シェムリアップの旅行ガイド情報

シェムリアップの人気観光スポットTOP15!市内~郊外まで遺跡以外の観光地も

【カンボジア・シェムリアップ在住者執筆】カンボジア・シェムリアップのおすすめ観光地はアンコールワットだけじゃない!シェムリアップ旅行で絶対に見ておきたい人気観光スポットTOP15をまとめました。

定番の遺跡はもちろん、シェムリアップ市内~郊外まで遺跡以外の見どころも紹介しています。シェムリアップの基本情報や観光の必需品「アンコール遺跡群共通入場券(アンコールパス)」についても解説するので、はじめてカンボジア旅行する方必見です!


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この記事を執筆したライター:シェムリアップ在住「Toyomiさん

旅行前に知っておきたいカンボジア・シェムリアップの基本情報


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行く前にその国のことを知ると旅のワクワクも倍増。
シェムリアップの基本情報を簡単にまとめてみました。

基本情報 詳細
通貨 リエルだが、ドルの使用が可能。
小額のドルの準備がおすすめ。ただし、破けていたり、古い紙幣は受け取ってもらえないので注意が必要。
ドルで買い物をした場合、お釣りはリエルで返ってくる。
両替レート 1ドル = 4116リエル※約150円 (2023年 11月現在)
市場などは4000リエルで計算することが多い。
時差 日本時間からマイナス2時間(日本が進んでいる)
フライト時間 東京→シェムリアップ:約7時間ほど。直行便はない。
気温 【乾季】11月から5月頃【雨季】6月から10月頃
11月から1月が観光のベストシーズン。
気温も30度前後で朝晩は涼しい。
雨季は雨が多いが、雨の後は涼しく、遺跡や木の緑が美しい。
治安 シェムリアップは比較的治安がよい。
観光地のスリには注意
交通事情 市内の移動はPassApp(パスアップ)配車サービスが便利。
事前にアプリのインストールと現地でのネット環境が必要。
トゥクトゥクも便利だが利用前に必ず値段交渉を!
体力に自信があるあなたにはレンタル自転車もある。

シェムリアップについてもっと知りたい人は「ロコタビ」で現地在住のロコにサポートを依頼してみてください。

シェムリアップ観光にはアンコール遺跡群共通入場券(アンコールパス)が必須


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アンコールワットをはじめとした遺跡観光に行くためには、アンコールパスが必要です。

シェムリアップ周辺の遺跡観光にはほぼ必要となります。

チケットは3種類。
自分の観光のスタイルに合わせて購入しましょう。

  • 1日券 37$ 購入日のみ使用
  • 3日券 62$ 購入日から10日間有効
  • 7日券 72$ 購入日から1ヶ月有効

チケット販売場所は、街の中心から離れた国道60号線にあります。

チケット購入のポイントと注意点

チケット代はクレジットでのお支払いが可能です。
現金でお支払いする場合は、きれいなドル札をご準備ください。
汚れていたり、破けているお札は受け取りを拒否される場合があります。

1日券を購入して、朝日を見に行く予定の方!
前日の17時以降のチケット購入をおすすめします。(チケット売り場は17:30まで)
早朝のチケット売り場は混みます。
チケット購入の際には写真撮影もあります。
前日に取得しておくと朝をゆっくり過ごすことができますよ。

要注意!!

チケットは絶対になくさないように。
再発行はありません。
各遺跡のチェックポイントで係員に見せる必要があります。
何度も出し入れするので、首からかけるパスケースなどがあると便利です。
チケットのサイズは縦7.5cm 横10cm程度です。

アンコール遺跡郡チケット販売所

【市内~郊外まで】シェムリアップのおすすめ人気観光スポット15選


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それでは一緒におすすめの観光地を見ていきましょう。

1. アンコール・ワット


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カンボジアを代表する遺跡。
カンボジア人も一生に一度は訪れたいと願う遺跡です。

アンコールワット は12世紀前半、(日本では鎌倉幕府成立の頃)スールヴァルマン2世によって建てられたヒンドゥー教寺院。アンコールはサンスクリット語で「都」、ワットは「お寺」を表します。

午後の方がきれいと言われるアンコールワットですが、私のおすすめは絶対に「朝」!

アンコールワットの朝日はもちろんですが、朝日が登る前の朝焼けをぜひ見て欲しい!!
空がピンクに染まり、アンコールワットが逆光になります。黒く浮かびあがるその姿はとても幻想的です。朝焼け、朝日を見た後、そのままアンコールワット内の観光をすることをおすすめします。

私が朝のアンコールワットをおすすめする理由

  • 朝焼けがすばらしい
  • 朝日の後は帰る人が多く、寺院の中は人が少ない。
  • 写真をゆっくり撮ることができる。
  • アンコールワットの静けさを感じる事ができる。
  • 早朝で気温がまだ高くない。
  • 暑さに滅入ることなく遺跡を隅々まで見る事ができる!!

