インドネシア・バリ島への入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月情報】
【2020年8月14日更新】日本からインドネシア・バリ島へはいつから行けるようになるのか? 入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、インドネシアはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、インドネシア・バリ島への入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は外務省、在インドネシア日本国大使館、在デンパサール日本国総領事館のサイトや、インドネシアのニュースサイト、ガルーダ・インドネシア航空のサイトを基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
■外務省「日本からの渡航者・日本人に対する各国・地域の入国制限措置及び入国・入域後の行動制限」
現在の日本からインドネシア・バリ島への入国制限・規制状況(外国人・日本人)
外国人観光客の受け入れ再開は9月頃
2020年8月14日現在、一部の例外を除き、日本人を含むすべての外国人のインドネシア入国・インドネシアでのトランジット(乗り継ぎ)は禁止されており、観光や短期出張の目的での入国はできません。
9月頃から外国人観光客の受け入れを再開する見込みです。
8月現在、インドネシアに入国できるのは以下の場合です。
- 一時滞在許可(KITAS)または定住許可(KITAP)保持者
- 外交・公用査証または滞在許可保持者
- 人道上の理由に基づく医療・食料支援関係者
- 輸送機の乗務員
- 国家戦略プロジェクト従事者
入国時に「入国前7日以内に各国の保健当局が発行した英文の健康証明書(PCR検査結果を記載したもの)」及び「インドネシア政府によって実施される14日間の隔離を受ける用意があることを述べたステートメント」の提示が必要です。
バリ州知事の要請により、デンパサール・ングラ・ライ国際空港からの入国には、上記の書類の他に、バリ州における滞在目的を記した表明書及び入域予定者の滞在を保証する保証人による保証書の携行を求められます。
バリ州入域予定者は、事前にバリ州政府指定のウェブサイトから、指定のフォームに陰性のPCR検査結果(有効期間14日間)と、バリ州における滞在目的を記した表明書及び入域予定者の滞在を保証する保証人による保証書を添付して送信しなければなりません。
入国時に追加的な健康検査を受け、新型コロナウイルス感染症特有の症状がなければ入国できます。
日本からインドネシア入国後の14日間の自己隔離措置についての情報
隔離対象者は?
インドネシア入国後には、全員が14日間の自己隔離の対象です。PCR検査や迅速抗体検査の結果が陰性でも、新型コロナウイルス感染症の症状がなくても、接触を避けて自宅や施設等で14日間過ごします。
空港からの移動手段について
自家用車、バス、タクシーで移動できます。配車サービスgrabの利用もおすすめです。
参考記事:ロコタビ|バリ島・デンパサール国際空港から市内へ移動する方法、手段まとめ
インドネシアでの乗り継ぎ(トランジット)制限
乗り継ぎ(トランジット)不可
一部の例外を除いて、日本人を含むすべての外国人のインドネシアでのトランジット(乗り継ぎ)はできません。
滞在許可所持者など、インドネシアに入国可能な場合のみ、乗り継ぎが可能です。
インドネシア政府の帰省禁止措置に伴う国内移動制限により、ガルーダ・インドネシア航空の国内線には、陰性のPCR検査結果が記載された英文またはインドネシア語の証明書がないと搭乗できません。
現在のバリ島の様子
国内観光客の受け入れ再開
7月31日より、インドネシア国内からバリ州への観光客の受け入れが再開されました。観光客は、バリ州滞在目的表明書と滞在中の保証人証明書のオンライン申請と携行、LOVEBALIアプリのインストール、滞在中はスマホのGPS機能をオンにしておくなど条件があります。
休業・縮小営業していた観光地やホテル、ツアーも再開されました。
飲食店なども営業再開
国内観光客の受け入れ再開に伴い、休業や時間短縮営業していた飲食店も営業を再開しました。
テイクアウトのデリバリー、買い物、荷物の配送などをお願いできる、バイクタクシーのオンライン配車サービスは引き続き人気です。
日本からインドネシア・バリ島への入国制限・緩和情報まとめ
夏休みの海外旅行先として大人気のバリ島では、8月14日現在も原則として外国人の入国は禁止されていますが、7月末に国内観光客の受け入れを再開し、9月以降には外国人観光客の受け入れも再開する見込みです。
バリ島が以前のような活気を取り戻す日を心待ちにしています。
なお、外務省の感染症危険情報では、インドネシアに「レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」が出ています。
また、日本政府が7月22日に決定した「水際対策強化に係る新たな措置」では、インドネシアは日本への入国制限対象地域に入っています。
そのためインドネシアから日本への帰国時には、空港の検疫所でPCR検査と自宅やホテルなどで14日間の自己隔離が必要です。
最新情報はわかり次第更新していきますので、引き続きチェックしてくださいね。