ドイツ・ケルンの天気と気温、旅行中のおすすめの服装

【ドイツ・ケルン在住者執筆】ケルンの年間の天気と気温、月ごとのおすすめの服装を写真付きで解説します。日本より寒いといわれるドイツでも、ケルンは比較的温暖で、ドイツの中では過ごしやすい気候です。海外旅行の楽しみで悩みでもある服装ですが、旅行に行く時期のおすすめの服装をチェックして、荷物の準備に役立ててください。

ドイツ・ケルンの年間の天気と気候

ケルンは東京に比べると気温は低いものの、私たちが想像するドイツの寒さに比べるとはるかに暖かいです。実際、著者はドイツのほかの市でも少し暮らしたことがあり、ほかのエリアはマイナス10度にもなりましたが、ケルンは雪が積もること自体稀です。

ケルンの年間の気温と降水量

グラフでもわかるように、ケルンの夏はそこまで暑くなく、また日本のように湿度が高くないため、カラッとして過ごしやすい気候です。ドイツではほとんどの家庭にエアコンがありませんが、それもこのカラッとした天気のお陰でしょう。また、雨も降るのですが小雨が多く、東京に比べると雨量は少ないといえます。そのため、ドイツ人は傘をささないのかもしれません。

【毎年の平均気温と降水量】

※スマホからは横にスクロールできます。

出典：Wetter Kontor・ケルン/Wetter Kontor・東京

春（3月、4月、5月）のケルン

3月はまだまだ冬です。ダウンが欠かせないでしょう。4月になると寒い日と暖かい日が気まぐれに訪れます。ダウンジャケットを着たかと思えば次の日は半袖だらけだったりと、気まぐれな天気と気温です。5月は暖かく春夏の装いです。

夏（6月、7月、8月）のケルン

ドイツの夏はカラッとしていて過ごしやすく、また日照時間も長いです。夜になっても昼間のように明るく、観光などにも適したベストシーズンです。

秋（9月、10月、11月）のケルン

ドイツは夏が短くすぐに秋がやってきます。10月にもなると、冬物のコートもよく見かけます。11月は、冬のコートが必要になります。ドイツは秋という季節はものすごく短いように感じます。秋が来たと思うとすぐに冬が来る感じです。

冬（12月、1月、2月）のケルン

この時期のケルンはよく雨が降ります。とはいえ小雨で、傘は必要ないくらいです。ドイツ人は傘をささずに、皆さんフード付きの上着を着て、雨が降ると、パパッとフードを被っています。フードのある服があると便利です。雪は、真冬でも年に数回しか降らず、積もる事も稀で、雪の日は東京とさほど変わりません。

ケルン旅行中におすすめの服装

3月、4月、5月の服装

3月はまだまだダウンジャケットや冬の上着が必要です。冬の服装を参照ください。
4月は日によりますが、4月半ばまでは冬の上着、それ以降は写真のように半袖や半ズボンで真夏のような恰好で歩いているドイツ人が多いです。寒い時期が長い気候の成果、暖かいと一気に薄着するのがドイツ人です。

6月、7月、8月の服装

冬はあんなにパンツ一色だったドイツ人は男性も女性も夏になると、とにかく足を出します。特にドイツ人は日焼け肌が好きなため、とにかく肌を出して焼こうとします。ケルンは治安もいいので、日本同様肌を出してかまいません、ただ、ピンヒールはお勧めしません。ハイヒールでも石畳に合う太めのヒールがおすすめです。

9月、10月、11月の服装

9月はまだ暖かく日本と同じ服装でよいと思います。
10日になると寒い日は本当に寒いので冬物の上着やコートを持っていくことをお勧めします。
11月は完全に冬物が必要です。

12月、1月、2月の服装

この時期は寒いのでダウンコートがおすすめです。ドイツ人の女性はスカートをはかないのか？　というくらい皆さんパンツを履きます。日本のように、お洒落は我慢、という文化は無いようで、寒いなら防寒、という、ファッションにも実にドイツ人らしい合理的な性格が表れています。

ケルンの天気予報をチェック！

• AccuWeather・ケルンの天気

世界中の天気予報を日本語で見られるサイトで、天気や気温、最大90日間の予報、過去1年間の毎日の気温を知ることができます。

雨の日のケルンの楽しみ方・おすすめの観光スポット

ルートヴィヒ美術館

ヨーロッパ最大のパブロ・ピカソコレクションを所蔵する現代アート美術館で、ポップアート、抽象絵画、シュルレアリスムを堪能できます。アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタインの絵画も多数所蔵しています。

ローマ・ゲルマン博物館

古代ローマ時代の遺跡を保護する目的で建てられた博物館。ケルンはローマ帝国が築いた都市で、皇帝ネロの母アグリッピーナの生誕地です。博物館の敷地は古代ローマのお屋敷街で、第二次世界大戦中の1941年に防空壕を掘る際に、食堂の遺跡とディオニソス（酒の神バッカス）のモザイクが発見されました。博物館では1世紀から5世紀までの遺跡や美術品を見ることができます。

ファリナハウス香水博物館

フランス語で「ケルンの水」を意味するオーデコロンは、18世紀にケルンのファリナハウス香水店で製造販売されました。ケルンを占領したナポレオンが気に入ってフランスに持ち帰り、大流行しました。ファリナハウス香水店には博物館も併設され、香水とオーデコロンの歴史や製造方法が説明されています。

チョコレート博物館

チョコレートの歴史やカカオの産地などを学べるだけでなく、チョコレート工場を見学してできたての生チョコを試食できます！　ミュージアムショップはチケットがなくても入れるので、お土産の購入にもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。ケルンの気候と服装についてまとめました。
ケルンでは、冬は防寒命、という感じで、春夏になるとファッションを楽しむ女性が増えるといった印象です。ケルンの気候を把握して、ケルンを楽しんでください。
最近は我ら日本のブランド、ユニクロがケルンにもオープンして注目されていますので、ヒートテックは現地調達もできますよ。

現地の天気や気温の最新情報や、持って行った方がよい服装などについて、ロコタビでケルン在住の日本人ロコに質問もできますので、ぜひ利用してみてくださいね。

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