第三回廊は月に4回ほどある仏教の日には登れません。
仏教の日は満月と新月付近になります。

子ども・妊婦についても第三回廊に登ることができません。

服装についても注意が必要

  • 歩きやすい履き物で。
  • 膝が隠れる丈のスカートもしくは、パンツで。
  • 暑いからといって露出が多い服もダメです。 その際には織物を一枚持っていきましょう。

その他の注意点として女性がお坊さんに触れる事は禁止です。
アンコールワットではお坊さんを見かけることも多いです。すれ違う時など気をつけましょう。

2. アンコール・トム(バイヨン寺院)


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アンコールトムは大きな都という意味で四方3キロメートルを城壁で囲まれています。
このアンコールトムの中にはいくつか寺院があり、その中でも中央に位置する「バイヨン寺院」は有名で、宇宙の中心とも言われているんです。

バイヨン寺院について見所は2つ。1つ目は、観音様を表していると言われている巨大尊顔の四面像。2つ目は、きれいな状態で残っているレリーフです。

3つの構造からなる寺院で、巨大尊顔はどこからでも見ることができますが、第二、第三層は、より近くで見られます。どの四面像も微笑んでいることからその表情は「クメールの微笑」と言われていますよ。
状態の良いレリーフは第一層にあり、戦いや、生活、様々な生き物などカンボジアの昔の様子を垣間見ることができます。

3. プノン・バケン(ヒンドゥー教寺院)

人気の夕陽スポット。
頂上からは森に浮かぶアンコールワットの頭を見る事ができます。※人数制限あり。

徒歩で坂道を歩く必要があり、緩やかではあるが15分ほど時間がかかります。

4. タ・プローム(仏教寺院)


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映画の舞台になったこともある人気の遺跡です。

12世紀末の仏教寺院。その後ヒンドゥー 教寺院に改修されたと言われています。
ジャヤーヴァルマン7世が建てたとされていて、遺跡に絡みつく巨大樹(ガジュマル)は圧巻。
樹齢400年のものもあるといわれています。

元々この遺跡の修復はインドが請け負っていました。
木が遺跡を破壊してしまうと、全ての木を取り除く予定だったのですが、この木があってこそこの遺跡は素晴らしいと日本とフランスが助言し木の除去を免れたという話が個人的に大好きです。

おすすめは、やっぱり「木」。
自然の凄さを感じることができます。足場もよく、撮影ポイントもあり。カメラのパノラマ機能を十分に使っていろんな姿の木を撮影してほしいです。

5. プレ・ループ(ヒンドゥー教寺院)


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最近人気の夕陽スポット。プノンバケンに入場制限ができたことから人気になりました。
プレループは、足場があまりよくないので注意が必要です。

個人的なおすすめは、移動中のトゥクトゥクからの動画撮影。
突如現れるテラライトとレンガで出来た遺跡がカンボジアの青空にとても映えますよ。

6. バンテアイ・スレイ(遺跡)

東洋のモナリザで有名なバンテアイ・スレイ。サガンの赤色が印象的なヒンドゥー教寺院です。

一度は忘れ去られた遺跡ですが、1914年に再発見されました。
1923年にフランス人のアンドレ・マルローがデヴァダ像を盗んだことで再注目され、この盗難事件はその後、彼の小説「王道」に書かれることになります。

個人的なおすすめは、バンティアスレイに行くまでの道。
郊外にあるこの遺跡は、いくつかの村を抜けていきます。
カンボジアの田舎を体感できるので、ぜひトゥクトゥクで移動してほしいです。

7. アンコール国立博物館


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遺跡の事前学習におすすめ。
日本語のイヤホンガイド(5ドル)は絶対に借りるべし!
ここをケチると、全てがただの石にしかみえないんですよ。(笑)

アンコール国立博物館

8. トンレサップ湖


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東南アジア最大の湖。雨季と乾季で大きく景色が変わります。
40分ほどのクルーズを楽しむことが出来ますよ。
チケットセンターがあるので、そこでボートのチケットを購入する必要があります。
代表的なボート乗り場は3箇所。

オールドマーケットから近い順に、チョンクニア、コンポンプルック、コンポンクレアン。
旅行者におすすめはチョンクニア とコンポンプルック乗り場。
チョンクニア はオールドマーケットからトゥクトゥクで15分ほどでアクセスがしやすいのでおすすめです。湖の中の休憩所では、ワニを見ることができますよ。

個人的なおすすめはコンポンプルック。街から40分ほどかかりますが、乾季には高床式の家を見ることができます。ガジュマルの間を小さなボートに乗り換えて楽しみましょう!

