錬金術博物館 | プラハ在住けんやさんのおすすめ観光スポット

錬金術博物館

現地語表記:Muzeum alchymie

【オススメ度】

★★★★★ by けんや (5個満点)

錬金術博物館

おすすめする理由と説明

ここは10割、私の個人的な趣味が入ってまして、お薦めして良いものかどうか迷いましたが、錬金術博物館です。
博物館と名が付いていますが、ここは史跡です。つまり、実際に錬金術師達が数々の実験を行っていた場所で、当時の地下道や器具類などもほぼそのまま残っています。
ここのガイドの方が同行し各所で説明をしてくれます。所要時間は30分程です。

実はプラハという街は、かつて錬金術師達がヨーロッパ中から集まる帝都だった時代もありました。
ここは旧市街地区にあるんですが、ここの地下道はプラハ城まで伸びていて、皇帝ルドルフ二世の時代の16世紀には皇帝がお忍びでプラハ城から地下道を通ってここまで来ていました。
当時の地下道や設備なんかも見られますよ。その手が好きな人にはたまらない場所かと思います。

プラハの観光だけでも網羅するとなると一日や二日じゃ全然足りませんが、「プラハ城やストラホフ修道院は前回行ったし、どこ行こうかなぁ。」なんて思案されているリピーターの方で何か一風変わった史跡をご覧になりたい方にはお薦めです。

お土産で、エリクサーと呼ばれる当時の錬金術師のレシピを再現して精製された、数多くのハーブを使った養命酒的なものも売ってます。これを飲めばあなたも永遠の若さを得られるかもしれません。
他にも当時のレシピで精製された媚薬効果のあるワインなども売られています。今日こそは勝負の時、という時などにはいかがでしょうか。
他にもいつくかの種類のエリクサーがあります。実際に現場で確認してみてください。
まぁネタとして行って買ってみるのも良いと思いますよ。

※錬金術博物館はプラハに有名所でふたつありますが、こちらは「旧市街地区にある錬金術博物館」です。

プラハ在住のロコ、けんやさん
情報の提供者(ロコ):

けんや

 Dobrý den! はじめまして、プラハ在住チェコ政府公認ガイドの佐藤賢也と申します。  演奏活動で欧州各地の街のフェスやあちこちのイベントを廻っていた頃にプラハへも度々訪れていて、最終的にはここの街の空気に魅せられ居着いてしまいました。  プラハのカレル大学内のチェコ語コース(UJOP)を修了後にチェコの営業許可を取得し、気がつけば旅行業界にも足を踏み入れ、これまでに様々な団体...