【2019年版】フィリピン・セブのお得な両替方法(日本円→PHP)と高レートのおすすめ両替ショップをご紹介！

【フィリピン・セブ島在住者執筆】フィリピン・セブへ旅行をするとき「フィリピンのお金は、いつ、どこで両替すれば良いの？」と疑問をお持ちの方も多いと思います。両替するところは、日本国内・空港・市内・ATMなどさまざまな場所があります。今回は、フィリピンの通貨や両替レートの良いショップなど、セブへの旅行で役に立つお得な情報をセブ在住の日本人がご紹介いたします。

フィリピンの通貨の種類

フィリピンの通貨は「フィリピンペソ」で、現地では単に「ペソ」と言い、「PHP」「Pesos」「₱」と表記します。1ペソ未満の単位は「センタボ」と言い、小数点以下で表記し、100センタボが1ペソです。（日本円の銭、米ドルのセントと同じです）
為替相場は都度変化しますが、直近の1年間では日本円の10,000円は、4,610ペソ～4,880ペソで推移しています。（1ペソ ⇒ 2.17円～2.05円。つまり、商品やレストランの表示価格の2倍強が日本円の価格です）

フィリピンの紙幣

フィリピンの紙幣は6種類。1,000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソです。一番大きい金額の紙幣が1,000ペソ札（約2,100円）ですので、高額の支払いをするときは結構な枚数が必要になります。また、タクシーや地元の小さなお店では1,000ペソ札を出すとお釣りがないと言われもらえないことがあります。そのためいつも100ペソ以下の50ペソや20ペソと硬貨を持っておく必要があります。

フィリピンの硬貨

フィリピンの硬貨は10ペソ、5ペソ、1ペソ、25センタボ、10センタボ、5センタボの6単位。10ペソ、5ペソ、1ペソ、25センタボは、旧硬貨と新硬貨が混在していますので全部で10種類の硬貨があります。大きさやデザイン。重さが似ているものがありますので間違わないようにしましょう。通常レストランやタクシーなどで使用される硬貨は10ペソ、5ペソ、1ペソの３種類で、1ペソ未満のセンタボ硬貨はスーパーマーケットのお釣りなどでしか使われません。
※スーパーマーケットでもお店や店員によっては1ペソ未満はおまけしてくれたり、逆に切り上げられたりします。フィリピン特有のアバウトな感覚ですが1円程度のことなのであまり気にしないほうが良いと思います。

フィリピンペソへの両替について

それでは日本円をフィリピンペソに両替するのはどこが良いのでしょうか？
結論から言うと一番レートが良いのは「セブのショッピングモールにある両替ショップ」です。
※ただし、両替ショップでも店によって多少レートが違いますので高レートの店で換金しましょう。高レートのショップは下記を参考にしてください。

日本を出国するとき「多少フィリピンペソを用意しておこうかなぁ？」と、日本の空港で両替をしようしている方、ちょっと待ってください！ 日本の空港での両替は極端に手数料が高いので両替はセブ空港に到着してからにしましょう。
セブ空港の両替ショップは税関を出たところにあるのですぐわかります。レートはモールの両替ショップに比べるとよくありませんが少額であればさほど気になりません、タクシー代やコンビニなどで使うお金は用意する必要があるので空港では5,000円程度の最低限の金額を両替しましょう。なお、空港の両替ショップは24時間営業ですので深夜便でも利用できます。
なお、ホテルの両替は空港よりもレートが良くないので避けた方が賢明です。

[両替レートのお得度]
ショッピングモールにある両替ショップ ＞ セブの空港 ＞ ホテル ＞ 日本の空港

また、銀行での両替レートは金額によって異なり、日常生活で使う程度であればレートは良くないためおすすめできません。

両替レートの見方

両替ショップの店頭には両替レートが表示されています。
例えば「Yen ＝ 0.465」と表示されてある場合、10,000円が4,650ペソになります。
セブでは両替レート以外の手数料はかかりませんのでそのままの金額が支払われます。1,000円以上であれば両替できますので、長期滞在の方は、レートの良い時は多めに、レートの悪いときは少なめに両替すると良いと思います。

セブでおすすめの両替ショップ【必見】

セブには大きなモールが多く、その中に両替ショップが何店か必ずあります。店によってレートが異なり、相場によって高レートのランキングが多少入れ替わります。ここでは、セブで人気のモール別に、安定的にレートの良いおすすめの両替ショップをご紹介します。

