セブ島の旅行ガイド情報

【2019年版】フィリピン・セブの入国審査・出国手続きマニュアル! 入国カードや入国審査など詳しく解説します!

【フィリピン・セブ在住者執筆】初めて訪れる国への入国手続きは誰もが多少ドキドキするのではないでしょうか。今回はスムーズに安心してフィリピン・セブに出入国するための手続きについてご紹介したいと思います。

マクタン・セブ国際空港への入国

フィリピン・セブの空港の正式名称は、「マクタン・セブ国際空港」です。セブ島と橋でつながるマクタン島にあり、セブシティの中心部まではタクシーで1時間程度の距離です。(以下、セブ空港と記述します)
昨年、セブ空港は第2ターミナルが新築され、とても素敵な空港になりました。現在は、国内便は第1ターミナル、国際便は第2ターミナルの発着となります。

なお、セブに向かう飛行機の中で「入国カード(ALLIVAL CARD)」と「関税局への申告書(BUREAU OF CUSTOMS)」が配布されます。下記の記入の仕方を参考に機内で書いておきましょう。

1. 入国審査

飛行機を降りてまず向かうのが入国審査のカウンターです。審査官との会話は英語ですが簡単な内容ですのであせらず対応しましょう。

入国審査に必要なもの

ここでは、「パスポート」と飛行機の中で配布された「入国カード(ALLIVAL CARD)」を提出します。

入国審査の流れ

入国審査のカウンターはフィリピン人と外国人に分かれてるため、外国人カウンターに並びます。待ち時間は混雑の度合いにより違います。ほとんど待たずにスムーズに流れることもありますが混雑している時は30分ほど待つこともあります。
カウンターに行き、パスポートと入国カードを提出し、チェックが終わると顔写真の撮影と指紋認証の採取があります。ガラスに設置してあるカメラを数秒間直視すると撮影完了です。次に、右手の人差し指をスキャナーにのせ「オーケー」と言われるまで指を離さない様にしましょう。

入国審査で聞かれること

会話はすべて英語で行われますが、質問があったとしても、滞在の目的や期間・宿泊先・帰国日などです。もし帰国日を聞かれた時のために帰国の飛行機のエアチケットをあらかじめ用意しておくと安心です。

Q: When will you go back to Japan? (日本にはいつ帰りますか?)
A: Three days later. (3日後です。) / In May 20th. (5月20日です。)

Q: Where are you going to stay? (どこに泊まりますか?)
A: At The *** Hotel. (***ホテルです。) / At my friend’s house. (友達の家です。)

Q: What is your purpose of visiting Cebu? (セブへの旅行の目的は何ですか?)
A: Sightseeing. (観光です。) / Business. (仕事です。) / Study. (留学です。)

Q: What is your occupation? (お仕事は何ですか?)
A: Office Worker. (会社員です。) / Proprietor. (自営業です。) / Student. (学生です。) / Housewife. (専業主婦です。)

入国審査で怪しまれる人の特徴

帽子を深くかぶりサングラスをずっとかけていたり目線をそらしていると怪しまれたりします。落ち着いて普通にしていれば問題ありません。

入国カードや税関申告書はオンラインで入手できる?

入国カードや関税申告書はオンラインで取得はできません。セブに向かう飛行機内で配布されますので手書きで記入必要があります。

2.手荷物受け取り

入国審査後、そのまま進みエスカレーターで1階に降りたところにあるモニターでターンテーブル番号が確認出来ます。各ターンテーブルは結構長く右側から荷物が出てくるのでなるべく右側で待っていた方が早く受け取ることができます。通常はそこで預けた荷物を受け取れますが、万が一、荷物が出てこない場合は、ロストバゲージの可能性があります。その場合は各航空会社のカウンターに行って、申請をしましょう。書式に名前や連絡先、荷物の色や特徴を記入し、通常は何日か後にホテルまたは自宅に郵送されます。また、航空会社によっては身の回り品の代金を請求できます。また事前に加入された海外保険によっては、身の回り品の代金を請求できる場合があります。これらの場合は身の回り品を購入したレシートが必ず必要となりますので、大切に保管しておきましょう。また荷物が破損した場合はその場で各航空会社のカウンター職員に申請しましょう。

【重要】何かしらの荷物のトラブルがあった際に必ず必要なのがチェックインしたときに渡される預入れ荷物のタグ(半券)**で、通常は航空券の裏に貼られてます。空港を出る際にも提示を求められる場合もありますので大切に保管しておきましょう。

