ロシア旅行の持ち物は?海外旅行の必需品から現地で役立つ便利アイテムまで
ロシア旅行に必要な持ち物リストをご紹介します。海外旅行の必需品から現地で役立つ便利アイテムまで、ロシア旅行に用意していきたい持ち物をまとめました。
日本のように四季のあるロシアは季節により気候が大きく変わるので、現地の天気や気温にあわせた服装を準備して快適に観光を楽しみましょう!
日本の外務省は、ウクライナとの国境周辺地域に対して「レベル4:退避勧告」、その他のロシア全域に対して「レベル3:渡航中止勧告」を発出しています。そのため、観光やビジネスなどの目的での渡航は控えることが強く推奨されています。
最新の安全情報を確認し、外務省の海外安全情報や渡航禁止勧告を必ず確認してください。 また、渡航の際は十分な準備と安全対策を行い、自己責任で行動するようお願いいたします。
ロシア旅行に必ず必要な基本の持ち物
ロシアは残念なことに戦争中。今は気軽に訪れることができない国となっています。今もなお地球のどこかで辛い思いをしている人たちがいると思うと心が痛みます。
少しでも早く人々に平和が訪れることを願って、今回はロシアの旅に必要な持ち物を説明しますね。
ロシア旅行に必ず必要な基本の持ち物リスト
カテゴリ | アイテム一覧 |
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パスポート | 出国時6か月以上の残存期間が必要。駐日外国公館で最新情報を確認。 |
VISA(ビザ) | 渡航には事前にロシア大使館でのビザ申請が必要。 |
現金(ロシア・ルーブル) | クレジットカードは使用不可。ATMでの引き出しもできないため、現金を事前に準備。 |
変換プラグ(Cタイプ)・変圧器 | Cタイプの変換プラグと変圧器が必要。スマホやカメラはプラグのみ対応、家電には変圧器も必要。 |
通信機器 | スマートフォン+ポケットWi-FiまたはSIMカードは、ナビや翻訳機能に必須。 |
防寒対策グッズ | 冬は厚手の防寒着、夏は薄手と長袖の両方を準備。春秋は初冬並みの服装で防寒対策を。 |
スキンケア用品 | 乾燥対策に保湿アイテムを用意。使い慣れたスキンケア用品も持参。 |
洗面用具 | アメニティが充実していないため、歯ブラシやタオルなどを準備。 |
常備薬 | 痛み止めや胃薬、酔い止めなど急な体調不良に備えた薬を持参。 |
パスポート
まずは海外旅行の必須持ち物、パスポートです。余裕を持って準備し、持って行けるようにしておきましょう。
訪れる国によってパスポートに必要な残存期間が異なり、ロシアの場合はロシア出国時6が月以上の残存期間が必要です。
最新情報は必ず駐日外国公館に直接問い合わせましょう。
VISA(ビザ)
日本からロシアに渡航する際には目的に応じたビザの取得が必要です。事前にロシア大使館を参考にしてビザを申請しておきましょう。
観光目的の場合は、2023年8月1日から電子VISA(E-visa)の発給がスタートしました。日本国籍の方も申請できるので、とても便利です。
電子VISAはオンラインで簡単に申請できて、入国の4日前までに手続きを完了すればOK。有効期間は60日間で、最大16日間滞在できます。申請には顔写真とパスポートの画像ファイルが必要で、手数料は52米ドルです(2025年現在)。
また、従来の観光ビザを取得する場合は、ロシアビザセンターを通じて申請します。こちらはパスポートの原本や写真、申請書、旅行会社が発行する受入証明書(バウチャー)などが必要です。手数料はビザの種類や滞在期間によって変わります。!
現金(ロシア・ルーブル)※クレジットカードは使えない!
