メルボルンの天気と気温、旅行中のおすすめの服装
【オーストラリア・メルボルン在住者執筆】旅行が決まったら持ち物の準備です。南半球にあるメルボルンは、日本とは真逆の気候です。また、1日の中での天候の変化が激しいエリアでもあります。ここでは、年間の気候の特徴や、旅行中におすすめの服装をまとめました。あなたが旅行へ行く時期の最適な服装をチェックして、旅行準備を万全に整え、旅行を楽しみましょう。
メルボルンの年間の天気と気温
日本と同じように四季がはっきりしているメルボルンでは、夏は照りつけるように熱くなり、冬はコートが必要なくらい寒くなります。しかし、1日の中に四季があると言われているメルボルンは、朝晩と日中の温度差が激しく天気も変わりやすいエリアです。
メルボルンの年間の気温と降水量
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | |
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メルボルン平均気温(℃) | 21.9 | 21.2 | 19.3 | 16.6 | 13.0 | 9.6 |
メルボルン降水量(ml) | 68 | 2 | 31 | 7 | 56 | 69 |
東京平均気温(℃) | 5.2 | 5.7 | 8.7 | 13.9 | 18.2 | 21.4 |
東京降水量(ml) | 52.3 | 56.1 | 117.5 | 124.5 | 137.8 | 167.7 |
7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | |
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メルボルン平均気温(℃) | 10.0 | 9.9 | 11.6 | 15.4 | 16.6 | 20.2 |
メルボルン降水量(ml) | 15 | 19 | 16 | 36 | 99 | 114 |
東京平均気温(℃) | 25.0 | 26.4 | 22.8 | 17.5 | 12.1 | 7.6 |
東京降水量(ml) | 153.5 | 168.2 | 209.9 | 197.8 | 92.5 | 51.0 |
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メルボルンは南半球に位置するため、日本とは季節が真逆になります。そのため、6月から8月にかけて最も寒くなりますが、日本と異なり、雪が降ることは滅多にありません。また、12月から1月にかけては真夏の暑さになります。
メルボルンでは、オーストラリアの他の年に比べると降水量は少ない方で、日本のような梅雨の時期がありません。
春のメルボルン(9月、10月、11月)
メルボルンの春は9月から11月にあたります。この3ヶ月の平均最高気温は約19度、平均最低気温は約9度です。9月はまだ冬の寒さが残ることが多いですが、10月からは徐々に暖かい日が増えてきます。
夏のメルボルン(12月、1月、2月)
メルボルンの夏は12月から2月にあたります。この3ヶ月の平均最高気温は約26度、平均最低気温は約13度です。気温だけを見ると日本より涼しく思うかもしれませんが、オーストラリアの紫外線は日本のそれより強く、体感温度は高くなります。サングラスや帽子、日焼け止めの用意が欠かせません。
秋のメルボルン(3月、4月、5月)
メルボルンの秋は3月から5月にあたります。この3ヶ月間の平均最高気温は約20度、平均最低気温は約14度、雨も降りにくいため過ごしやすい気候といえます。しかし、日中は真夏のような暑さになることもあるため服装には注意が必要です。
冬のメルボルン(6月、7月、8月)
メルボルンの冬は6月から8月にあたります。この3ヶ月間の平均最高気温は約14度、平均最低気温は約6度です。雪が降らないとはいえ、朝晩は足先が震えるほど冷え込みます。冬の時期は小雨が降る日が続くことがあるので折りたたみ傘が必須です。
旅行中にオススメの服装
2時間で気温が一気に20度下がるといったこともあるメルボルンでは、天気の予測が困難です。そんなメルボルンでメルボルンで旅行を思いっきり楽しめるように、服装の準備は万全にしましょう。
1月の服装(夏)
1月はメルボルンのベストシーズンです。メルボルン中で様々なイベントが開催され、街中で露出の多い服装をして歩く現地の人が目立つようになります。また降水量も少なくなるので、思いっきりメルボルンを楽しむにはオススメの月です。
2月の服装(夏)
メルボルンの2月はまだ夏です。1月と同様、半袖で外出する人が大半です。天気がいい日が続くので、国立公園でのハイキングに行く人や、外でバーベキューをする人が多くいます。
3月の服装(秋)
秋に差し掛かる月とはいえ、日中は30度を超える暑さになることもあります。旅行の際は、薄手の服装の他に、薄い羽織ものを持参するといいでしょう。特にナショナルパークなどでのハイキングをする場合、標高が高いところでは日中でも急激に寒くなるので注意が必要です。
4月の服装(秋)
4月は、ズバリ気まぐれの月です。猛暑となった翌日に冬のような寒さになるなど1週間の中での天気の変化が激しくなります。そのため、半袖はもちろん薄手の長袖やジャンパーを必ず持っていくようにしましょう。
5月の服装(秋)
肌寒くなってくる5月ですが、5月上旬は日中は半袖でも街中を歩けるほど暖かくなることもあります。しかし5月下旬になると、気温が急に下がり始め、雨が降ることも多くなります。上着と折り畳み傘を常に持ち歩くことをおすすめします。
6月の服装(冬)
6月はいよいよ冬の到来の月です。日中は厚手のニット一枚でも寒さをしのぐことができますが、夜は冷え込むので、ジャンパーが必須です。
7月の服装(冬)
6月に比べて一段と寒くなります。日中でも冷え込むため、観光中は常にジャンパーの着用をしましょう。
8月の服装(冬)
8月は日本でいう真冬です。日中でも必ずジャンパーを着用しましょう。また、冷たい海風が強く吹くことが多いため、観光でビーチ沿いに行く予定のある方は、マフラーや手袋の着用をおすすめします。
9月の服装(春)
9月からは徐々に気温が上がり始めますが、朝晩は冷え込みます。日中はニットなどの厚手の長袖を着用し、ジャンパーを持ち歩くといいでしょう。
10月の服装(春)
10月からは気温も徐々に上がり過ごしやすい気候となります。最高気温は20度を超える日もあるため、半袖や薄手の長袖を着用し、パーカーなどのジャンパーを持参するといいでしょう。
11月の服装(春)
11月は、平均気温が20度と過ごしやすい月になります。日中はキャミソールなどの薄手の服装で街中を歩く人が多くいます。しかし、降水量が多くなる月でもあるため折りたたみ傘は必ず持つようにしましょう。
12月の服装(夏)
12月は真夏です。気温は日本に比べると高くないですが、紫外線が強いためサングラスや帽子の着用は必須です。また、日焼け止めを塗るのも忘れないようにしましょう。また、残念ながら、夏場でも公共交通機関の中は蒸し暑いことがあります。汗拭き用のタオルがあると便利です。
まとめ
いかがでしたか?今回はメルボルンに来る旅行者の皆様向けにメルボルンの天気や、適した服装について紹介しました。雪が滅多に降らなかったり、梅雨の時期がなかったりと旅行に都合の良い気候であるメルボルン。それぞれの季節に適した服装を準備して楽しいメルボルン旅行を送ってください!