ストックホルムの旅行ガイド情報

【2025年最新版】スウェーデン旅行の費用相場まとめ!予算の立て方と旅費を抑えるコツ

目次

北欧の洗練された街並みや自然、デザイン文化が魅力のスウェーデン。

しかし「物価が高い」というイメージから、旅行費用に不安を感じる人も多いのでは?

この記事では、スウェーデン旅行の費用相場を3泊5日・5泊7日の日程別に解説。費用の内訳や節約術もわかりやすく紹介します。

もし、スウェーデン旅行で不安なことや疑問があれば、ロコタビで現地在住日本人に問い合わせるのがおすすめ!レストランの予約や旅のおすすめルートなど、各種手配もお任せください。

※この情報は2025年8月時点のレートを基に計算しています。最新のレートは公式情報をご確認ください。

スウェーデン旅行にかかる費用の目安

物価が高いイメージのある北欧・スウェーデン。

旅行にかかる費用の目安を旅行日数ごとに紹介していきます。

3泊5日の場合の予算

ストックホルム3泊5日の旅費の目安は27万円〜です。

ストックホルム3泊5日 旅行費用の目安

項目 費用(日本円) 備考
航空券 160,000円 乗り継ぎ便
ホテル 45,000円 3つ星ホテル(3泊分)
食費 50,000円 外食+自炊・お惣菜
交通費 5,000円 現地公共交通利用
観光費用 9,000円 有料観光施設(3カ所程度)
合計 269,000円

今回は、物価の高いスウェーデン旅行の標準的な旅行をイメージしてみました。

滞在時間が短いため、しっかり観光したり食事を思いっきり楽しむ予定であれば予算に余裕を持って計画が必要になります。

5泊7日の場合の予算

ストックホルム5泊7日の旅費の目安は33万円〜です。

ストックホルム5泊7日 旅行費用の目安

項目 費用(日本円) 備考
航空券 160,000円 乗り継ぎ便
ホテル 75,000円 3つ星ホテル(5泊分)
食費 70,000円 外食+自炊・お惣菜
交通費 10,000円 現地公共交通利用
観光費用 15,000円 有料観光施設(5カ所程度)
合計 330,000円

滞在日数が長くなってくるため、ホテルや食費、観光にかかる費用がさらに増えます。

旧市街の街歩きや公園の自然散策など、お金をかけないで楽しめるスポットもあります。

旅行のスタイルによって費用は変わってくるので、あくまで一例として参考にしてくださいね。

費用の内訳|項目別に詳しく解説

ここでは、スウェーデン旅行費用の航空券代、宿泊費、食事代、交通費、観光費用、お土産代の内訳を詳しく紹介していきます。

航空券の相場と予約のコツ

日本とスウェーデン(ストックホルム)の航空券の相場は、安い時期で12万円台〜、高い時期で15万円台〜です。

料金の目安をまとめてみました。

ストックホルム行き航空券の料金目安(時期別)

時期 直行便(約14時間) 乗り継ぎ便(14〜16時間)
安い時期(9〜1月) 21万円〜 12万〜20万円
高い時期(夏・年末年始) 40万円〜 15万円〜

あくまで上記の料金は目安となります。航空券を予約をするタイミングや選択するフライトによって料金や乗り継ぎの待ち時間などは変わります。

2025年8月現在、羽田とストックホルム間をANA・ルフトハンザドイツ航空から週3回(火・木・日)直行便が運航しています。

乗り継ぎ便の場合、

  • 中国(北京)
  • トルコ(イスタンブール)
  • ポーランド(ワルシャワ)
  • フィンランド(ヘルシンキ)
  • フランス(パリ)

などで乗り換えることになります。

航空券代が高い時期にヨーロッパ経由で乗り継ぎするのと、安い時期に直行便で行くのはほぼ同じ料金になります。

予算はもちろん、旅行の時期に応じて航空券の種類を選択するのもありですね。

ちなみに、国際線で一番安い航空チケットが見つかるタイミングは、出発の2〜6ヶ月前といわれています。

旅行が決まったら早めにチケットを予約すると直前より安く購入できる可能性がありますよ。

ホテル・宿泊費

スウェーデン・ストックホルムの宿泊費の目安をまとめてみました。

ストックホルムの宿泊費目安(大人2人・1泊)

