ドバイの天気と旅行におすすめの時期とは？雨でも楽しめる屋内観光スポット

アラブ首長国連邦にあるドバイはUAEにある7つの首長国のひとつで、砂漠地帯にあることからほとんど雨の降らない地域です

ハネムーンやバカンスで訪れる人も多く、雨を気にする観光客にとってはほとんど晴れなのは嬉しいですよね。

冬でも快適な気温のため、注意が必要なのは夏季。今回は季節ごとのドバイの過ごしやすさや天気の様子、天気や外気温に左右されない屋内の観光スポットを紹介します。

ドバイの気候と季節ごとの天気は？過ごしやすさやおすすめの服装

参考：日の出日の入り時間検索‐MAPLOG

砂漠に囲まれている暑い国というイメージがあるドバイですが、時期によっては昼と夜の寒暖差が15℃程度になることがあります。

暑い国だからと夏用の薄い服装だけを持って訪れると、日没後の冷え込みで風邪をひいてしまうかもしれません。

砂漠気候であるドバイの季節ごとの天気とおすすめの服装を紹介しますね。

ドバイの夏季の天気と過ごしやすさ（4～9月）

ドバイの夏季は4月〜10月です。

この時期は、最高気温が50℃以上になることもあり、さらに湿度の高くジメジメしているので不快に感じる季節ですね。

なんと湿度は100％近くになることもあり、外を少し歩いただけで汗が噴き出すような感覚になります。

熱中症にも注意する必要があり、日中は屋外を歩く時間を最小限に抑えてこまめに水分補給をしなければなりません。

紫外線対策も必須で、帽子やサングラス、UVカットパーカーなどで肌を紫外線にさらさないようにしましょう。

反対に、室内に入ると冷房がガンガンです。
汗ばんだ薄着で室内に入ると冷えてしまうので、羽織れる上着は必ず必要になります。

ドバイの冬季の天気と過ごしやすさ（10～3月）

冬季は11月から3月で、ドバイ観光のベストシーズンといわれています。
冬季の平均気温は20℃〜25℃ととても過ごしやすく、日中も屋外を快適に散歩できます。

12月から3月は雨が多い時期とされていますが、最も降水量が多い2月でも日本の1/3程度と雨が観光に影響することは少ないでしょう。

ドバイ旅行はいつがおすすめ？夏季や雨でも楽しめる観光スポット6選

ドバイを旅行するなら、断然冬季がおすすめです。

夏季に比べると冬季の特に2月は降水量は多いですが、ドバイ自体は雨の多い国ではないのでそこまで気にする必要はないでしょう。

とはいえ、ドバイは屋内でも楽しめる巨大な施設がたくさんあります。

ここからは、ドバイでおすすめの夏季や雨でも楽しめる観光スポット6選を紹介しますね。

ドバイモール（The Dubai Mall）

世界最大のショッピングモールであるドバイモール（The Dubai Mall）は、世界一の高層建物ブルジュ・ハリファ（Burj Khalifa）に隣接しています。

ショッピング、エンターテイメント、レジャー全てが楽しめ、サッカー場200個分と容易には想像がつかないほどの広大な敷地面積を誇ります。

1200軒を超える小売店と大手のデパート、何百軒もの飲食店が集まっていてもう全てが揃っていると言っても過言ではありません。

オリンピックサイズの屋内スケートリンクや、敷地内にあるドバイ水族館と水中動物園などもあり、家族で楽しむにも最高のショッピングモールです。

ジュメイラモスク（Jumeirah Mosque）

モスクとはイスラム教の礼拝堂で、モスクの中に入れるのは通常イスラム教徒のみ。
しかしジュメイラモスク（Jumeirah Mosqueだけ、観光客が唯一入ることができるモスクです。

1970年代初頭に建設されたこのジュメイラモスクは、アラブの伝統的な要素と現代的なデザインが組み合わさった美しい建物で訪れた人々を魅了しています。

ジュメイラモスクを見学するにはツアーに参加する必要があり、金曜日以外の午前10時と午後2時に開催されています。（2025.1月現在）

ジュメイラモスクを訪れる際は肌の露出を避け、女性は頭を覆うヘッドスカーフを着用しましょう。
イスラムの文化や宗教への深い敬意を持つことを求められる場所であることをお忘れなく。

IMGワールド・オブ・アドベンチャー（IMG Worlds of Adventure）

2016年に誕生した世界最大の屋内テーマパークIMGワールド・オブ・アドベンチャーは、サッカー場28面に相当する巨大な敷地で快適な空調管理の中年間を通して楽しむことができます。

