【2025年最新版】子連れニューヨーク旅行完全ガイド!家族で楽しむ観光・宿泊・食事・移動のコツ
【アメリカ在住者執筆】子どもを連れての海外旅行はハードルが高いと感じるかもしれませんが、ニューヨークは子連れでも安心して楽しめる観光スポットがたくさんあります。
広大なセントラルパーク、ワクワクするミュージカル、美術館や博物館など、子どもも大人も満足できるアクティビティが満載。さらに、子連れに優しいホテルやレストラン、移動のコツを知れば、快適な旅が実現します。
本記事では、家族で楽しむニューヨーク旅行のポイントを詳しく解説します!
ニューヨークでの子連れ旅行をもっと楽に、もっと充実させたいあなたへ。
ニューヨークの観光地やレストラン、移動のコツなど、在住者が提供するおすすめ情報で、家族旅行をもっと快適に!ロコタビの現地在住日本人のロコが、あなたのニューヨーク旅行をサポートします。
子連れで楽しむニューヨーク旅行の魅力
ニューヨークと聞くと、シティライフを楽しむ大人向けの都市というイメージが強いかもしれません。
しかし、ニューヨークは実は子連れでも楽しめるスポットが盛りだくさん!
広大な公園、世界的に有名な博物館、家族全員で過ごす時間を大切にできる、子ども向けのアクティビティが充実しています。
旅行の計画を立てる前に、子どもと一緒に楽しめるニューヨークの魅力を家族全員で知っておくと、旅行の準備がスムーズに進みますよ。
ニューヨークは子連れでも楽しい観光地
ニューヨークには、広大なセントラルパークや、インタラクティブな展示が豊富なアメリカ自然史博物館博物館、ブロードウェイでは子ども向けのミュージカルも多く上演されており、家族で楽しめるエンターテインメントがいっぱい。
さらに、子ども連れに優しいレストランや宿泊施設も多く、移動面でも便利な交通網が整備されているので、安心して滞在できます。
また、多国籍な文化が混在する街ならではの、さまざまな体験を子どもに提供できるのも魅力の一つです。子どもたちにとっては、言語の違い、異なる背景を持つ人々と触れ合いながら楽しむ絶好のチャンスとなります。
ニューヨークは、ただの観光地ではなく、家族全員が心から楽しめる特別な場所になることでしょう。
子連れニューヨーク旅行ならではの注意点
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ニューヨークは子ども連れでも楽しめる都市ですが、旅行を快適に過ごすためにはいくつかの注意点があります。
ここでは、子連れ旅行に特有のポイントを押さえて、より安心して楽しむためのアドバイスをご紹介します。
1. 交通手段とベビーカー問題
歩く距離が多いニューヨークでは、お子様の年齢に合わせて軽量で折りたたみやすいベビーカーの準備が必須です。
また、ニューヨークの公共交通機関は非常に便利ですが、地下鉄やバスにはエレベーターがない駅も多いため、ベビーカーを使って移動する際には、階段を使うことがあるので注意が必要です。
バスはベビーカーのままで乗れるため、バスの利用をおすすめです。
しかし、バスや地下鉄は混雑する時間帯も多いため、公共交通機関のピーク時間を避けて利用しましょう!
2. NYCでのトイレについて
トイレ問題もとても重要で、ニューヨークは日本と比べると公衆トイレの数が少なく、カフェやレストランでトイレを借りる場面も多いです。
特に夜間はお店がどんどん閉まってしまうため、ホリデーシーズンの旅行でクリスマスのイルミネーションを楽しみに街へ繰り出す場合は最寄りのスーパーの営業時間など事前に確認しておくと安心です!
また、ショッピングモールや大型施設にはオムツ替えスペースが設置されていることが多いので、そちらも活用しましょう。
3.現地での食事について
ニューヨークには多国籍の料理が楽しめるレストランがありますが、子ども向けメニューが少ない場合もあります。
そのため、事前にキッズメニューがあるレストランを調べておくと便利です。ピザやハンバーガー、フレンチフライ(ポテト)など、子どもが喜ぶメニューを提供しているお店も多く、食文化を楽しみながら食事ができます。
外食が難しい場合は、スーパーでサンドイッチ用のパンやフルーツ、スナックを購入するのもおすすめです。
おにぎりや普段食べているおやつを持参することで、急な食事の心配も軽減できます。ピクニックや観光地での軽食タイムも楽しめますよ。
4.現地到着後の時差ぼけについて
時差ぼけを解消することは、ニューヨーク旅行を楽しむためにとても大切です。
日本とニューヨークの時差は、サマータイム期間(3月上旬〜11月上旬)は13時間、それ以外の期間は14時間です。
このため、到着後すぐに無理に予定を詰め込むのは避け、初日は軽めのスケジュールにして徐々に現地時間に合わせるようにしましょう。
お昼寝ができる年齢の子どもは比較的時差ぼけが解消しやすいですが、昼寝をしない年齢の子どもは時差ぼけの回復に時間がかかることが多いです。
特に、西から東へ移動する際に時差ぼけが強く感じられやすいので、到着後の睡眠スケジュールを調整することが重要です。
筆者の家族も毎年の日本一時帰国からアメリカに戻る際はフライト中、子供の睡眠を親がコントロールしています。
時差ぼけ予防や解消対策として、睡眠時間を少しずつ調整したり、子ども用(大体3歳から服用可能)のメラトニングミの活用もおすすめです。
5.スリにもご注意!
観光地であるNYでは、スリも多いため、対策もお忘れなく!