ホテルランク 費用目安
5つ星ホテル 40,000〜60,000円
4つ星ホテル 20,000〜40,000円
3つ星ホテル 15,000〜30,000円
キッチン付き宿泊施設 20,000円〜
ホステル(1人分) 5,000円〜

宿泊費は、宿泊エリアやシーズンにもよりますが、3つ星ホテルなら大人2人1泊で15,000円ぐらいからになります。

夏や年末年始はホテルの価格が高騰したり予約が撮りにくくなる可能性があります。早めに予約しておくのがおすすめです。

ホステルを利用すれば共同のドミトリーとなることが多いですが、1人5,000円ぐらいから見つけられます。宿泊費を抑えるのにはおすすめなので口コミをしっかり確認して選択してくださいね。

食費の相場|レストラン・スーパー

スウェーデンの食費の目安は、3食とも外食をした場合、1日15,000円〜になります。

スウェーデンの食費目安(2025年7月時点・1SEK=15.35円)

項目 料金 日本円換算例
朝食 50〜130SEK 約768〜1,996円
昼食 100〜150SEK 約1,535〜2,303円
夕食 200〜500SEK 約3,070〜7,675円
お惣菜 60SEK〜 約921円〜
サラダバー(100g) 15SEK〜 約230円〜

※3食すべて外食をした場合、1日あたりの食費は 15,000円〜 が目安となります。

スウェーデンの外食費は、25%の消費税が加算されるため、日本と比較してかなり高額になります。

特に観光客が訪れるエリアの飲食店の価格は高く、アルコールを飲む場合は、更に費用がかかります。

せっかくの旅行なのでスウェーデン料理を満喫する予定であれば、多めに予算を見積もっておくと安心です。

費用を抑えたい場合は、スーパーマーケットでお惣菜やサンドウィッチを購入したり、キッチン付きの場所に滞在して自炊するのがおすすめ。

交通費|市内交通・長距離移動の費用

スウェーデン・ストックホルムは公共交通機関が発達しています。主要な観光地を回るのにとても便利です。

ストックホルムの地下鉄・電車・トラム・バス・フェリーは、SL(Storstockholms Lokaltrafik:ストックホルム都市交通)が運営しています。

そのため、同じチケットを使用しており有効期限内であれば何度でもどの乗り物でも乗り換えが可能となります。

ストックホルムの公共交通チケット料金(2025年7月時点)

種類 料金 日本円換算例
シングルチケット(75分以内) 43SEK 約660円
24時間チケット 180SEK 約2,763円
72時間チケット 360SEK 約5,526円
7日間チケット 470SEK 約7,215円

※2025年7月現在のレート(1SEK=15.35円)で計算しています。

※料金は予告なく変更される場合があります。最新情報は SL公式サイト をご確認ください。

◼️長距離移動

旅行の日程に余裕があれば、ストックホルムから他都市へ移動を考えている方もいますよね。

主要都市への移動費用をまとめました。

場所 高速列車(2等車・乗換なし) 所要時間 バス 所要時間
ヨーテボリ 245SEK〜(約3,761円〜) 約3時間30分 290SEK〜(約4,452円〜) 約7時間
マルメ 305SEK〜(約4,682円〜) 約4時間30分 235SEK〜(約3,607円〜) 約8時間30分

※1SEK=約15.35円で計算。曜日や時間帯により価格変動あり。直前購入は高くなる傾向があります。

キルナ(オーロラ観光地)へのアクセス

  • LCCのフライトで片道約4,100円〜(所要時間:約1時間30分)
    オーロラ観光を計画している方は、航空券の早めの予約がおすすめです。

観光費用|美術館・博物館・アクティビティ

ストックホルムの観光地は、平均すると1カ所が3,000円ぐらいとなります。

ストックホルムの主な観光地と入場料(2025年7月時点)

