台湾・台北旅行中のインターネット&WiFi利用ガイド~無料WiFiスポット・SIMカードの購入
【2020年最新】台湾・台北旅行中にインターネットを使うには? 無料WiFiサービスiTaiwanの登録方法や、現地でおすすめの無料WiFiスポット、WiFiルーターレンタル方法、SIMカードの購入方法などをご紹介します! 旅行中もスマホで地図アプリや検索・SNSなどを快適に使って、楽しい滞在にしてくださいね。
出典 : Instagram
台湾・台北のインターネット事情
無料WiFiスポットとiTaiwan・Taipei Free
台湾はIT先進国で、台北では空港、空港リムジンバスの車内、MRT(地下鉄)の駅や車内、夜市や九份などの観光スポット、ホテル、カフェ、レストラン、ショッピングモールなど、至る所で無料WiFi環境が整っています。
台湾政府提供の無料WiFiサービス「iTaiwan」に登録すれば、台湾全域で無料WiFiを使えます。また「iTaiwan」のIDとパスワードで、台北や九份で台北市が提供する4000か所もの無料WiFiスポット「Taipei Free」に接続できます。
レンタルWiFiルーターやプリペイドSIMカードは必要? どちらがおすすめ?
台北では無料WiFiスポットが多く、数日間の観光なら無料WiFiだけでも十分過ごせます。
出張やノマドワーカーで高速の常時接続が必要だったり、セキュリティに不安のある方や、調べながら旅行したい方、撮った写真をすぐにSNSにアップしたい方などは、WiFiルーターをレンタルしたり、プリペイドSIMカードを購入した方がよいでしょう。
複数の人数で旅行される方はレンタルWiFiルーター、一人旅でSIMフリーのスマホを持っていて通話もされる方はSIMカードの購入がおすすめです。
台湾・台北のおすすめ無料WiFiスポット
台湾政府提供の無料WiFiサービス「iTaiwan」の登録方法と、台北旅行中に使えるおすすめ無料WiFiスポットをご紹介します。
空港に到着したらiTaiwanに登録しよう
台北桃園国際空港・台北松山空港のどちらでも、iTaiwanの登録手続きができます。
到着ロビーにある「ツーリストサービスセンター(旅客服務中心)」のカウンターで、パスポートを提示して「アイタイワン」と言えば通じます。日本語併記の登録説明書を用意していますので、言葉の心配は無用です。
パスポートを登録してもらったら、WiFiをオンにしてSafariやGoogle Chromeなどで設定画面を開き、パスポート番号と生年月日(西暦)を入力してログインすれば完了です。
パスポート番号がID、生年月日がパスワードになります。
空港で登録しそびれても、市内のツーリストサービスセンターやMRT(地下鉄)の駅で登録手続きができます。
Taipei Freeの使用にはiTaiwanへの登録が必要
台北市提供の無料WiFiサービスTaipei Freeを使うには、上記のiTaiwanへの登録が必要です。
iTaiwanのID(パスポート番号)と、パスワード(生年月日)を入力してログインします。
台北桃園国際空港・台北松山空港
台北桃園国際空港と台北松山空港では、無料WiFi「Airport Free Wifi」を利用できます。到着してすぐに使えるので便利です。登録やパスワードは不要です。
MRT(地下鉄)桃園空港線や國光客運空港リムジンバスの車内
MRT(地下鉄)桃園空港線、國光客運の空港リムジンバスで、無料WiFiを使えます。登録やパスワードは不要です。
ホテル
宿泊先のホテルで、チェックイン時にパスワードをもらったり、客室にある案内に従って接続できます。ホステルや民泊でも無料WiFi完備のところが多いです。
MRT(地下鉄)の駅や車内
MRT(地下鉄)全駅の駅構内で無料WiFi「TPE-Free AD WiFi」、車内で「TPE-FreeADWiFi-Car」を30分間利用できます(再ログインで延長可)。ログイン画面で「For Locals」を選べば、登録やパスワードは不要です。
カフェ・レストラン
ファストフードやカフェ、レストランなどでも、無料WiFiを利用できます。
ただし旅行者ご用達のマクドナルドとスターバックスでは、台湾の携帯電話番号がないと無料WiFiを使えないので、台湾のカフェチェーンや地元のカフェをおすすめします。