1. アヤラ センター セブ

セブに来たらほとんどの人が訪れる人気のモール。ルスタンス(百貨店)とメトロ(スーパー)のほか、ブランドショップも多数。テラスにはレストランが50店以上あります。アヤラの中にはいくつか両替ショップがありますが、おすすめは下記の2店。セブの中でもトップクラスの高レートです。

2. Jセンターモール

イミグレーションがあるので留学生などはなじみのモールです。隣には東横インが併設されており日本人客も多くいます。Jモールには2つ両替ショップがありますがレートが良いのはCHANGE MONEY FOREX。セブの中でも安定してトップクラスの高レートです。

3. SMセブシティ

SMセブシティーはアヤラ センター セブと同様、多くの日本人が訪れるモールです。SMモールには3か所両替ショップがありレートはすべて同じです。今回は一番わかりやすいスーパーマーケットにあるSM直営の両替ショップを紹介します。

4. ITパーク

ここはモールではありませんが、語学学校や企業のコールセンターが多く集まっているビジネス街です。ここにはおしゃれなレストランやコーヒーショップなどがありセブでは若者に人気のエリアです。ここにも両替ショップがありますので紹介しておきましょう。

セブでの両替時によくある質問【Q&A】

Q. 両替時に必要なものを教えてください。
A. 通常、何も必要ありません。両替ショップによっては用紙にパスポート番号の記入が必要なのでパスポートのコピーを持っておくか、スマホに画像を保存しておきましょう。

Q. 深夜便で行く予定なのですが空港内の両替ショップはやっていますか？
A. マクタン・セブ空港の両替ショップは24時間営業しています。

Q. LINE Payに対応しているATMは空港にありますか？
A. セブでLINE Payは使えません。

Q. 両替レートの見方を教えてください。
A. 両替ショップには店頭に「 Japanese Yen ＝ 0.465 」などと表記されており、この場合は、10,000円が4,650ペソになります。

Q. 余ったペソはどうすれば良いですか？
A. 紙幣であれば、両替ショップにて日本円に戻すことができます。ただし、モールにある両替ショップで日本円に換金できるところは1か所（CORE PACIFIC MONEY EXCHANGE）しかありません。また、再度両替するとまた換算レートにより損をすることがありますので、換算レートを確認し、次回の旅行に取っておくのも良いかもしれません。

Q. 両替ショップは休日や祝日もやっていますか？
A. モールにある両替ショップはモールの営業日と同様、毎日営業しています。

Q. 両替ショップとATMどちらがお得に両替できますか？
A. お持ちのクレジットカードにより手数料が異なりますので、詳しくは出発前にお持ちのクレジットカード会社にお問い合わせください。

セブでの両替時の注意点

注意点①：必要な分だけ両替する。

セブは物価も安く現金にて多額の支払いをすることはまずありません。殆どの支払いは、クレジットカードやデビットカードで済みますので、遠出の観光などに行く予定がない場合は極力現金を持ち歩くのは避けましょう。また、セブは両替レート以外の手数料がかからず1,000円から両替できますのでレートが同じであれば何回両替しても金額は変わりません。

注意点②：両替後は金額が正しいか必ず確認する。

両替後はその場で確認し、すぐに財布かバックにしまってください。あまり現金を持っていることを他人に見られないようにしましょう。特に両替ショップやATM周辺では誰が見て狙っている可能性がありますので周りに十分注意してください。

注意点③：地方の観光地出かける前に両替はしておく。

セブ中心部ではたくさんのモールがあり両替できるところが多くありますが地方では両替ショップがなかったり、あってもレートがよくなかったりします。観光で遠出をするときは前もってセブ中心部で両替しておきましょう。また、ATMも極端に少なくキャッシングもできないことがあるので注意が必要です。

まとめ

セブのショッピングモールや大手のレストランではクレジットカードが使えますので、普段は現金をあまり多く持ち歩かず、必要な時に必要な分だけレートの良い両替ショップで換金するのが賢明です。セブはフィリピンの中でも治安が良いと言われていますがそれでもひったくりや置き引きは頻繁に発生します。両替後に狙われるケースもありますので注意してください。

それでは準備ができたら、きれいな空と海の大自然を思いっきり満喫してください！