ベネチアの天気は？季節ごとの天気や平均気温と必要な持ち物まとめ

イタリアに位置するベネチアは水の都として有名な世界遺産都市で、各地から訪れた多くの観光客でにぎわう街。

水の都という名の通り一帯が海と運河に囲われており、天気によってその景観を変えるほどです。

今回はそんな美しいベネチアの年間気候やおすすめの旅行シーズン、持ち物や服装について紹介します。

水の都ベネチアの年間気候は？

参考：世界気象機関（WMO）

水の都として有名なベネチアは、旅行先としても人気です。

日本と似た気候で、四季もあります。

残念ながら夏は蒸し暑く、冬の寒さは厳しいです。そしてアドリア海に囲まれているので湿度が高く、朝晩霧に包まれる事がよくあります。

しかし、生活していると霧は厄介ですが、霧に包まれたベネチアはもの凄く幻想的で魅了されますよ！

ベネチア旅行前にチェックしておきたい、気候やベストシーズンを見ていきましょう。

ベネチアの春（3～5月）の天気

ミモザの花が咲く2月末ごろから春めいてくるベネチア。
春は、穏やかな気候で過ごしやすい季節です。

この時期の観光は、長袖シャツやカーディガン、薄手のジャケットなどを基本とした服装がおすすめ。
ただし、朝晩は冷え込みます。羽織るものを必ず持っていきましょう。
雨具の準備もお忘れなく。

参考：世界気象機関（WMO）

ベネチアの夏（6～8月）の天気

夏は日本より過ごしやすいものの、気温も湿度も高くなります。
服装は日本の夏と同じような、半袖+半ズボン・スカートを基本に考えておけば大丈夫です。
石畳を歩くので、足元はサンダルよりスニーカーをチョイスしましょう。

ベネチアの夏は日差しがとても強いので、紫外線対策は必須！
サングラスや帽子、UVカットができるシャツなどが重宝します。

参考：世界気象機関（WMO）

ベネチアの秋（9～11月）の天気

ベネチアの秋は、春同様に過ごしやすい季節です。
日中は薄手の長袖シャツでも大丈夫ですが、朝晩は冷え込みます。
ジャケットやセーターなどを準備しておいてくださいね。

また、雨が多い時期なので、雨具も持っていきましょう。

参考：世界気象機関（WMO）

ベネチアの冬（12～2月）の天気

ベネチアの冬は1月がもっとも寒くなります。
雪が降ることはありますが、積もることは滅多にありません。

観光時の服装は、東京や大阪の冬を想定したものがおすすめ！
厚手のセーターやカーディガンにダウンジャケットやコートを基本に考えてください。
マフラーやニット帽、歩きやすいブーツなどもあると安心です。

また、2月頃には仮面が印象的なベネチアカーニバルが開かれます。
世界三大カーニバルの1つとも称される大規模なもの。

参考：世界気象機関（WMO）

ベネチア観光のベストシーズンは春と秋！

四季折々で楽しめるベネチアですが、観光に行くなら春と秋がおすすめです。
気温も天気も安定していて、過ごしやすく観光も楽しめます。

特に、4～5月と9～10月はベストシーズン！
春は気候が良いうえに観光客の人数も落ち着いているので、ゆったり過ごせます。

また、秋はワインをはじめ、栗やきのこなどの味覚も旬を迎えるので、グルメを楽しみたい方にもぴったりです。

天気のいい日は日差し、雨の多い時期は浸水に注意

ベネチア観光を楽しむために、知っておきたいことの1つが天候による注意点です。

10月から1月にかけてアクア・アルタ（acqua alta）の時期がくる

高潮を意味するアクア・アルタは10月～1月に発生しやすい自然現象です。
具体的には11月上旬～1月頃が要注意！

毎年起きる現象で、街が浸水します。
特に、2019年11月に起こったアクア・アルタは、日本でもニュースになったほどです。
街の85％以上が浸水したと言われています。

まとめ：どんな天気でも色とりどりに美しいベネチアの景色が楽しめる

ベストシーズンは春と秋ですが、どんな天気でもベネチアの美しさは魅力的！
旅行の目的に合わせて、それぞれのベストシーズンを楽しんでみてくださいね。

また、水の都ならではの高潮、アクア・アルタはできれば回避したいもの。
計画時にはアクア・アルタ予報を参考にするのがおすすめです。

「来週からベネチアに行くけど、現地ではどんな服装をしてるの？」「アクア・アルタの可能性が高そうだけど、旅程は変えられない！観光できる？」など、質問はお気軽にロコタビへ！

ぜひ楽しいベネチア旅行にしてくださいね。