観光地 費用(大人1人) 日本円換算例 備考
ヴァーサ号博物館 195〜230SEK(時期によって異なる) 約2,993〜3,531円 18歳以下は無料
スカンセン 220〜285SEK(時期によって異なる) 約3,377〜4,375円 4歳未満は無料
ストックホルム宮殿 200〜220SEK(時期によって異なる) 約3,070〜3,377円 6歳以下は無料
ノーベル博物館 150SEK 約2,303円 18歳未満は無料
ストックホルム市庁舎 150SEK 約2,303円 6歳以下は無料
群島観光クルーズ 375SEK〜 約5,756円〜 季節や時間帯で変動あり

※レートは2025年7月現在の 1SEK = 約15.35円で計算

※料金は時期や曜日によって変更されることがあります。最新情報は各施設の公式サイトをご確認ください。

観光にかかる費用は、旅行の日数や訪れる場所によって異なります。

気になる観光地を訪れつつ、街歩きや無料の観光スポットも上手に活用しましょう。

無料の観光スポットは後から紹介していきますね。

お土産代

お土産は個人差が大きく、何をどのくらい購入するかによって変わりますが、予算は1万円〜となります。

お土産をたくさん購入する予定の人は、多めに予算を見積もっておくといいでしょう。

スウェーデンのおすすめのお土産

  • ダーラナホース(スウェーデンの伝統工芸品:木製のウマ)
  • シナモンロール
  • 紅茶
  • チョコレート
  • クッキーやビスケット
  • 北欧雑貨

空港やお土産屋さんは価格が高くなるので、ばらまき土産などは特にスーパーマーケットを活用するのがおすすめです。

旅行スタイル別モデルコースと費用例

ここでは、旅行のスタイル別のモデルコースや費用について紹介していきます。

自分の旅行スタイルにあったモデルプランをぜひ参考にしてみてくださいね。

節約派(3泊5日)モデルプランと費用目安

5日間のモデルプランはこのような感じになります。

◾️ 5日間のストックホルム節約旅行モデルプラン

日程 スケジュール内容 宿泊
1日目 日本出国 機中泊
2日目 午前:ストックホルム到着
・空港から市内へ移動
・チェックイン
・ガムラスタン散策
ホステル
3日目 ・ユールゴーデン島でのんびり
・ローゼンダール・ガーデン
・博物館など(有料)
ホステル
4日目 ・買い物&お土産購入
・空港へ移動
午後:フライト
機中泊
5日目 日本帰国

◾️ 節約旅行の費用目安(5日間)

項目 費用(日本円) 備考
航空券 120,000円 最安値想定
ホテル 10,000円(5,000円×2泊) ホステル利用
食費 10,000円 基本的に自炊
交通費 5,000円 市内移動や空港往復
合計 145,000円

節約旅行の場合、料金は145,000円〜となります。ホステルを利用し、自炊する場合で考えてみました。

格安航空券(LCC)でスウェーデンまで行く場合、最低2回は乗り継ぎが必要になります。

【時間もお金も節約したい場合】

  • LCC+フルサービスの航空会社を利用して1度乗り継ぎする
  • 同一の航空会社を利用して1度乗り継ぎする

この2つからの選択になります。

料金は、時期や時間帯によりますが大きな差はありません。
そのため、同一の航空会社を利用すると乗り継ぎが安心です。

時間に余裕がある方は、全てLCCにすると安くなる可能性があるので検討してみると◎。
基本的に荷物は追加料金が発生するのでトータルで考えるようにしてください。

標準派(5泊7日)モデルプランと費用目安

◾️ 7日間のストックホルム節約旅行モデルプラン

日程 スケジュール内容 宿泊
1日目 日本出国 機中泊
2日目 午前:ストックホルム到着
・空港から市内へ移動
・チェックイン
・ガムラスタン散策
・ストックホルム宮殿
ホテル
3日目 ユールゴーデン島へ
・ヴァーサ号博物館やスカンセンを訪問
・ローゼンダール・ガーデン
ホテル
4日目 ・ストックホルム市庁舎を見学
・中央駅周辺の散策
・市立図書館見学
・カフェでフィーカ体験
ホテル
5日目 ・北欧雑貨&スーパーでお土産探し
・公園などでゆっくり過ごす
ホテル
6日目 午前:フライト 機中泊
7日目 日本帰国