子どもを連れていると注意が散漫になりやすいため、貴重品はしっかりと管理しましょう。
リュックサックは前に掛け、セキュリティポーチやウエストポーチを使用して、大切なものを守ることが大切です。
また、混雑した場所では注意を払い、周囲の状況を確認しておくと安心です。
6.プランに合わせたチケットの事前購入はマスト
最後に、ニューヨークの人気観光スポットは混雑が予想されます。事前にチケットを購入しておくと、長時間の待ち時間を避けることができるでしょう。
特に、自由の女神やエンパイア・ステート・ビルディング、博物館など、観光客が多い場所では、事前予約を強くおすすめします。
また、子どもと一緒に観光する際は、こまめに休憩を取りながら、無理のないペースで進めることが大切です。
長時間歩くことが多いニューヨークでは、無理をせず、ゆっくり楽しめるプランを立てることで、家族全員が満足できる旅行になります。
ニューヨーク子連れ旅行の計画の立て方
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ニューヨークはその多彩な観光スポットとエンターテイメントが魅力的な都市ですが、子連れ旅行となると計画をしっかり立てることが大切です。
旅行を楽しむためには、子どもの年齢やニーズに合ったアクティビティやスケジュールを考える必要があります。
ここでは、子連れ旅行を成功させるための計画のポイントをいくつかご紹介します。
旅行の最適なシーズン
ニューヨークを訪れるベストシーズンは、家族構成や旅行の目的によって異なります。
気候やイベント、混雑状況などを考慮することで、子連れ旅行もより快適で楽しいものにできます。
筆者のおすすめは、過ごしやすく紅葉も楽しめる「秋のニューヨーク」。
しかし、それぞれの季節に魅力があるので、季節ごとの特徴を紹介していきます。
◾️ニューヨークの春(3月〜5月)
春のニューヨークは、気温が穏やかで観光に最適なシーズンです。
セントラルパークでの散歩やピクニック、子どもと一緒に遊ぶのに最適な季節です。公園の緑が美しく、春の花が咲き誇る様子を楽しむことができます。
しかし、春は観光客が多くなる時期でもあるため、人気の観光地やホテルは早めに予約をしておくことをおすすめします。
また、春の天候は変わりやすいので、軽いジャケットやレインコートを持参すると便利です。
◾️ニューヨークの夏(6月〜8月)
夏のニューヨークは非常に暑く、特に7月と8月は気温が30度を超える日も多くなります。
観光地も混雑しますが、子どもと一緒にプールやビーチで遊んだり、屋外イベントに参加したりするにはぴったりの季節です。
夏の間は、屋外映画上映や音楽フェスティバルなどの無料イベントも数多く開催され、家族で楽しむことができます。
また、ニューヨークの屋外プールやビーチでは、暑さをしのぎながら楽しむことができるので、子どもたちも存分に遊べます。
しかし、夏も春同様に混雑が予想されるため、事前に観光地のチケットを購入するのが賢明です。
◾️ニューヨークの秋(9月〜11月)
秋はニューヨークの観光のベストシーズンのひとつです。
暑さも和らぎ、過ごしやすい気温になります。秋のニューヨークでは、セントラルパークやブルックリン・ブリッジパークなどで紅葉を楽しむことができます。
特に10月中旬から11月初旬にかけて、ニューヨークの公園や街並みが色づき、素晴らしい景色が広がります。
秋のニューヨークは観光地も比較的空いており、人気のスポットをゆっくり楽しむことができるので、家族全員がリラックスして観光できるシーズンです。
また、秋は食欲の秋とも言われ、地元のレストランで旬の食材を使った料理を楽しむのもおすすめです。
◾️ニューヨークの冬(12月〜2月)
冬のニューヨークはホリデーシーズンのイルミネーションが美しく、クリスマスや年末年始の雰囲気を味わいたい方には最適です。
ロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーや、タイムズスクエアの煌びやかな装飾など、冬のニューヨークならではの美しい景色が広がります。
冬にはアイススケートを楽しめる場所も増え、例えばセントラルパークのアイススケートリンクやロックフェラーセンターのスケートリンクは、冬の風物詩として親しまれています。
家族でスケートを楽しむのも素晴らしい思い出になるでしょう。
ただし、冬は非常に寒いため、防寒対策が必要です。特に、雪が降ることもしばしば。暖かい服装や防寒具を忘れずに持っていきましょう。
また、冬のニューヨークは観光地が比較的空いているので、ゆっくりと観光できる反面、雪や寒さによる天候不良にも備えておくことが重要です。
関連記事:「ニューヨークの気候の特徴は?季節ごとの気温や服装、天気予報も!」
子どもの年齢別おすすめプラン
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幼児(0〜6歳)向けニューヨーク旅行プラン(5泊7日)
0歳から6歳までのお子様と一緒にニューヨーク旅行を楽しむためには、体力や集中力を考慮した無理のないスケジュールを組むことが大切です。
ニューヨークには広い公園や体験型の博物館、子どもが楽しめる施設がたくさんありますが、移動時間や休憩時間も考えながら、家族全員がリラックスして過ごせるプランにしましょう。
日程 | 活動内容 | 休憩・食事ポイント |
---|---|---|
1日目 | 到着・ホテルチェックイン 空港到着後、ホテルにチェックイン。ゆっくり休んで過ごします。 |
ホテル内で軽食を取る |
2日目 | セントラルパーク散策 & プレイグラウンド 広大な公園内の遊具や芝生エリアで遊びます。ベビーカーで移動しやすい場所が多いです。 |
セントラルパーク内のカフェで休憩 |
3日目 | アメリカ自然史博物館 恐竜の化石や巨大な展示があり、幼児も楽しめるエリアが豊富。 |
博物館内のカフェで昼食 |
4日目 | ブルックリン・チルドレンズ・ミュージアム 体験型展示が多く、幼児でも楽しめる施設です。 |