注意点

携帯(スマホ)の管理はしっかりと!水没させる人が多いです。

また、ボートに乗った小さい子らを「可愛い!」と写真を撮ると後でお金を要求されることがあります。
貧しい家庭や学校に寄付をとお米や、ノートなどのドネーションを頼まれることがあります。船頭さんには小額でいいのでチップを支払いした方がスマートです。

9. オールドマーケット(プサーチャ)


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街の中心に位置する市場。飲食スペースを中心にローカルの人が利用する生鮮品、日用品売り場と、観光客の利用するお土産売り場に分かれます。

ここの見所は、カンボジア人の生活を垣間見れること。朝の時間帯は多くのカンボジア人女性が新鮮な食材を求める姿を見ることができますよ。

日本では見た事もない食材が並びとても面白いですが、買い物の邪魔にならないようにする必要があります。11時頃は比較的ゆっくりと生鮮品売り場を見ることができでしょう。

お土産売り場は、朝から夜まで営業しているので要チェックです。

10. パブストリート


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街の中心に位置する繁華街。飲食店や、マッサージ屋が並ぶエリア。

夕方以降は交通規制が行われ、車両・トゥクトゥクの乗り入れはできませんので注意です。
アンジェリーナジョリーが通ったと言われるレッドピアノがあるのはここ。

メインのパブストリートは20時ごろから大音量の音楽が流れはじめ、路上で踊る人も出てきて賑やかになります。

静かに食事を楽しみたい人は早めに済ませるか、メインの通りを避けて、裏通りでの食事をおすすめします。

11. 【郊外】プノンクーレン(フナムクレン)


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パワースポットとしても有名な神秘的な山。ここを流れる川の岩底には千本リンガが掘られている。
古代アンコール王朝発祥の地でもあります。

自然が多く残るこのエリアはトレッキングにもおすすめ。
大きな滝もあり、4月のカンボジアのお正月には多くのカンボジア人で賑わいます。

入場料は20ドル。市内から2時間ほどかかるため、車のチャーターがおすすめです。

12. 【郊外】クバール・スピアン


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水の中にある千本リンガが有名なところ。
プノンクーレン国立公園内にあり、プノンクーレンの麓です。アンコールパスが必要なので注意です。
雨季は水量が多く見ることができない遺跡もあります。
敷地内がとても広く、足場も悪いために履き慣れた靴が必要です。

また季節によっては人も少なく、整備もされていないため、単独での訪問ではなくガイドと一緒に行くことをおすすめします。

13. 【郊外】アンコール・ワイルドライフ&アクアリウム

動物園と水族館が一緒に楽しめるカンボジア人にも人気の場所。
個人的には水族館がおすすめです。トンレサップを代表とする淡水の魚を見ることができます。

入園料は大人18ドル、子ども 10ドル。

週末のみシャトルバスが運行されています。
集合場所はグランドホテル近く、川沿いにあるTourism Info Centerまでは片道3ドル・往復5ドルです。

■Tourism Info Center → Angkor Wildlife & Aquarium

10:00(発)→ 10:40(着)
14:00(発)→ 14:40(着)

■Angkor Wildlife & Aquarium → Tourism Info Center

12:40 (発)→ 13:30(着)
16:45 (発)→ 17:30(着)

アンコール・ワイルドライフ&アクアリウム公式ホームページ

14. 【郊外】アキ・ラー地雷博物館

アキ・ラー氏の地雷博物館。
色々な地雷が展示してあり、その残酷さがよくわかる場所です。

また、地雷除去の様子も知ることができます。
敷地内の展示品には日本語の解説もあり。

バンティアスレイと合わせて行くとよいですよ。

アキ・ラー地雷博物館公式ホームページ

15. 【郊外】ベンメリア


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ラピュタのモデルとなったとよく紹介されていますが実際は無関係のベンメリア。
しかしながら、ラピュタを彷彿とさせる雰囲気を保っているため、日本人をはじめ、台湾人にも大人気の遺跡です。

この遺跡についての詳細はあまり解明されておらず、一説には、アンコールワットの試作として建設したという説もありますが明確な裏付けはないです。

郊外なので観光客はあまり多くない穴場スポット。静かに遺跡を楽しむことができます。
ぜひ隠れアンパンマンをぜひ探してほしいです。

注意点

以前は5ドルで入れましたが、現在はアンコールパスが必要になりました!
ついつい崩れた石の上を登りたくなる遺跡だがそれは禁止です。
村の子どもたちが勝手にガイドとしてついて来る時がありますが有料になります。
必要ない時はしっかりと断るべし!

まとめ:世界遺産を肌で感じる!カンボジア・シェムリアップは見どころいっぱい


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いかがでしたか?

遺跡巡りは体力勝負。炎天下の行動が思いのほか体力を消耗します。

個人的なおすすめの遺跡巡りは、早朝スタート!
気温があがる13時頃に街に戻り遅めの昼食からのマッサージ。もしくは、ホテルでプール、昼寝です。
涼しくなる16時頃から街に繰り出したり、夕陽を見に出かけるのもいいでしょう。

あと、カンボジア人の日本語ガイドは強くおすすめします。
カンボジア人の日本語ガイドはとても優秀で優しいです。遺跡の歴史のみならず、映えスポットを抑えた写真撮影のポイントまで教えてくれます。

アンコールワットだけでも一緒に周ってもらえると、一気にカンボジア好きになること間違いなし。

今回は、遺跡を中心にカンボジアの素敵をご紹介しましたが、まだまだありますカンボジアの素敵なところ。

昔の日本のようなどこか懐かしい感じがするカンボジア。
ぜひ一度おこしください。

シェムリアップ旅行に関する質問や疑問がある方、現地でのアテンドを希望する方はロコタビで現地在住者に相談してみよう!