ワーキングホリデービザについて
かよさん
ロコの皆様、こんにちは!
ニュルンベルクのFAUで研究員をしております、かよと申します。
この度、ワーキングホリデービザ(以下WHV)のお手伝いをさせて頂くことになったのですが、外国人局の対応が今までの経験から考えても粗雑だなと感じており、同じくドイツに住む皆様にアドバイスを頂きたいと思い質問させて頂きました。
担当する方は、30歳で今年5月で31歳になります。外国人局では1回目に「もうすぐ31歳になるからダメ」、2回目でも「他のビザにして」と言われたそうです。ただ、ドイツの外務省のページにはWHVは''Max. 30 Jahre Alt''とあり、さらにドイツ領事館のサイトでも「31歳の誕生日の一日前まで」と記載があるので原則問題はなく、さらに以前30歳の方を担当した際には問題なかったので、この外国人局とどう交渉するか悩んでおります。
交渉材料を頂こうと、在ミュンヘン日本大使館へ問い合わせたところ、最近同じ条件で似たような断られ方をした方がニュルンベルクにおり、今回無下に断られた場合は、大使館から問い合わせをしてくださるとのお約束頂きました。またバイエルン法などを盾に取られた時のため、私の住むエアランゲンとミュンヘンの外国人局に、こちらの理解は(WHVの申請は31歳の誕生日の前日まで)問題ないかとの問い合わせもしたのですが返信はまだありません。やはり難民問題で大混乱なのでしょう。
外国人局は担当/交渉次第かと理解しているのですが、もしお時間ありましたら小さなことでも良いので、下記についてご助言頂ければ本当に嬉しく思います。
(1) 31歳までの期間があまりない中で、WHVのお手伝いをしたことがあるか。またビザが発行されたか。
(2) WHV交渉材料として有利な情報があるか。(1年後は帰国予定と断言した方が良い、ドイツ語をしっかり勉強する予定であるなど)
(3) WHVの法律についてネット閲覧可能なリンクがあるか。
(4) ドイツの外国人局との交渉にテクニックがあればご教授下さい。
(5) その他(小さなことでも構いませんので情報頂ければ幸いです。)
全て答えて頂かなくてももちろん構いませんので、どうぞよろしくお願い致します。
長文失礼致しました。読んで頂きありがとうございました。
かよ
2016年3月4日 22時28分
ともおてつさんの回答
はじめまして。
フランクフルト在住の者です。
公には確かにワーキングホリデービザの年齢規定はおっしゃるとおりですが、それで実際に個別にワーキングホリデービザを発給するか否かは各自治体の裁量範囲かと思います。
ご存知かと思いますが、各自治体の外国人局は労働局(現在はBundesagentur f.Arbeit)との連携のもとに、最新の労働市場と外国人労働者の就労状況を逐一チェックしています。
ビザ発給は、その労働市場に関係して個別に判断されるのが実情だと思います。
ただその個別理由を公にはしないので、それを隠す?ような形で年齢などに言及しているだけかとも思います。
各自治体としては、やはり労働市場での最優先権はドイツ人に与えるのが至上命題であり、二番目にEU加盟国市民、日本人はその次のまた次ということになっていますから。
具体的な回答にはなっていないかもしれませんが、ご参考にしていただければ幸いです。
2016年3月4日 22時44分
この回答への評価
ともおてつ様、ご回答ありがとうございます。
いつもともおてつ様がドイツの質問にとても的確にお答えされているのを何度か拝見しておりましたので、今回も同様、私の質問にも貴重な情報を頂けたこと本当に嬉しく思います。
まさに納得!です。この外国人局とはまだ直接話したことはないのですが、おっしゃる通りかと思います。実は担当する方はWHVを取得できても、市場に入って働く気はあまりないようなので、日本で稼いだお金をユーロに変えてドイツに落とすだけ!というのを全面に出して交渉してみようかと思います。
アドバイス、本当にありがとうございました。
かよ
2016年3月4日 22時51分
追記
評価いただき、ありがとうございます。
かなり面倒かと思いますが、担当職員に粘り強く交渉されて、上手くいきますようお祈り申し上げます。
原
2016年3月4日 22時54分
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