ペルーでゲストハウス開業
Suhさん
初めまして。
私は日本国内、海外合わせて7店舗のゲストハウス運営しております株式会社fullcomissionの末永と申します。
コーポレートサイト:http://tentotentoten.com/hostel/
アメリカ大陸ですと、メキシコのプエルトバヤルタへ出店しております。
弊社では2020年内に全世界てゲストハウスを20店舗開業する事を計画しており、現在フィリピン、ラオス、オーストラリアなどで物件調達を行なっておりますが、次のマーケットとして南米を見据えております。
そこでペルー在住の方々の目線で、ペルー進出の賛否、また出店する際の有力なエリアなどご意見を頂けますと非常にありがたいです。
また現地で物件調達のお手伝いをして頂ける方も募集しております。
ご紹介頂いた物件が成約に至った場合、30〜50万程度の報酬をお支払いさせて頂いております。
何卒ご協力の程、宜しくお願い申し上げます。
2019年5月28日 23時27分
Seigo Mさんの回答
Suenaga さま
初めまして。
ご連絡ありがとうございます。
きちんと考えて返答したく、ずるずると返信が遅くなってしまったこと、お詫びいたします。
御社のhpも拝見させていただきました。よりローカルを楽しめる、その拠点となるゲストハウスをコンセプトに掲げてらっしゃること、個人的にとても共感できます。
私はペルーのクスコに12年住んでいます。
ペルーの他の都市の様子は分かりませんが、クスコ市に関してだけの情報となりますが、下記に個人的な観察を述べさせてください。
①クスコはマチュピチュへの通り道で、世界中から観光客が押し寄せます。
年間国内外合わせて500万人を超える観光客がクスコを訪れる、といわれています。ペルー随一の観光地です。ペルーを訪れてマチュピチュを訪れない観光客はまずいませんので、クスコは有力な候補地といえると思います。
②クスコの問題は土地代、賃貸の高騰です。
観光客が増えるにつれ、ゲストハウス、ホステル、ホテル等は増える一方です。数年前から続くペルーの好景気も重なってクスコの町の中心部では賃貸、土地代の高騰が続いています。街の中心部で格安のゲストハウスを経営するのはかなりハードルは高いかと思います。比較的安い宿はみな町の中心部から少し離れた所に集まっています。
③日本人を対象にしたマーケットでは、ローカルの情報化少なすぎる
これは全くの個人的な意見ですが、日本の旅行社はもっぱら既成のパッケージツアーを売り自分の好みや希望にぴったり合ったものはなかなか無い、ではオーダーメードのツアーで南米を満喫しようと思えばやはり高額になるためにそれなりの懐に余裕のある人だけが楽しめる、じゃあ自分でエアチケットだけ取って旅をしよう、と思えばそれなりに楽しめるもののやはりネックは言語。ディープなペルー、ガツンと頭を殴られるようなカルチャーショックまでをここで経験しようと思うと、ガッツと行動力に加えてそれなりのスペイン語力と南米の人の習慣を理解することも必要。でもここペルーには人の人生も変えられる色んな歴史や文化が、明るい部分とどす黒い部分の両方を持ちながら今でも残っています。
マチュピチュに行って写真を撮るだけじゃない、ペルーの文化と歴史と習慣に少しでも頭を突っ込んでみると、一生の糧になる材料とたくさん出会うことができます。
ローカルな情報を共有し、お客さんと一緒に旅を創る、僕は個人的にこれをモットーに旅行社をやっています。
それもあってよりローカルを楽しむことをモットーにゲストハウスを開設されている御社にはとても共感できます。
ついつい熱く書いてしまいましたが、プロジェクトのご成功をお祈りしています。
Seigo Maruishi
2019年6月4日 13時50分
この回答への評価
こんにちは!
丁寧なご回答ありがとうございます!
メキシコの店舗の現状の確認の帰りにクスコにも滞在する予定です!
実際に現地でお会いできればと思いますので、
ご連絡いただくことは可能でしょうか?
質問のコーポレートサイトのメールアドレスにご連絡お願いします。
またはsuenaga hiroyaでfacebook申請していただけると助かります。
2019年7月15日 22時43分
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