7日間ストックホルム旅行の費用目安(標準プラン)

項目 費用(日本円) 備考
航空券 210,000円 エコノミー航空券・直行便
ホテル 60,000円(15,000円×4泊) 3つ星ホテル
食費 40,000円 外食+お惣菜
交通費 10,000円 市内移動
観光費用 15,000円 5カ所程度
合計 335,000円

標準的な旅行の場合、料金は335,000円〜となります。

朝食込みの3つ星ホテルを予約すれば朝ごはんの心配は入りません。
昼食や夕食はスウェーデン料理を堪能したり、ホテルでゆっくりとスーパーで買ったお惣菜や軽食を楽しむのもいいですね。

無料の観光スポットと有料の博物館や宮殿など気になるところを訪れてみるといいでしょう。

航空券は乗り継ぎ便にすると多少費用が抑えられる可能性がありますよ。

ラグジュアリー派(7泊9日)モデルプランと費用目安

◾️ スウェーデン9日間モデルプラン(オーロラ観賞付き)

日程 スケジュール 宿泊
1日目 日本出国 機中泊
2日目 午前:ストックホルム到着
・空港から市内へ移動
・チェックイン
・ガムラスタン散策
・フィーカを体験
ホテル
3日目 国内線でキルナ・アビスコへ移動
・アイスホテル見学
・オーロラ観賞
ホテル
4日目 ・アクティビティ(スノーシュー、犬ぞり、スノーモービルなど)
・オーロラ観賞
ホテル
5日目 国内線でストックホルムへ戻る
・買い物や街歩き
ホテル
6日目 ユールゴーデン島へ
・ヴァーサ号博物館、スカンセン、ローゼンダール・ガーデン
ホテル
7日目 ・博物館や美術館巡り
・お土産探し
ホテル
8日目 午前:フライト 機中泊
9日目 日本帰国

◾️ 9日間旅行の費用目安(ビジネスクラス・高級ホテル利用)

項目 費用(日本円) 備考
航空券 700,000円 ビジネスクラス
ホテル 240,000円 高級ホテル宿泊(40,000円×6泊)
食費 90,000円 外食やホテルでの食事
交通費 50,000円 国内線移動も含む
観光費用 90,000円 入場料・現地ツアーなど
合計 1,170,000円

ラグジュアリーな旅行の場合、料金は1,170,000円〜となります。

ビジネスクラスのフライト、高級ホテルに宿泊するプランにしてみました。食事は基本的に外食かホテル内のレストランを利用。

日数に余裕があるため、ストックホルムから北部まで移動してオーロラ観賞を組み込んでみました。

オーロラ観賞以外にもさまざまなアクティビティの現地ツアーがあります。希望のツアーを申し込んで、雪の世界を満喫してみるのもおすすめです。

スウェーデン旅行をお得に楽しむ節約術

ここでは、お得にスウェーデン旅行を楽しむコツを紹介していきます。

オフシーズンとハイシーズン

オフシーズンとハイシーズン、旅行に行く時期によって費用は大きく異なります。

スウェーデンのハイシーズンは夏(6月〜8月)と言われています。

ハイシーズン(夏:6〜8月頃)のメリット・デメリット

メリット デメリット
気温が快適で過ごしやすい 航空券やホテルが高い
屋外イベントや街歩きを楽しめる 観光地の入場料が上がる
白夜を体験できる 混雑しやすい(※補足として追加してもOK)