パスワードが必要な場合は、テーブルの上やメニューに案内がありますが、見つからなければスタッフに聞いてみましょう。
台湾のカフェチェーン:
- Mr. Brown Coffee(伯朗珈琲館)
- ダンテコーヒー(丹堤咖啡)
- LOUISA COFFEE
- Ikari Coffee(怡客珈琲)
- Barista Coffee
出典 : Instagram
デパート・ショッピングモール・スーパー
そごう、新光三越、Qsquare、微風(Breeze)、誠品eslite、統一時代百科、台北駅地下街、龍山寺地下街、台北101モール、カルフールスーパー、大潤發(RTマート)などで無料WiFiを利用できます。
出典 : Instagram
コンビニ
日本出発前にオンライン事前登録が必要ですが、セブンイレブンで「7-WiFi」を利用できます。1回30分、1日3回までの利用制限があります。
その他の飲食店やショップなど
個人経営のお店でも無料WiFiを使えるところが多いので、スタッフに聞いてみましょう。
WiFiの接続方法
①WiFiネットワークを開く
スマホでWiFiネットワークを開いて、接続したいネットワーク名(SSID)を探します。利用施設の名前になっていることが多いです。
②パスワードを入力(必要な場合のみ)
パスワードがわからない場合は、スタッフに聞きましょう。
WiFiルーターのレンタル
旅行中に2人以上で同時に接続したり、出張などで高速の常時接続が必要な方には、レンタルWiFiルーターをおすすめします。
台北現地でWiFiルーターをレンタル
台北桃園国際空港・台北松山空港で受け取れて、4G LTE高速データ通信が無制限で使える「KKday」と「iVideo」がおすすめです。「iVideo」では1日199円からの超格安プランがあります。
日本でWiFIルーターをレンタル
グローバルWiFiやイモトのWiFiなどで、出発前に申し込んで自宅や空港でWiFiルーターを受け取れます。
SIMカード購入方法
SIMフリーまたはSIMロック解除済みのスマホをお使いの場合、台湾の携帯キャリアのプリペイドSIMカードを利用できます。ただし、SIMカードを変えるということは電話番号も変わってしまいます。
台北桃園国際空港・台北松山空港でSIMカードを購入
空港内の携帯キャリアショップでSIMカードを購入できます。市内でも買えますが、空港限定の格安プランがあったりするので、空港で購入するのが断然おすすめです。購入時にはパスポートが必要です。
中華電信、台湾大哥大、遠傳電信が台湾の3大キャリアです。
中華電信のプリペイドSIMは成田空港・羽田空港のテレコムスクエア店舗で購入することもできます。
桃園国際空港に店舗のあるキャリア:
松山空港に店舗のあるキャリア:
台北市内でSIMカードを購入
台湾の3大携帯キャリア中華電信、台湾大哥大、遠傳電信やその他キャリアの携帯ショップがあります。購入の際はパスポートをお忘れなく。
日本でSIMカードを購入
少し割高ですが、言葉の心配な方や滞在中に時間をロスしたくない方は、日本でSIMカードを購入していくという手もあります。
SIMカード不要!? 話題のクラウドSIM
WiFiルーターをレンタルする人も多いと思いますが、海外でネットを使う手段のひとつに、今話題の「クラウドSIM」というサービスがあります。
なんとSIMカードが不要で、全世界100ヶ国以上で使用可能です。
こちらはレンタルではなくクラウドSIM搭載の機種の購入が必要ですが、海外に着いたらスイッチひとつでインターネットへの接続が可能です。
旅行から帰ってきてからも日本国内でも利用可能なので、WiFiサービスはこれ一台でOKです。
特に一度に複数の国に行かれる方には断然おすすめなサービスです。
おすすめはグローカルネット。
こちら初期費用として、機種代、月額基本料金プラス海外利用料が780円(300MB)/日~で利用可能です。
- 参考:グローカルネット
まとめ
台北旅行中もスマホをインターネットに接続して、便利に使いましょう!
台北のインターネット事情についてもっと詳しく知りたい方や疑問点のある方は、ロコタビのサービスを利用して、台北在住の日本人ロコに聞いてみるのもおすすめです。Q&Aは無料なので、お気軽に書き込んでみてくださいね。