スパイダーマンで有名な「マーベルゾーン」、恐竜アドベンチャーが楽しめる「LOST VALLEYゾーン」、アメリカのアニメ専門番組「CARTOON NET WORKゾーン」、お化け屋敷のホーンテッドホテルの「IMG BOULE VARD ゾーン」と4つのゾーンを楽しめるのが特徴。

その他にもショッピングと食事を楽しめるブルーバードゾーンや、小さな子ども達が安全に遊べるキッズゾーンもあります。

ドバイ水族館（Dubai Aquarium）

先述したドバイモールの中にある世界有数の巨大水槽を持つドバイ水族館（Dubai Aquarium）

2008年の開業時には、当時世界一の大きさを誇る美ら海水族館を抜いて1位に躍り出ました。
ちなみに現在は、中国・広東省にある「珠海長隆海洋王国」内の水族館が世界一になっています。

巨大水槽のパネル部分は、吹き抜けとなっているドバイモールのフロアからでも見ることができますが、中に入るには入場料を払って入りましょう。

チケットには、ダイビングやガラスボート乗船など体験したいアクティビティによって値段は変わりますが、1番安いBasic Passは現在はAED 199です。（約8,550円）

モール・オブ・ジ・エミレーツ（Mall of the Emirates）

モール・オブ・ジ・エミレーツ（Mall of the Emirates）は、ドバイモールに続きドバイでは2番目に大きいショッピングモールです。

ドバイモールと比べると店舗数は半分ほど。
主要なお店がコンパクトにまとまっているので、モール・オブ・ジ・エミレーツの方が効率的にショッピングを楽しめるという人もいるでしょう、

Mall of The Emirates駅直結で、メトロを利用する場合はとても便利。

またリゾートホテルが多いニュードバイに位置しているので、近くに宿泊している人にもおすすめです。

グリーンプラネット（The Green Planet）

熱帯雨林の生態系が再現されたグリーンプラネット（The Green Planet）は、3000種を超える動物や植物に触れ合える施設です。

頭上をカラフルな鳥たちが飛び回り、木にはナマケモノがぶら下がる、そんな熱帯雨林のエキゾチックな体験ができるのが魅力。

グリーンプラネットは、地球の未来に対して熱帯雨林が果たす役割を来場者の人たちに理解してもらうことが目的として作られているそうです。

ドバイで人気の地区シティウォークに位置しているのでアクセスも便利。
砂漠の国ドバイで、熱帯雨林の探索をしてみませんか？

ドバイ旅行前に知っておくべき現地天気と服装の注意点

ドバイは砂漠気候です。
砂漠気候には全く馴染みのない日本人にとっては未知の世界ですよね。

またラマダンの時期も服装にも注意が必要です。

旅行前に現地の気候と服装の注意点を説明しますね。

砂漠気候なので朝晩の寒暖差に気をつけよう

砂漠気候は降水量が少なく乾燥しているため、日中は地表は高温になりやすく夜間は大気が地表を放射して冷却しようとするので気温が低くなります。

夏季は日中の気温は50℃にもなる一方で、朝晩は10℃近くまで冷え込むことも。

日中は汗をかくことが多くなるので吸水性や速乾性のあるポリエステル素材が最適で、夜間は重ね着ができるアウターを準備しておきましょう。

【服装注意】2025年のラマダンは2月28日～3月30日

ラマダンは、その年の月の満ち欠けに合わせて日がきまっており、2025年は2月28日〜3月30日です。この期間中はイスラム教徒にとって神聖な月で、断食や祈りに集中する特別な時期となります。

この時期にドバイを訪れる場合は、特に服装に注意しましょう。
冬季なので薄着等の心配はありませんが、肩と膝を隠すかゆったりとした服装を心がけましょう。

モスクを訪れる場合は腕と足を覆う控えめな服装を着用してください。

女性はヘッドスカーフの着用が必要になる場合もあるので携帯すると良いですね。

この機会に、マーケットで伝統的な地元の服装を手に入れて着てみるのも素敵な体験になるのではないでしょか。

【ラマダン期間】

まとめ：バカンスやハネムーンにも人気のドバイを快適な旅行に！

ドバイは、見上げるだけでも迫力を感じる建造物が多く大きさや規模が規格外。
一方でモスクなどの伝統的な建物にも非常に魅力を感じ、バカンスやハネムーンにも人気です。
砂漠気候での過ごし方や、ラマダンの期間の雰囲気を体感し、イスラムの国ドバイで日本では体験できない貴重な経験をしてくださいね。