施設内で休憩、カフェでおやつ |
5日目 | ホップオン・ホップオフ・バスツアー 車内でリラックスしながら、マンハッタンの街並みを楽しめます。 |
バスの中でおやつや軽食 |
6日目 | タイムズスクエア見学 歩いて観光し、インタラクティブな看板やパフォーマンスを楽しみます。 |
レストランでランチ、周辺のベビーチェアあり |
7日目 | 帰国準備・空港へ移動 ホテルチェックアウト後、空港に向かいます。 |
空港で軽食、飲み物を購入 |
小学生(7歳〜)向けニューヨーク旅行プラン(5泊7日)
7歳以上のお子様になると、体力がついてきて、少し長めの移動やアクティビティにもチャレンジできるようになります。
ニューヨークはダイナミックな体験が豊富で、特に歴史やアート、文化を学べる観光地がたくさんあります。
観光地を巡りながら、子どもたちも楽しめるスポットを取り入れたプランで、充実した旅行を楽しみましょう。
日程 | 活動内容 | 休憩・食事ポイント |
---|---|---|
1日目 | 到着・ホテルチェックイン 空港到着後、ホテルにチェックインし、軽く周辺を散策します。 |
ホテル内で軽食やおやつを取る |
2日目 | 自由の女神 & エリス島 フェリーで自由の女神を間近で見学。エリス島で移民博物館を訪れます。 |
フェリー内で軽食、エリス島内のカフェで昼食 |
3日目 | アメリカ自然史博物館 恐竜の化石や宇宙の展示があり、子どもたちも楽しめるアクティビティが満載です。 |
博物館内のカフェで休憩、昼食 |
4日目 | ブロードウェイ・ミュージカル鑑賞 「ライオンキング」や「アラジン」など、家族向けのミュージカルを鑑賞。 |
昼食は劇場近くのレストランで |
5日目 | セントラルパーク & 自転車レンタル セントラルパーク内で自転車をレンタルし、広大な公園を探索します。 |
公園内のピクニックエリアで昼食 |
6日目 | イントレピッド海上航空宇宙博物館 戦闘機や宇宙船を見学、体験型展示も楽しめます。 |
博物館内のカフェで軽食、昼食 |
7日目 | タイムズスクエア & 帰国準備 賑やかなタイムズスクエアを散策後、空港へ向かいます。 |
空港で軽食や飲み物を購入 |
中高生(12歳〜)向けニューヨーク旅行プラン(5泊7日)
12歳以上の中高生と一緒の旅行では、少し大人向けの観光スポットや体験型アクティビティを取り入れるのがおすすめです。
歴史や文化、アートに触れられる施設に加え、自由行動の時間を設けることで、自主性や興味を引き出すきっかけにもなります。
日程 | 活動内容 |
---|---|
1日目 | ニューヨーク到着・ホテルチェックイン 昼食後、タイムズスクエア観光(ライトアップとショッピングを楽しむ) 夜はロックフェラー・センターで展望台を見学(夜景を楽しむ) |
2日目 | 自由の女神&エリス島ツアー フェリーで自由の女神を見学後、エリス島の移民博物館も訪れる 午後はウォール街と9/11メモリアル&ミュージアムを見学 |
3日目 | セントラルパークでアクティビティ サイクリングやボートを楽しんだ後、アメリカ自然史博物館を見学(恐竜化石、スペース展示など) 夜はブロードウェイでミュージカル鑑賞(「ライオンキング」や「アラジン」など) |
4日目 | メトロポリタン美術館とロウアー・マンハッタン散策 美術館で古代から現代までの芸術作品を鑑賞 午後はソーホー、グリニッジ・ヴィレッジを散策(ショッピングやカフェ) 夜はセントラルパークの周りを散歩、夜の展望台「エンパイア・ステート・ビル」を見学 |
5日目 | イントレピッド海上航空宇宙博物館とモマ(近代美術館) 戦闘機やスペースシャトルなどを見学、次に現代アートを楽しむ 午後はニューヨークのビル群を歩き、ロウアー・マンハッタンの風景を堪能 夕方、イースト・リバー沿いの公園でのんびり |
6日目 | ブルックリン橋を渡る、ブルックリン散策 ブルックリン橋を徒歩で渡り、ブルックリン・ハイツやダンボで写真撮影 午後はブルックリン・チルドレンズ・ミュージアムで遊び、マネーロンダリングウォールのストリートアートを楽しむ |
7日目 | 最終日のショッピング&帰国準備 午前中は5番街でショッピング 午後は空港へ移動、帰国準備 |
ニューヨークで子どもと一緒に楽しめる観光スポット
以下では、子連れで楽しめるニューヨークのおすすめ観光スポットについてご紹介します!
セントラルパーク
セントラルパークは、ニューヨークのど真ん中にある広大な都市公園で、子連れ旅行には外せない癒しスポットです。
自然が豊かで、四季折々の風景が楽しめるため、観光の合間にリラックスした時間を過ごすのにもぴったり。
大人も子どもものびのびと過ごせる貴重な場所です。
【基本情報】
- 場所:New York, NY 10024(マンハッタン中心部)
- 入場料:無料
- 開園時間:午前6時〜午前1時(年中無休)
- 関連記事:「セントラルパーク満喫ガイド!基本情報から楽しみ方までニューヨーク在住者が解説」
◾️子連れおすすめポイント
公園内には年齢別に分かれたプレイグラウンド(遊具エリア)が複数点在しており、小さなお子さまから小学生まで幅広く楽しめます。特に「ヘクトプレイグラウンド」や「アリス・イン・ワンダーランド像」周辺は人気スポットです。
ベビーカーでも移動しやすい舗装された道が整備されているため、赤ちゃん連れでも安心して散策できます。木陰も多く、夏場も比較的過ごしやすいのが魅力です。
公園内では馬車ライド(キャリッジライド)を体験できたり、レンタルボートで湖をゆったりと楽しむこともできます。ちょっとしたアクティビティが旅の思い出をより特別なものにしてくれますよ。
アメリカ自然史博物館
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映画『ナイト ミュージアム』の舞台にもなった、ニューヨークを代表する博物館。
規模内容ともに圧巻で、大人も子どもも夢中になれる展示が盛りだくさん!