初めてのスウェーデン旅行には夏がおすすめ。費用や混雑状況もあるので考慮が必要になります。

反対に、寒くなってくる10月〜2月の冬の時期がオフシーズンと言われています。

オフシーズン(冬:10月〜2月頃)のメリット・デメリット

メリット デメリット
航空券やホテルなどの費用が比較的安い とにかく寒い
観光地が空いている 日照時間が短い
冬ならではの体験が可能(オーロラ、犬ぞり、アイスホテルなど) 屋外の観光がしづらいことも

冬はオフシーズンと言われていますが、北欧ならではの体験をしたい方にとってはおすすめの時期。

オーロラ観賞をしたり、アイスホテルや犬ぞり体験などが楽しめます。寒さが厳しいので防寒対策はしっかりしましょう。

オフシーズンとはいえ、クリスマスや年末年始は観光客が増えるため、ホテルなどの料金は上昇する可能性があるので注意です。

予算だけではなく、旅行の目的に応じて旅行の時期を決めるのがおすすめです。

航空券を安く取るコツ

旅費の大きな割合を占める航空券。安く購入する方法をいくつか紹介します。

早めに航空券を予約する

遅くても旅行の2〜3ヶ月前には航空券を購入しましょう。直前になるほど航空券の料金はあがります。特にハイシーズンや年末年始は高騰するので早めに予約するようにしましょう。

