コロナ禍における 陸路(電車)でのドイツ入国に関して
Ogushiさん
もしお分かりになる方がいらっしゃいましたら、教えて下さると助かります。
コロナ禍で、日本人にとっては現在(2020/10)ドイツの入国は厳しく制限されていると聞いております。入国が許可されず帰国した例も聞いたことがありますし、入国する必要があることを証明する書類等がないと入国できないなど、かなり厳しい印象を持っています。
(その割には羽田=フランクフルト便が毎日運航されているから不思議です。)
今回、個人的な観光目的でチューリッヒから入国し、ウィーンまで移動する予定なのですが、この間をフライトにするか、電車でミュンヘンに立ち寄るかで悩んでいます。目的はアルテピナコテークの訪問だけです。
電車でスイスからドイツへ入国した場合、空港のような入国審査はないと思うのですが、このコロナ禍の陸路移動における入国制限というのは、実際あるのでしょうか?
無理をして立ち寄ろうとは考えておりませんが、実際のところどうだろうと思い、お分かりになりましたら教えていただけますとありがたいです。
どうぞよろしくお願いします。
2020年10月28日 18時27分
ともおてつさんの回答
はじめまして。
ドイツ・ベルリン在住の者です。
ドイツ・スイス・オーストリアへの日本国籍保持者の入国条件については、各国大使館へ公式情報を確認されるようお願いいたします。
非公式情報については、誰も責任を負いません。
ドイツでは、公式にはまだ日本国籍者の入国は、長期滞在ビザを持っている者を除いて原則的には現在では認められていません。
ただドイツ・スイス・オーストリアこの3国は全てシェンゲン協定加盟国であり、相互の出入国には本来なら検査はありません。
ですが抜き打ちで検査が行われていると聞いています。
鉄道が良いのかフライトがいいのか、何とも申し上げられません。
また。スイス全土とオーストリアのドイツに隣接した地域は現在、ドイツ連邦政府の認定する感染危険地域となっており、これらの地域からドイツへ入国した人間全てに14日間の隔離とPCR検査、および保健所への届け出が義務付けられています。
なお本日、ドイツ連邦政府と各州政府の会議があり、新たな感染拡大防止策が発表される予定です。
その中には、ホテルなど宿泊施設での観光客の宿泊禁止や、飲食店での店内飲食が盛り込まれる見込みと各マスコミが報じています。
ミュンヘン市内のピナコテークなども、閉館になる可能性があります。
ドイツ連邦政府は繰り返し、国民にドイツ国内外での旅行・移動を控えるよう、強く要請しています。
以上の状況から、現時点ではヨーロッパへの旅行はお勧めいたしません。
ご参考までに。
2020年10月28日 18時44分
この回答への評価
ともおてつさん、ご丁寧な回答、誠にありがとうございます。
現地の情報の重みを感じます。
やはりヨーロッパは拡大の第2波が大きいですね。
新たな防止策も注視のうえ、渡航の取り止めも含め慎重に検討します。
どうぞありがとうございました。
2020年10月28日 18時50分
追記
ご評価いただき、ありがとうございます。
新たな感染拡大防止策ですが、「飲食店での店内飲食の禁止が盛り込まれる見込み」に訂正いたします。
すみませんでした。
さらに申し上げますと、直近7日間の人口あたりの感染率からドイツ連邦政府は感染危険地域を認定していますが、現時点ではドイツ国内の大都市は全てこれに該当しており、ミュンヘンも例外ではありません。
私自身もベルリンで、外出を極力控えているところで、博物館や美術館の訪問は考えられない状況です。
2020年10月28日 18時55分
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