科学・自然・宇宙など、多彩なテーマで構成されており、「遊びながら学べる」貴重な体験ができるスポットです。
天候に左右されない屋内施設としても、子連れ観光に非常に便利です。
【基本情報】
住所:200 Central Park West at 79th St., New York, NY 10024-5102(セントラルパークの西側)
入館料:大人:$30|子ども(3〜12歳):$18|学生:$24|シニア(60歳以上):$24
※2歳以下無料、公式サイトからの事前予約がおすすめです
◾️アメリカ自然史博物館の見どころ
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- 恐竜の化石
- 宇宙展示(プラネタリウム)
- 動物のリアルなジオラマ展示
- 宝石や鉱物のコレクションなど
◾️子連れおすすめポイント
ベビーカーでの入館が可能で、館内にはエレベーターも完備。おむつ替えスペースもあります。
特に子どもに大人気なのが、巨大なティラノサウルスやトリケラトプスの化石展示。圧巻のスケールに子どもたちは大興奮間違いなし!
各フロアにはテーマごとの展示があり、歩いて回っても飽きずに長時間楽しめるのが魅力です。
また、季節ごとに企画展示や期間限定イベントが開催されるので、何度訪れても新しい発見があります。特に冬季の「ホリデー・ライトショー」や「バタフライ温室」などは家族連れに人気です。
ブロードウェイ・ミュージカル鑑賞
ニューヨーク旅行でぜひ体験しておきたいのが、本場ブロードウェイのミュージカル鑑賞です。
中でも子連れファミリーに人気なのが、ディズニー作品を中心に上演している「ニュー アムステルダム劇場」。
カラフルな舞台セットや圧巻のパフォーマンスで、英語がわからなくても視覚的に楽しめる演目が多く、子どもたちも夢中になります。
【基本情報】
- 住所:214 W 42nd St, New York, NY 10036(タイムズスクエア近く)
おすすめ劇場
- ニュー アムステルダム劇場(New Amsterdam Theatre)
ディズニー作品専門の劇場で、ファミリー向け演目を多く上演しています。
子どもにおすすめの演目
- 『ライオンキング(The Lion King)』
- 『アラジン(Aladdin)』
- 『アナと雪の女王(Frozen)』※現在上演終了の場合あり。事前確認をおすすめします。
◾️子連れおすすめポイント
ファンタジーな世界観で構成されているため、言語がわからなくても視覚的に楽しめ、小さなお子様でも引き込まれやすい演出が魅力です。
公演時間は2時間以上が一般的なため、初めての鑑賞や幼児連れの場合は、昼公演(マチネ)や短めの演目を選ぶと無理なく観劇できますよ。
人気演目は売り切れやすいため、チケットは公式サイトなどでの事前予約が必須です。座席位置も早めに選べるので、子どもの集中力を考慮して前方の席を確保するのもおすすめです。
自由の女神
ニューヨーク観光の象徴「自由の女神(Statue of Liberty)」は、親子での思い出作りにぴったりの名所。
フェリーで海を渡るだけでも非日常のワクワク感があり、子どもも大人も一緒に楽しめる定番スポットです。
【基本情報】
- 住所:〒10004 New York(リバティ島)
- アクセス:バッテリーパーク(マンハッタン南端)からフェリーで約15分
- 関連記事:「自由の女神を見に行こう!世界遺産にも登録されたアメリカのシンボル」
◾️チケットの種類と子連れ向けの選び方
自由の女神には、目的や体力に応じた3種類のチケットがあります。子連れの場合は、お子さまの年齢や体力に合わせて無理のないプランを選ぶことがポイントです。
チケット種類 | 内容 | おすすめ年齢 | 料金(大人/子ども) | 備考 |
---|---|---|---|---|
一般入場 | リバティ島散策と自由の女神外観見学 | 幼児(0〜6歳) | $24.5/$12(※0〜3歳は無料) | ベビーカーでも快適。島内にトイレ・休憩スペースあり。 |
台座(ペデスタル)入場 | 台座の展望デッキと展示室見学 | 小学生以上(7歳〜) | $24.8/$12.3 | 展望と展示を楽しめる。階段の上り下りあり。 |
王冠(クラウン)入場 | 螺旋階段で王冠内部へ登頂 | 小学生高学年以上(体力がある方向け) | $25.3/$22.3(※0〜3歳不可) | 狭い階段を160段以上上る。事前予約必須。 |
▶ チケット予約はこちら:Statue City Cruises公式サイト(英語)
◾️子連れおすすめポイント
フェリーでの移動がアトラクション気分!移動そのものが子どもにとって楽しい体験に。デッキから眺めるマンハッタンの景色も絶景です。
島内はベビーカーOK&歩きやすいです。フラットな地形で、小さなお子さま連れも安心。トイレや売店も整備されており、滞在中も快適。
また、登らなくても大満足できます。外から見る自由の女神は迫力満点。ベンチや芝生エリアでピクニック気分も味わえますよ。
◾️注意点:セキュリティチェックが長引くことも
人気観光地なので混雑必至。特に週末や夏休みなどは、出発前に時間に余裕を持って行動しましょう。
ブルックリン・チルドレンズ・ミュージアム
世界初の「子ども専用博物館」として知られる、ブルックリン・チルドレンズ・ミュージアム(Brooklyn Children’s Museum)は、幼児から小学生までのお子さまにぴったりの遊び場です。
展示はすべて子ども向けに設計されており、触ったり、動かしたり、遊びながら自然と学べる体験が満載。
天候に左右されない屋内施設なので、雨の日の観光にもおすすめです。
【基本情報】
場所:145 Brooklyn Ave, Brooklyn, NY 11213
入場料:大人:$15|子ども(1〜12歳):$15|1歳以下:無料|祖父母:$14
※チケットは公式サイトまたは現地で購入可。週末や休暇中は混雑するため、事前予約がおすすめです。
