プラハの旅行ガイド情報

チェコ・プラハへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月19日最新情報】

【2020年8月19日情報更新】日本からチェコ・プラハはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、チェコはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。

いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。

今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、チェコへの入国規制・緩和情報をまとめました。

※この記事は外務省、在チェコ日本国大使館を基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。




現在の日本からチェコ・プラハへの入国制限・規制状況

日本からチェコ・プラハへの渡航は、今現在(2020年8月19日)規制はなくなり、入国することができます。

7月1日時点では、チェコ政府が発行した長期滞在許可証および永住許可証、長期査証、5月11日以降に発行された短期査証を保持する日本人のみの入国が認められ、それ以外の無査証の日本人は入国ができませんでしたが、現時点では、無査証の日本人の入国も可能となりました。

これによって、観光目的の入国も可能となり、以前のように日本からチェコ・プラハへ渡航することができるようになりました。




日本からチェコ・プラハ入国後の14日間の自己隔離措置についての情報

7月1日時点では、チェコへの入国は、チェコ政府が発行した長期滞在許可証および永住許可証、長期査証、5月11日以降に発行された短期査証を保持する日本人で、高感染国に指定された国に過去2週間に12時間以上滞在していない場合はPCR検査と14日間の隔離義務から免除され、滞在していた場合は、検査と隔離義務が発生していました。

現在は、過去2週間に低感染国(安全国)以外の国に12時間以上滞在していない場合、上記のビザ保持者に加え、無査証の日本人も入国が可能であり、PCR検査と14日間の隔離義務から免除されることになります。

低感染国以外の国に滞在していた場合は、入国は認められるものの、引き続きPCR検査と14日の隔離が義務付けられます。

<低感染国(安全国)リスト>(2020年8月19日時点)

アイスランド、アイルランド、アンドラ、イギリス、イタリア、エストニア、オーストラリア、オーストリア、オランダ、カナダ、キプロス、ギリシャ、クロアチア、サンマリノ、スイス、スペイン、スロバキア、スロべニア、タイ、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ポルトガル、マルタ、モナコ、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルグ、ルーマニア、日本、韓国



プラハ空港でのPCR検査の受診情報は以下となります。

  • 受診場所
    1.ターミナル1とターミナル2をつなぐ廊下
    2.ターミナル1到着エリア(内部)
    3.ターミナル2到着エリア(内部)

  • 検査時間
    午前4時から午前0時まで

  • PCR検査の結果
    検査後12時間以内に電子メールにて結果が届く。
    ※最短3時間のエクスプレステストサービスもあります。

  • 料金
    通常:65ユーロ(1,750チェコ・コルナ)
    エクスプレス:280ユーロ(7,500チェコ・コルナ)
    ※支払いはユーロもしくはチェコ・コルナで、現金もしくはデビットカード決済となります。




チェコ・プラハでの乗り継ぎ(トランジット)制限

チェコ・プラハでの乗り継ぎ(トランジット)制限はありません。
なので、チェコを経由して第三国へ行くことは可能です。

入国も現在は可能となっているので、乗り継ぎの際に入国しても問題ありません。

また、第三国へ行く際に、目的地がチェコの入国制限をしていないかチェックしましょう。日本はチェコからの渡航に入国規制をしているため、入国後にPCR検査を受けた後、公共交通機関を使用せずに移動することを条件に、滞在先で14日間の自己隔離措置が義務付けられています。




現在のチェコの様子

チェコの現在までのコロナウイルス感染者数は13,855→20,483名、死亡者数は358→401名で、回復した人は8,733→15,146名です。(2020年7月19日→8月19日時点)

チェコの新型コロナウイルスの感染者状況を知りたい場合は、こちらのサイトをおすすめします。
World meter(英語サイト)



現時点までの規制内容

現時点までの国内の規制は以下のとおりで、この先さらなる規制の緩和が発表されるでしょう。

チェコ・プラハでは5月17日をもって緊急事態宣言は解除されました。
規制は、他人との距離を2メートル以上とること、外出時にマスクの着用を義務付けること、公共の場での個別の集まりは最大10人までで、イベントや集会は100人まででしたが、現在はそれらの規制が緩和し、マスク着用義務はなくなり、他人との距離も1.5mとることとなりました。しかし、集会などの100人以上人が集まる場所などでは引き続きマスクの着用義務が発生します。

飲食店や配車サービス、宿泊施設、動物園や植物園などの営業は5月25日に再開されました。

詳しくはチェコ保健省ホームページ(チェコ語)をご覧ください。




日本からチェコへの入国制限・緩和情報まとめ

現時点では、日本からチェコへ旅行へ行くことができるようになりました。

ですが、外務省は現在もチェコに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を出しています。
渡航制限も緩和され、日本からチェコに行けるようにはなりましたが、帰国後は日本でPCR検査および14日間の隔離措置が義務付けられていたりと、まだまだ自由に旅行ができる状況ではありません。

チェコは町並みも美しく、まるでおとぎ話の中へ入り込んだような絵本の世界が広がっており、歩くだけでも楽しめる国です。プラハ城や大聖堂などはもちろん、旧市街など見どころはたくさんです。なかでもクリスマスシーズンに開催されるクリスマスマーケットには毎年大勢の観光客が集まる大イベントとなっており、世界で1番美しいクリスマスマーケットに選ばれたこともあるんだとか。
世界で国民1人あたりのビール消費量1位のチェコならではのチェコビールを楽しむのも、チェコ旅行の醍醐味と言えます。
現在は規制も緩和され、渡航もできるようになりチェコへ自由に旅行へ行ける日も遠くないでしょう。


※新型コロナウイルスの情報は常に更新されているため、こちらの記事はもちろん、下記のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。



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