休日よりも火曜日〜木曜日の出発がお得

週末はフライトの価格が上昇します。平日の方がお得に航空券を購入できるのでおすすめ。

直行便ではなく乗り継ぎ便を利用する

直行便は短い時間でフライトが可能ですが、その分料金は高くなります。乗り継ぎ便、特に中国や中東を経由することで費用を抑えられます。

宿泊費を抑える方法

ストックホルムの中心部や観光エリアのホテルは価格が高くなります。市街地に出るための交通費はかかりますが、少し離れた場所を選択することで宿泊費用が抑えられます。

宿泊費が安いエリアは「Södermalm(セーデルマルム)」「Kungsholmen(クングスホルメン)」「Vasastan(ヴァーサスタン)」などがあります。

また、ストックホルム市外になりますが「Sundbyberg(スンドビーベリ)」「Solna(ソルナ)」などもおすすめ。

地下鉄などの公共交通機関で中心部まで行けます。

他にも、airbnb(民泊サービス)を利用するとホテルより宿泊費用を抑えることもできます。

キッチン付きの宿泊施設を借りれば、スーパーで食材を購入して自炊することも。宿泊費だけではなく、食費も抑えることが可能です。

airbnbは、より現地の生活に溶け込んだ時間を過ごせます。

食費を節約するアイデア

スウェーデン旅行中、毎食外食となると費用がかさみますよね。

スーパーマーケットに行ってサラダやお惣菜を購入してみるのはどうでしょう。レストランよりも安く食事ができます。

他にもキッチン付きの宿泊施設を選択して、自炊するのもおすすめ。

ランチはディナーより安く食べられることが多いので、ランチは外でしっかり、ディナーは軽く食べるというのもいいですね。

ちなみに、ストックホルムは水道水が飲めるので水筒に入れて持ち歩けば、飲み物代も節約することが可能ですよ。

観光費用を抑える方法

ストックホルムは観光スポットが多く、入場料や交通費がかさみがちですが、工夫次第で出費を抑えることができます。

例えば、お得な観光パスを活用したり、無料で楽しめる博物館・公園を上手に組み合わせることで、充実した旅行をリーズナブルに楽しめます。

ここでは、観光費用を賢く節約するための方法や便利なパスを紹介します。

◼️ストックホルムパス

あそこもここも行きたい!と思うと、観光費用はかなりかかります。

そこでお得に観光ができる「ストックホルムパス」がおすすめ。

これは博物館、美術館、ボートなど72のアトラクションを有効期間内であれば好きなだけ利用が可能なパスになります。

日数によって料金が異なり、使用開始日を1日目として有効期間内の23:59まで使用できます。

有効期間 料金(大人) 日本円換算例
1日 899SEK 13,800円
2日 1299SEK 19,940円
3日 1599SEK 24,545円

※ストックホルムパス 公式サイト

◼️無料観光スポット

他にも無料で楽しめる観光スポットを回るのもおすすめです。

観光スポット名 内容・特徴
ガムラスタン(旧市街) 石畳の狭い路地やカラフルな建物が並ぶ歴史地区
ユールゴーデン島 自然豊かで散歩にぴったりの島
ローゼンダール・ガーデン 緑に囲まれた癒しのガーデン(園内自由)
ストックホルム市立図書館 美しい円形の読書ホールが有名
王立公園 市民の憩いの場、ピクニックにも最適
カタリーナエレベーター ストックホルムの街並みを無料で一望(展望台付近)
ストックホルム市立博物館 ストックホルムの歴史が学べる無料博物館
地下鉄駅のアート巡り 世界一長い美術館と呼ばれる駅構内のアート展示
エステルマルム市場 地元の食材や雰囲気を楽しめる市場(見るだけでも◎)

現地で気をつけたいお金事情

スウェーデンのお金事情について詳しく紹介していきます。

スウェーデンの通貨は「スウェーデン・クローナ」

スウェーデンの通貨は、スウェーデン・クローナです。「SEK(セック)」や「Kr」と表記されます。

補助通貨単位に「Ore(オーレ)」があり、100オーレが1クローナとなります。

スウェーデン・クローナは、紙幣と硬貨があります。

  • 紙幣:20、50、100、200、500、1,000クローナの6種類
  • 硬貨:1、2、5、10クローナの4種類

スウェーデンは、EUに加盟していますがユーロは使われておらず、独自の通貨を使用しています。

※2025年7月現在のレートで1クローナは15.35円です。

スウェーデンの物価はどのくらい高い?

スウェーデンの物価は、日本と比較すると全体的に高めです。北欧の中では比較的安いと言われていますが、年々上昇してきています。

スウェーデンの具体的な物価

項目 費用目安 日本円換算例
水(500ml) 約15SEK〜 約230円〜
牛乳(1L) 約19SEK〜 約292円〜
パン(1斤) 約30SEK〜 約461円〜
ビッグマック 65SEK 998円
コーラ(500ml) 約13SEK〜 約200円〜
コーヒー(カフェ) 約50SEK〜 約768円〜

※2025年7月現在のレートで1クローナは15.35円で計算しています。

特に外食は消費税が25%上乗せされとても高くなるので、スーパーマーケットをうまく活用しましょう。

スウェーデンはキャッシュレス社会

スウェーデンはキャッシュレス化が世界一進んでいる国と言われています。

ほとんどの国民は、デビットカード・クレジットカード・電子マネーを日常的に使用しています。

現金を利用する機会が少なく、少額の買い物などで現金が使用できない場所が増えてきているため注意が必要です。

スウェーデン旅行へ行くときは現金よりもクレジットカードを持参するようにしましょう。

チップの習慣はある?

スウェーデンには、チップの習慣がありません。

一般的にレストランなどではサービス料が含まれています。そのため、基本的にチップは不要です。

高級なレストランやバー、よいサービスを受けたときはチップを渡すといいでしょう。

まとめ:スウェーデン旅行費用は「工夫次第」で変わる!

物価の高いイメージがある、北欧スウェーデン。

旅行に行く時期や観光の内容、ホテルや食事と選択次第で費用は大きく変わります。

予算がいくらなのか、旅行の目的は何かを考えて、費用をかけるところとかけないところを考えて計画してみてくださいね。

旅行費用は工夫次第です。

無料の観光スポット、aiabnbやスーパーマーケットを活用して、賢く楽しいスウェーデン旅行にしてくださいね。

※為替レートは変動する可能性があるため、最新の情報を確認してください

スウェーデン旅行について疑問や不安などがあればロコタビで現地在住の日本人に質問してみましょう。
無料で質問が可能なので気軽に利用してみてくださいね。