◾️子連れにおすすめポイント
世界初の子ども専用博物館として設立され、展示やアクティビティのすべてが「子ども目線」で作られています。
見る・触る・動かす・作るといった体験型の展示が多く、遊びながら自然と学べるのが大きな魅力。子どもが夢中になって遊べるエリアが豊富です。
屋内施設なので、雨の日や寒い日でも安心して過ごせるのも大きなメリット。
冬季には施設の外に期間限定のスケートリンクが登場し、季節のアクティビティも楽しめます(貸しスケート靴あり)。
◾️年齢別おすすめの楽しみ方
幼児(0〜6歳)向けには、やわらかい素材で作られた安全なプレイゾーンや、光・音をテーマにした感覚的なエリアが充実。親子でゆったり遊べます。
小学生(7歳〜)になると、科学や文化に関するコーナーや「ごっこ遊び」系の展示に夢中に!創造力を育てるワークショップも定期的に開催されています。
ブルックリンという立地のため、マンハッタン中心部からは地下鉄で30分〜40分ほど。
観光の合間に1日しっかり時間をとって訪れるのがおすすめです。
イントレピッド海上航空宇宙博物館
イントレピッド海上航空宇宙博物館(Intrepid Sea, Air & Space Museum)は、実際の空母「イントレピッド号」を使った大迫力の博物館です。
戦闘機やヘリコプター、スペースシャトルなど、子どもたちの好奇心を刺激する展示が盛りだくさん。特に乗り物好きなお子さまにはたまらないスポットです。
【基本情報】
- 場所:Pier 86, W 46th St & 12th Ave, New York, NY 10036(マンハッタン西側の港沿い)
- 入場料:大人:$36|子ども(5〜12歳):$26|4歳以下:無料 ※事前に公式サイトでオンライン予約するとスムーズです。
◾️子連れにおすすめポイント
本物の戦闘機やヘリコプターを間近で見られる展示が豊富で、子どもたちは大興奮!乗り物や宇宙に興味がある子には特におすすめです。
実際の空母の甲板を歩くことができ、航空機の発着の雰囲気を体感できる貴重な体験が味わえます。映画やアニメの世界に入り込んだようなワクワク感があります。
スペースシャトル「エンタープライズ」の展示も見どころの一つ。宇宙への夢を膨らませる展示が満載です。
ベビーカーでの入場も可能。屋外・屋内エリアがあるため、天気の良い日には特におすすめです。
◾️年齢別おすすめの楽しみ方
幼児(〜6歳)は、戦闘機の大きさや形に目を丸くするだけでも楽しめます。階段の上り下りがあるため、ベビーカー利用時は館内スタッフに相談するとエレベーターの案内もしてもらえます。
小学生以上になると、各展示の説明を読みながら学べるので、自由研究や学習の一環としても価値のある体験になります。
博物館内にはギフトショップやカフェもあり、休憩をはさみながらじっくり楽しめます。
マンハッタンの中心部から徒歩やバスでアクセス可能な立地の良さも魅力です。
ホップオン・ホップオフ・バス
「ホップオン・ホップオフ・バス(Hop-On Hop-Off Bus)」は、ニューヨーク市内の主要観光地をぐるっと巡ることができる、観光客に人気の乗り降り自由なバスサービスです。
子連れ旅行では、徒歩での移動に疲れてしまったときや、効率的に観光をしたいときの心強い味方になります。
観光と移動を一度に楽しめるお得な交通手段として、特に初めてニューヨークを訪れるファミリーにおすすめです!
【基本情報】
- チケット:1日券・2日券・ナイトツアー付きなど複数プランあり
- ルート:タイムズスクエア、セントラルパーク、エンパイアステートビル、自由の女神フェリー乗り場など主要な観光スポットを網羅
- 運行会社:Big Bus Tours、Gray Line、TopView NYCなど
- 言語対応:日本語を含む多言語音声ガイドあり(イヤホン利用)
◾️子連れにおすすめポイント
2階建てバスのオープントップから見るニューヨークの街並みは大迫力! 子どもも景色に大はしゃぎ。風を感じながら、観光気分をしっかり味わえます。
歩き疲れたときや、移動の合間に一息つきたいときにも便利な交通手段に。ベビーカーをたたんで持ち込めば、子どもと一緒に安心して乗車できます。
観光スポットでは自由に乗り降りが可能なので、気になる場所を見つけたらすぐに立ち寄れるのが魅力。小さなお子さまの体調や機嫌に合わせて、柔軟に行動できます。
◾️子連れ利用のコツ
- 混雑を避けるなら朝一番の便がおすすめ。
- バスは屋根なしの2階席が人気ですが、日差しや風が強い日は帽子・防寒具を忘れずに。
- ベビーカーは原則折りたたみ式で、乗車時にスタッフが案内してくれます。
- 長時間の移動にはスナックや飲み物、絵本などを用意しておくと◎(※飲食禁止のバスもあるため事前確認を)
子連れにおすすめの宿泊施設
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子連れでニューヨーク旅行を計画する際、宿泊施設選びはとても重要なポイントです。
立地や安全性、キッズ向けのサービス、設備の充実度など、家族全員が安心して快適に過ごせる環境を整えることが、旅行の満足度を大きく左右します。
特に小さな子どもがいる場合には、ベビーベッドの貸し出しがあるか、電子レンジや冷蔵庫が使えるか、キッチン付きの部屋があるかなど、事前にチェックしておきたい点がいくつかあります。
ここからは、子連れ旅行に適したホテルの選び方や、おすすめのファミリー向けホテルをご紹介します。
子連れ旅行のホテル選びのポイント
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子連れでニューヨークを訪れる際、ホテル選びは旅の快適さを大きく左右する大切な要素です。
ただ安い・高級といった基準だけでなく、家族構成やお子様の年齢に合った設備や立地条件をしっかりチェックすることがポイントです。
以下では、子連れ旅行において特に重視したいポイントを紹介します。