ロシアを旅する時は必ずロシアの現金(ルーブル)を準備しておきましょう。
2025年現在、ロシア国内では、外国で発行されたクレジットカード(VISAやMasterなど)の決済事業が利用できない状態となっています。
クレジットカードが利用できないということは、現地のATMでルーブルを引き出すこともできません。
変換プラグ(Cタイプ)・変圧器
ロシアで日本から持ち込んだ電化製品を使用する場合、コンセントの形状が日本とは異なりCタイプの変換プラグが必要になります。
またスマートフォンやカメラ・パソコンは変換プラグのみで対応できますが、ドライヤーやアイロンには変圧器も必要です。
詳細はこちらの記事「ロシアのコンセント形状は何タイプ?充電方法や充電スポット、コンセントを使う時の注意点」を参考にしてください
スマートフォン+ポケットWi-FiまたはSIM
スマートフォンと共に、ポケットWi-FiもしくはSIMも持って行きましょう。
現地でマップや翻訳を利用するには欠かせません。
気候に合わせた洋服
ロシアは地域にもよりますが、非常に寒い国です。
しっかりと気候に合わせた洋服を持って行きましょう。
◾️ 冬(11月~2月)
厚手の膝まであるダウンジャケットや耳が隠れる帽子、マフラー、手袋が必須です。
積雪量も多いので、厚底で滑りにくい靴があるといいですね。
◾️ 夏(6月~8月)
気温が30℃を超す日もあれば10℃を下回る日もあり、一日の気温差も大きくなります。
夏場でも長袖のパーカーなどのしっかりした羽織ものは必要です。
その他の春や秋は、厚手のコート上着を持って防寒対策をしっかりとしておきましょう。
◾️ 春・秋(4~5月・9~10月)
ロシアも比較的過ごしやすい季節になります。
しかし雪が降るような日もあるので防寒対策を意識しながら、日本の初冬程度の服装を考えておきましょう。
化粧品やスキンケア用品
日頃使っている化粧品やスキンケア用品を持って行くと安心です。
ロシアは乾燥が激しいので、日頃使っているスキンケア用品に加え、クリームなど乾燥対策のものも準備しておきましょう。
歯ブラシなど洗面用具
歯ブラシなどの洗面用具も持って行くと安心です。
ロシアのホテルに備わっているアメニティはタオルと石鹸程度で、日本のホテルほどに充実はしていません。
歯ブラシなどは必要に応じて日本から持って行く必要があります。
常備薬
常備薬は必須アイテムです。普段飲んでいる常備薬は必ず持って行きましょう。
また急な体調不良に備えて、痛み止めや胃薬等もあるといいですね。
ロシアの路面バスなどは日本よりも少し揺れが激しい傾向にあるので、乗り物酔いが心配な人は酔い止めも持参しましょう。
ロシア旅行にあると便利な持ち物
次にロシア旅行に行くときに、必須ではありませんがあると非常に便利な持ち物を紹介します。
ロシア旅行にあると便利な持ち物持ち物リスト
カテゴリ | アイテム一覧 |
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充電関連アイテム | モバイルバッテリー(スマホのバッテリー切れ対策に便利) |
カメラ・撮影機器 | 本格的なカメラ(スマホだけでなく高画質な写真を残したい方におすすめ) |
貴重品管理グッズ | セキュリティポーチ(スリや盗難対策に便利。スキミング防止機能付きもおすすめ) |
防寒アイテム(秋冬) | 耳当てやニット帽(氷点下の寒さ対策に必須) |
雨対策アイテム | 折りたたみ傘やフード付き防水ジャケット(突然の雨でも安心) |
モバイルバッテリー
モバイルバッテリーは、あると非常に便利です。
特に海外ではわからないことが多くあるので、スマホで調べ物をする回数も増えるでしょう。
マップを使ってナビを利用するとバッテリーの減りも速くなります。
スマホの充電がなくなって、せっかくのシャッターチャンスに写真が撮れない!などと困らないためにもモバイルバッテリーを持って行きましょう。
カメラ
最近はスマホをカメラ代わりに使う人も多いと思いますが、やはり本格的なカメラで撮影した写真は特別です。
スマホの充電も気にせずに使えるカメラは、旅のお供には最適ですね。
貴重品を入れるためのセキュリティポーチ
海外旅行ではスリや置き引きなどの盗難対策も大切です。
肌身離さずに持ち歩けるセキュリティポーチがあると安全。腰に巻くタイプや首からぶら下げるタイプなど、使いやすいものを選びましょう。
スキミング防止機能が付いているタイプだと、大切なカードやパスポートなどの情報も守れますね。
耳当てやニット帽(秋冬)
秋冬の季節は、耳当てやニット帽も必ず持って行きましょう。
氷点下になると、耳を出して外は歩けません。
寒さで耳が痛くなるだけでなく、凍えて「しもやけ」状態になってしまうことも。
現地で購入してもいいですが、割り高なうえにお気に入りが見つけられないこともあるので日本から持って行くのがおすすめです。
折りたたみ傘またはフード付きの防水ジャケット
ロシアでは、予測できないタイミングで急に雨が降るということがよくあります。
折りたたみ傘かフード付きの防水ジャケットは持って行くようにしましょう。
突然の雨に見舞われて濡れてしまうと、とても寒く、身体が冷えてしまいます。
風邪をひかない為にも雨具は持ち歩くようにしましょう。
ロシアの空港はスーツケースのトラブルが多い?!
ロシアの空港では、スーツケースのトラブルが起こるケースをよく耳にします。
スーツケースが開けられていたり、破損したりすることもまれではありません。
ロシアに行く際は丈夫なスーツケースを選ぶようにしましょう。
また、海外保険などに入っておくこともおすすめです。
まとめ:必要な荷物をしっかり準備して、ロシア旅行を楽しもう!
ロシア旅行を安全で快適に楽しむためには、事前の準備がとても大切です。
パスポートやビザ、現金や防寒具など、基本の持ち物をしっかり揃えておきましょう。
また、便利なアイテムとしてモバイルバッテリーやセキュリティポーチ、防寒対策グッズを用意しておくと、さらに安心して旅を楽しめます。
必要な荷物をしっかり準備して、素敵なロシア旅行の思い出を作りましょう!
ロシアの旅を楽しいものにするために、ロコタビに質問するのもおすすめです。
現地在住の日本人が、ロシアに関するホットな情報や、現地の人にしかわららないローカルな情報も教えてくれて、心強い味方になってくれますよ。