3. 手荷物検査・税関申告

預入荷物を受け取り後、荷物検査へ行きます。ここでは、「パスポート」と飛行機の中で配布された「関税局への申告書(BUREAU OF CUSTOMS)」を検査員に渡します。

フィリピンへの持ち込み制限

  • 通貨
    • 外貨は制限ないが、US$10,000相当額以上は申告が必要。
    • 現地通貨は50,000ペソ以上は許可が必要。
  • タバコ
    • 紙巻タバコ400本、または葉巻50本、または刻みタバコ250g(18歳以上)。
  • 酒類
    • 酒類2本(各1リットル以内)(18歳以上)。
  • 持ち込み禁止品
    • 銃器、爆薬、弾薬、麻薬、薬物、貴金属、ギャンブル品、猥褻物、レプリカ品など。

特に問題なければ、そのまま直進し空港の出口に進みます。税関を出てすぐ右側に両替所があります。フィリピンペソを全く持っていない場合はここで両替しましょう。ホテルで両替するよりはお得です。
セブの両替事情についてはこちらをご覧ください。
[2019年版] フィリピン・セブのお得な両替方法(日本円→PHP)と高レートのおすすめ両替ショップをご紹介!

それでは、思いっきりセブをエンジョイしてください!

セブからの出国

セブ空港の国際便の搭乗入り口は第2ターミナルです。空港の入り口は2つあり、搭乗する航空会社で分かれており、各航空会社のカウンターに近いほうの入り口から入ります。入り口ではパスポートと航空券(eチケット)を提示します。搭乗者以外はビルの中には入れませんので注意してください。お見送りの方とはここでお別れの挨拶をすることになります。

セブ空港に着いたら航空会社のカウンターでチェックインと荷物の預け入れをします。あらかじめウェブでチェックインしておくと荷物の預け入れだけになりますので待ち時間も少なく便利です。

【重要】なお、セブ空港から出国する際出国審査を受ける前にターミナルフィー(空港利用料)を支払う必要があります。支払カウンターはイミグレーション(出国審査)の入り口の隣にあります。一人フィリピンペソで850ペソの支払いが必要ですので用意しておきましょう。(日本円では支払いできません)なお、クレジットカードでの支払いも可能です。支払いが済むと搭乗券の裏に領収書を張り付けてくれます。

また、イミグレーションの入り口の右奥に両替所があります。あまりレートはよくありませんが、円→フィリピンペソ/フィリピンペソ→円のどちらでも可能です。ターミナルフィーの支払いのため円からフィリピンペソに両替や、余ったフィリピンペソを日本円に両替できます。

出国審査および機内持ち込み荷物検査の流れ

出国審査場の入り口で係員にパスポートと搭乗券(ボーディング・パスー裏に先程支払いしたターミナルフィーの領収書が添付してあります)を提示後、列に並び出国審査を待ちます。なお、このエリアでは携帯電話での通話や撮影は禁じられています。写真を撮影しているとガードマンから注意されますので気を付けてください。
自分の番になったらカウンターへ向かい、パスポートと搭乗券を提出し出国スタンプを押してもらえば審査は終了です。そのまま直進し機内持ち込み荷物のチェックを受けます。パソコンやタブレット・スマートフォンがある場合はかばんから出しましょう。なお、ペットボトルやライターは持ち込み不可で持っていると没収されますので注意してください。荷物についての詳細はこちら

出国審査に必要なもの

パスポートと搭乗券(ボーディングパス)が必要です。自分の番になったら素早く取り出せるように並んでいる間に準備されることをおすすめします。

セブ空港の免税店や飲食店

出国審査と荷物検査が終わりそのまま進むと、素敵な空間が広がります。新しくなったセブ空港は免税店だけでなくお土産屋さんもたくさんあり、見てるだけでも十分楽しめます。(市内のお店に比べると価格はだいぶ高めであまりお勧めできませんが)
また、木材を多用した建物を見てるだけでもくつろげると思います。

まとめ

いかがでしたか?セブの玄関として新しくなったマクタン・セブ空港は旅行の始まりとしては最高のシチュエーションだと思います。スムーズな入国をして、思いっきりセブを満喫してください。そしてセブを楽しんだ後は安心して日本に帰国できるようこの記事を参考にしていただけたらうれしく思います。