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クオッカワラビーに会いに行こう!オーストラリアに暮らす世界一幸せな動物

【オーストラリア・パース在住者執筆】クオッカワラビーは日本の動物園でも見られますが、野生のクオッカに会いたいならオーストラリア・パースの「ロットネスト島」がおすすめ!

今回はオーストラリアパーズ在住のえどまゆさんが、日本からロットネスト島へクオッカを見に行きたい人に向けて、アクセス方法やおすすめの旅行時期、クオッカの探し方、クオッカと上手に写真を撮るコツをまとめました。


Photo by えどまゆ

この記事を執筆したライター:パース在住「えどまゆさん

「世界一幸せな動物」クオッカワラビーとは?


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クオッカワラビー(クアッカワラビー)は、カンガルーやワラビー、コアラなどと同じ有袋類の動物です。お母さんがお腹の袋で赤ちゃんを育てます。

他のワラビーに比べると特徴的な姿をしているので、はじめてクオッカワラビーを見たヨーロッパの人は、大型のネズミだと勘違いしたとか。

クオッカワラビーは大きな瞳と口角の上がった口元が特徴で、いつも笑っているような表情をしているので「世界一幸せな動物」とも呼ばれています。

クオッカワラビーとカンガルー・ワラビーの違いは?

ワラビーとカンガルーの違いは、実は身体のサイズだけだと言われています。
どちらも有袋類カンガルー目カンガルー科に分類されるので、同じ動物なんです。

体長50cm~75㎝ほどのものがワラビー、体長115㎝~のものがカンガルーと区別されます。
中間に当たる76cm~114㎝ほどの動物はワラルーと、また違う種類に区別されるようです。

カンガルー化の動物は全部で100種類以上いますが、ワラビーに当たるのはその中の30種類ほど。
クオッカワラビーは、その中の1種類だというわけです。

クオッカワラビーには日本の動物園でも会える?

2023年11月現在、日本で唯一クオッカワラビーに会える場所が埼玉県こども自然公園です。
クオッカが見られるエリアや公開時間は「埼玉こども自然公園の公式サイト」でお知らせされています。

本物のクオッカワラビーが見てみたいけど、オーストラリアまではなかなか行けない!という方はぜひ埼玉でクオッカワラビーに会ってみてくださいね。

野生のクオッカワラビーに会うならオーストラリア・パースにある「ロットネスト島」がおすすめ!


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クオッカワラビーはオーストラリアの動物ですが、国中のどこでもみられるわけではありません。
野生のクオッカワラビーはオーストラリア南西部の、限られた地域にしか生息していないと言われています。

その中でもいちばんクオッカワラビーの生息数が多い場所が、西オーストラリア州にある「ロットネスト島」です。

ロットネスト島は広さ19平方キロメートルの大きな島で、約1万匹以上のクオッカワラビーが暮らしているといわれています。

クオッカワラビーは島のあちこちに生息しているので、ロットネスト島にくれば、ほぼ100%クオッカワラビーに会うことが可能です!

日本からロットネスト島へのアクセス方法


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日本からロットネスト島に行くためには、まず西オーストラリア州の首都「パース(Perth)」という都市に飛行機でアクセスします。
日本からパースまでは、東京や大阪からの経由便、成田空港からはANAの直通便も運行中です。

パース空港からはまず「フリーマントル(Fremantle)」という港街まで電車か車でアクセスします。
その後、フリーマントルから専用のフェリーに乗ってロットネスト島までクルーズするという流れです。

パース空港からフリーマントルまでの所要時間は、電車で1時間・車で30分。
フリーマントルからロットネスト島までの所要時間は、約30分です。

パース空港からの移動やフェリーの予約に関して心配がある方は「ロコタビ」でパース在住のロコにサポートを依頼してみてくださいね。

ロットネスト島でクオッカワラビーと会うときに知っておきたいこと


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オーストラリアで野生のクオッカワラビーに会うときに知っておきたい、注意事項や豆知識をご紹介します。

クオッカワラビーに触る・餌をあげるのはNG

ロットネスト島に生息しているクオッカワラビーは、全て野生の動物です。

人に慣れていない個体もいるため、触ったり餌をあげるのは禁止されています。
特にパンやお菓子など人間の食べ物はクオッカワラビーの体調不良に繋がるので、絶対に与えないようにしましょう。

また、クオッカワラビーは国際自然保護連合のレッドリストで「絶滅危惧II類」にも指定されています。

クオッカワラビーを守るためにも、ロットネスト島内の保護区に指定されているエリアにいるクオッカには、近づかないようにしましょう。

赤ちゃんクオッカが見たいなら繁殖期(4~5月)に行くのがおすすめ


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クオッカワラビーは有袋類なので、運が良ければお母さんのお腹にあるポケットから顔をだす赤ちゃんクオッカに出会えるかもしれません!

赤ちゃんクオッカとの遭遇率をあげたいのなら、クオッカワラビーの繁殖期だと言われている4~5月ごろ、ロットネスト島に行くのがおすすめです。

オーストラリアは日本と季節が逆なので、4~5月は秋に当たります。
夏の暑さが和らぎ過ごしやすいので、旅行のシーズンとしてもおすすめの時期です。

野生のクオッカを探すコツ


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野生のクオッカワラビーはロットネスト島のあちこちに生息しているので、島を散策しているだけでもほぼ100%出会えます。

中でもクオッカワラビーが多く見られるのが、お土産屋さんやレストランが集まるロットネスト島のメインエリアです。

ちなみにクオッカワラビーは夜行性の動物なので、活動のピークは夕方~朝だと言われています。
日中は木陰で休んでいることも多いため、木下や建物の影をよく見てみると、背中を丸めてお昼寝している姿が見られるかもしれません。

クオッカワラビーと一緒に記念写真!「クオッカセルフィー」を撮るコツ

クオッカワラビーと記念撮影する「クオッカセルフィー」がSNSで話題ですが、上手に撮るのは意外と難しいです。

クオッカセルフィーを成功させるコツは、クオッカワラビーと目線の高さを合わせること。
小さくしゃがんで、クオッカワラビーに触れない程度に前のめりになるのがおすすめです。
中には地面に寝そべって写真を撮っている人も見られますが、他の観光客の邪魔にならないよう気をつけましょう。

また、クオッカワラビーに落ちている葉っぱを与えるのもおすすめです。
落ち葉は人間の食べ物ではないので、クオッカワラビーに与えることは特に制限されていません。

葉っぱを食べている間に写真を撮れば、クオッカが身体の向きを変えたり逃げたりする確率が減るので、セルフィーが成功しやすくなりますよ。

まとめ:世界一幸せなクオッカワラビーを見にオーストラリアへ行ってみよう!


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オーストラリアに住む「世界一幸せな動物」クオッカワラビーは日本でも見られますが、野生の姿を見たいなら、パースにあるロットネスト島に行くのがおすすめです。

ロットネスト島には日本からパース空港までフライトした後、電車または車、フェリーに乗って1時間〜2時間ほどでアクセスできます。

オーストラリアの中でも限られた地域でしか出会えない野生のクオッカワラビー達に、ぜひ会いに来てくださいね!

パース空港からの移動やフェリーの予約、ロットネスト島以外のパース観光についてもっと知りたい人は、「ロコタビ」を使ってパース在住ロコに質問してみましょう!

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