前に、日本で登録を済ませておくのがおすすめです。
WhatsAppはLINEのようなメッセージアプリで、世界で20億人(2020年)以上が使っています。
日本語にも対応しているので、登録や操作は簡単です。
ドバイではレストランやスパなどの店舗を予約する際に使われることも多いので、ダウンロードしておくと便利です。
◾️Zomato
Zomatoは食べログのようなアプリです。レストランのランキングや料理の写真などがチェックできます。
レストラン検索はもちろんですが、写真があるので文字が読めなくても指さしで注文できるのが旅行者にとってありがたいところです。
割引サービスが適用される場合もあるので、お得にグルメが楽しめるかもしれません。
ぜひ使ってみてください。
ドバイ旅行に必要な持ち物を準備して快適に観光を楽しもう
ドバイ旅行を楽しむ準備は万端ですか?
パスポートやクレジットカード、現金さえあればドバイ旅行はできますが、持って行った方がいい持ち物もあります。
ショッピングモールに行けば大抵のものは現地調達できますが、使い慣れたアイテムは購入できないかもしれません。
こだわりたいものはぜひ、日本から持っていってくださいね。