◾️地下鉄駅や観光地に近い「立地の良さ」
ニューヨークは観光スポットが点在しているため、地下鉄駅から徒歩圏内かどうか、または訪れたいエリアにアクセスしやすいかを確認しておくと、移動の負担を減らせます。
小さな子どもがいる場合は、なるべく移動時間を短縮できるホテルがおすすめです。
◾️ベビーベッドの貸し出しやキッズ向けのアメニティがあるか
ベビーベッドやベビーチェア、子ども用アメニティ(ミニバスローブやスリッパなど)が用意されているホテルも多く、事前に確認することで滞在中の快適さが格段にアップします。
チェックイン時にリクエストできる場合もあるので、予約時にホテルへ問い合わせておくと安心です。
◾️キッチン付きで簡単な調理ができるホテルは便利
離乳食の温めや、ちょっとした軽食の準備が必要なご家庭には、キッチンや電子レンジ付きの客室があるホテルが特に便利です。
食事の選択肢が広がるだけでなく、体調に合わせて食事をコントロールできるのも大きなメリットです。
◾️ランドリー設備があると長期滞在に◎
特に1週間以上の滞在や、おむつ・着替えが多い幼児連れには、コインランドリーや洗濯乾燥機が館内にあるホテルが非常に便利です。
荷物を減らせるほか、汚れてしまった服をすぐに洗えるので、ストレスが軽減されます。
ファミリー向けホテル
子連れでの宿泊先選びでは、広さ・設備・立地・料金のバランスがとても大切です。
以下は、ニューヨークで子連れ旅行に人気のあるファミリー向けホテルです。
ホテル名 | 特徴 |
---|---|
Residence Inn by Marriott | キッチン付き・広めの客室で、朝食無料サービスもあるため子連れに嬉しい設備が充実。数日滞在する方にもおすすめです。 |
Homewood Suites | ファミリールームがあり、市内の複数エリアに展開されているため、滞在先に合わせて選びやすいのが特徴。朝食付きのプランも人気です。 |
Hilton Garden Inn | 子ども向けのアメニティもあり、リーズナブルな価格帯でコスパが良いホテル。マンハッタンの中心地に位置し、家族連れにも快適なサービスが整っていて、安心して滞在できます。 |
The Wallace Hotel(アッパーウエスト) | セントラルパークや自然史博物館が徒歩圏内にある閑静な住宅街に位置するホテル。落ち着いた雰囲気で、小さな子ども連れの方にも好評です。 |
ホテルの設備やサービスは、旅行中の快適さに直結します。
事前にホテルの公式サイトや予約サイトの「ファミリー向け情報」をチェックして、無理のない滞在プランを立てることが、子連れ旅を楽しむための第一歩です。
子どもと一緒に楽しめるニューヨークのグルメ
子ども連れでニューヨークを訪れる際、食事は重要なポイントです。
ここでは、子どもと一緒に楽しめるレストランや食事スポットをご紹介します。
NYのキッズフレンドリーレストラン
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ニューヨークには、子ども連れでも安心して楽しめるレストランがたくさんあります。
キッズメニューやベビーチェアの用意があるお店、エンターテイメント性のあるレストランなど、子どもが喜ぶ工夫がされたスポットも豊富です。
▼Ellen’s Stardust Diner(エレンズ・スターダスト・ダイナー)
店員さんが歌いながら接客してくれる、ブロードウェイ仕込みのエンタメ系ダイナー。店内はまるでショーを見ているかのような雰囲気で、子どもも大人も楽しめます。
▼Serendipity 3(セレンディピティ3)
映画にも登場する人気店で、ファンタジックな店内と、巨大スイーツ(特にフローズンホットチョコレート)が名物。甘いもの好きの親子には外せないスポットです。
▼Joe’s Pizza(ジョーズ・ピザ)
地元ニューヨーカーにも愛される本格派のスライスピザが味わえるお店。カジュアルな雰囲気で気軽に入れるので、小腹が空いた時にもぴったりです。
また、自分が滞在しているエリア周辺で子連れ向けのレストランを探す際は、Yelp(イェルプ)という口コミサイトがとても便利です。
Yelpでは現在地から近いお店を検索できるだけでなく、レビューの評価順に並び替えたり、「Good for kids(子ども向け)」というフィルターを使って、子連れでも快適に食事ができるお店を絞り込むことができます。
旅行中、現地でレストランを探す際にはぜひ活用してみてください。
NYのおすすめファストフード
子どもと一緒の旅行では、手軽にサッと食べられるファストフード店も強い味方です。ニューヨークには、子どもにも安心して食べさせられる素材にこだわったお店や、気軽に立ち寄れる人気チェーンが数多くあります。
▼Shake Shack(シェイクシャック)
ニューヨーク発のハンバーガーチェーン。抗生物質不使用の牛肉や新鮮な素材を使ったバーガー&フライが人気で、子どもにも安心。
バーガーサイズも比較的小さめで、キッズにぴったりです。ミルクシェイクも大人気なので、ちょっとしたご褒美にも◎。
▼Chipotle(チポトレ)
メキシカンファストフードの定番。ブリトーやタコスを好みに合わせてカスタマイズできるのが魅力。具材を選べるので、子どもの好みにも柔軟に対応でき、野菜もしっかり摂れるのが嬉しいポイントです。
▼Five Guys(ファイブガイズ)
ジューシーなアメリカンバーガーと山盛りのフライドポテトが楽しめる、食べ応え満点の人気店。注文ごとに調理されるため、出来立ての味を楽しめるのが魅力。
ピーナッツが無料で置かれているため、アレルギーのあるお子様には注意が必要です。
▼SUBWAY(サブウェイ)
サンドイッチを自分好みに作れるチェーン店。野菜の種類も豊富で、ヘルシー志向の方や小食なお子様にもおすすめです。具材を見ながら選べるスタイルは、子どもにとっても楽しめる体験になります。
◾️モバイルオーダーの活用もおすすめ!
また、事前に利用するお店が決まっている場合は、モバイルオーダー(アプリ注文)を活用するのもおすすめです。
特にお昼時などの混み合う時間帯でも、列に並ぶことなく注文できるため、子連れの外食をスムーズにしてくれます。
さらに、スマートフォン上でじっくりメニューを確認しながら注文できるので、現地であれこれ迷ってしまうことも減り、時間の節約にもつながります。
Shake Shack や Chipotle など、多くの店舗がモバイルオーダーに対応していますので、ぜひ旅の前にアプリをダウンロードしておきましょう。
パン屋・スイーツ巡り
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ニューヨークは実はスイーツ&ベーカリーの激戦区。
街を歩けば魅力的な香りに誘われて、つい立ち寄りたくなるお店がたくさんあります。
子どもと一緒に楽しめるおやつタイムや、小腹が空いたときの立ち寄りスポットとしてもぴったりです。
▼Junior’s Cheesecake(ジュニアズ・チーズケーキ)
ニューヨークチーズケーキの代名詞的存在とも言える老舗。濃厚でクリーミーな味わいのチーズケーキは、旅行のお土産としても人気。タイムズスクエア店はアクセスも便利で、観光の合間に立ち寄るのにも最適です。
▼Levain Bakery(レバイン・ベーカリー)
外はカリッと、中はしっとりの分厚いチョコレートチップクッキーで有名なお店。子どもも思わず笑顔になるボリューム感と甘さで、観光中のおやつにぴったりです。1枚でも満足感たっぷり!
▼Magnolia Bakery(マグノリア・ベーカリー)
映画『セックス・アンド・ザ・シティ』で一躍有名になったカップケーキの名店。ふんわりとしたカップケーキやクラシックなバナナプディングなど、写真映えも抜群。スイーツ好きファミリーには外せないスポットです。
▼BREADs Bakery(ブレア・ベーカリー)
日系クオリティに近い繊細で優しい味のパンが揃うベーカリー。ハード系のパンから菓子パンまで幅広く、朝食や軽食にもおすすめです。海外のパンに馴染みがないお子さまでも食べやすい味わいで、日本人ファミリーにも人気。セントラルパークからも近いのでテイクアウトして公園でピクニックの楽しむこともできますよ!
パン屋やスイーツ店は、観光の合間のリフレッシュや、子どもの機嫌直しにも効果的なスポットです。
並んでいることも多い人気店は、Google Mapsで事前に混雑状況を確認してから利用するのもおすすめです。
スーパー・テイクアウト活用法
外食ばかりが続くと、子どもも大人も疲れてしまいがち。
そんなときは、スーパーマーケットやデリを活用して、ホテルでゆっくり食事をとるのもおすすめです。
ニューヨークには、品揃え豊富で美味しいテイクアウトメニューが充実したスーパーが多数あり、時間とコストを節約しながら、ローカルの味も楽しめるのが魅力です。
▼Whole Foods Market(ホールフーズ・マーケット)
全米で展開されているオーガニック食材のスーパー。
広々とした店内には、量り売りのデリコーナーがあり、温かいおかずやサラダを自分で好きなだけ選べるのが魅力です。ピザやグリルチキン、ベジタリアン向けメニューなど、選択肢も豊富。子どもの食事にも安心して利用できます。
店内にイートインスペースがある店舗も多く、観光の合間の軽食にも便利です。
▼Trader Joe’s(トレーダー・ジョーズ)
アメリカで大人気のユニークなスーパー。
オリジナルブランドのお菓子や冷凍食品が充実しており、旅のおやつやお土産探しにもおすすめです。
手軽に食べられるブリトーやサンドイッチなどの軽食メニューもあり、外出先でサクッと食事を済ませたいときにぴったり。
ホテルに電子レンジがある場合は、冷凍パスタや餃子なども美味しく楽しめるので、食事の選択肢が広がります。
▼デリ(Deli)
ニューヨーク中に点在するローカルのデリ(Deli)は、手作りのサンドイッチやホットミール、スープなどを気軽に楽しめる便利な存在。
お店によってメニューに個性があり、地元の人が普段食べている味を体験できるのが魅力です。
量が選べたり、その場で作ってくれるところも多いので、子どもの好みに合わせた調整もしやすいです。
テイクアウトを上手に活用すれば、子どもがリラックスできるホテルの部屋でゆったりと食事ができるうえ、食べ残しても翌日に回せるなど、子連れ旅行ならではのメリットがたくさんあります。
Google MapsやYelpで「supermarket」「deli」と検索すれば、現在地近くのお店が簡単に見つかります。
移動の合間や観光帰りに立ち寄って、無理のない食事スタイルを取り入れてみましょう。
子連れニューヨーク旅行の移動手段とコツ
ニューヨークは交通網が発達しており、地下鉄・バス・タクシー・ライドシェアなど多彩な移動手段がありますが、子連れでの観光では少し工夫が必要です。
ここからは、事前に知っておくと安心な移動情報をご紹介します!
公共交通機関の利用方法(メトロ・バス)
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ニューヨークでは、地下鉄(メトロ)と市バスが市内の移動にとても便利です。
子連れでも比較的使いやすく、身長44インチ(約112cm)以下の子どもは無料で乗車できるのが嬉しいポイントです。
大人は、チャージ式の「MetroCard」またはタッチ式の「OMNY」を使えば、地下鉄・バスのどちらもスムーズに利用できます。
また、「Google Maps」や「Transit」といったアプリを使えば、現在地から目的地までの最適なルートをリアルタイムで検索できるので、初めての方でも安心です。
混雑しやすい通勤時間帯(朝7〜9時・夕方17〜19時)を避けると、ベビーカー連れでも移動しやすくなります。
タクシー・Uberも活用
ベビーカーでの移動や、子どもが疲れてしまった時は、タクシーやUberなどのライドシェアサービスがとても便利です。
特に小さなお子さん連れにおすすめなのが、「Uber Car Seat」というサービス。チャイルドシート付きの車両を指定できるので、安心して移動できます。ただし台数に限りがあるため、利用する際は事前予約がおすすめです。
また、ニューヨーク市内のタクシーでは、7歳以下の子どもはチャイルドシートなしでも大人の膝の上で乗車OKとされています(※現地法に基づく)。
公共交通機関と比べて小回りが利くため、ドア・ツー・ドアでスムーズに移動できるのも魅力。
特に以下のようなシーンではタクシーがとても役立ちます。
- 荷物が多いとき
- 天候が悪いとき
- 子どもがぐずってしまったとき
- 夜の移動や長距離移動のとき
子どもの体調や状況に合わせて、無理なく移動できる選択肢として覚えておくと安心ですよ。
ベビーカー利用時の注意点
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ニューヨークの地下鉄駅の多くにはエレベーターが設置されていないため、ベビーカーでの移動には注意が必要です。
特に地下鉄の利用時には、階段を使わなければならないことが多いため、持ち運びに便利な軽量のB型ベビーカーを選ぶと便利です。
さらに、MTA(ニューヨーク市交通公社)の公式サイトでは、駅ごとのエレベーター設置状況を確認できる専用マップが公開されています。
このマップを使えば、バリアフリー対応の駅を視覚的に確認できるので、旅行のルートを組む際にとても便利ですよ。
一方、市バスはベビーカーのまま乗車できる車両も増えており、地下鉄よりもフラットで利用しやすい面があります。
ただし、混雑時にはベビーカーを折りたたむよう求められる場合もあるため、周囲の状況に応じて柔軟に対応しましょう。
子連れ旅行の持ち物リスト&準備のポイント
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子連れでの海外旅行では、「あれも持ってくればよかった…」とならないように、事前の持ち物チェックと準備がとても大切です。
特にニューヨークのように街歩きが中心になる旅では、コンパクトに&効率よく必要なものを準備することが、快適な旅につながります。
子連れ旅行に欠かせない「必須アイテム」や「あると便利なグッズ」、そして現地で調達可能なものをまとめてご紹介します。
※お子さんの年齢によって、リスト内容は調整してくださいね。
必須アイテム
アイテム | 備考 |
---|---|
パスポート(子ども用も) | 渡航に必須。旅券番号と顔写真が確認できるコピーも持参すると安心。 |
ベビーカー | 軽量・コンパクト推奨。移動中や観光で役立つ必須アイテム。 |
オムツ/おしりふき | 多めに持参し、観光中でも必要なときにすぐに取り出せるように。 |
着替え | 天候に対応した重ね着式をおすすめ。昼夜の温度差に対応可能。 |
常備薬 | 発熱や腹痛に備えて。お子様に合わせた薬を持参することを忘れずに。 |
携帯用おやつ/粉ミルク | 空腹時のぐずり対策に便利。年齢に合わせたおやつを選ぶと良い。 |
抱っこ紐/スリング | 混雑時やベビーカーNGの場所で便利。長時間の移動にも役立つ。 |
海外旅行保険証 | 万が一の病気やケガに備えて。保険の詳細と連絡先も確認しておく。 |
◾️観光中のパスポート携帯について
ニューヨークでは、トランプ政権時代以降、不法移民への取り締まりが強化され、稀に身分証明の提示を求められるケースがあります。
万が一に備えて、パスポートの携帯をおすすめします。
原本を持ち歩くのが一番ですが、顔写真と旅券番号が確認できるコピー(紙またはスマホ)も常備しておくと安心です。
あると便利な持ち物
アイテム | 備考 |
---|---|
チェアベルト | レストランでハイチェアがないときに活躍。 |
子ども用ヘッドフォン | 飛行機や観劇用に便利。音量制限付きで子どもに安心。 |
子ども用タブレット | 飛行機やレストランで暇な時に役立つ。 |
モバイルバッテリー | スマホ必須の旅に必携。地図アプリやチケット予約で使用頻度高。 |
折りたたみエコバッグ | アメリカではどのお店もバッグが有料。荷物が増えた時やスーパーで重宝。 |
折りたたみ傘/ベビーカー用レインカバー | NYC観光中は突然の雨や冬季は雪が降ることが多いので、持っておくと安心。レインカバーは防寒対策にも使用可能。 |
◾️特にモバイルバッテリーは必携アイテム
現地での地図アプリの利用や観光施設のチケット予約、レストランの検索など、スマートフォンを使う機会は非常に多くなります。
2回以上フル充電できる大容量タイプ(100Wh以下の機内持ち込み可能なサイズ)を持参することをおすすめします。
旅行中の「電池切れ」を防ぎ、安心して1日を過ごすためにも準備を忘れずに!
現地調達できるもの
アイテム | 購入場所 |
---|---|
オムツ/お尻拭き/離乳食/粉ミルク | CVS、Walgreens、Target、Whole Foodsなどのスーパー・ドラッグストア |
おやつ・飲料 | スーパー、デリ、コンビニなど |
子ども用洗剤 | ドラッグストアで入手可能 |
子どもの洋服 | Target、Uniqlo、H&Mなど |
◾️ポイント
消耗品や飲食物、さらに突然の天候の変化に合わせた洋服の調達も、現地で可能です。
ただし、普段使っているブランドや商品とは異なる場合が多いため、使用感やサイズ感に不安がある方は、あらかじめ日本から持参することをおすすめします。
まとめ:家族で最高のニューヨーク旅行を楽しもう!
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子連れでのニューヨーク旅行は、事前の準備と無理のない計画が成功のカギです。
街全体が子どもにもやさしい観光地として進化しており、年齢に合わせたスポットやサービスを活用することで、家族全員が安心して楽しめます。
ニューヨークには、セントラルパークでのリラックスした時間や、ブロードウェイのミュージカル観賞、アメリカ自然史博物館でのワクワクする体験など、子どもが夢中になれる観光スポットが満載です。さらに、子ども向けの食事が楽しめるレストランや便利な移動手段も充実しています。
この記事を参考に、最高のニューヨークファミリートリップを実現させ、家族みんなの楽しい思い出をいっぱい作ってください!
あなたのニューヨーク旅行をもっと素敵に!
ニューヨークでの子連れ旅行に関する質問があれば、現地在住の日本人ロコに相談して、より快適な旅を実現しましょう。