フランスでの短期労働のために必要な許可について
TerreCrueさん
フランス在住の方、または法務関係に詳しいかたがいらしたら、教えてください。
「フランスでの短期労働のために必要な許可について」
90日未満の短期なので、ビザは免除されるようですが、労働許可もしくはその他の届け出が要るのかどうかもわかりません。在日フランス大使館に聞いたらビザのポータルサイトを案内されただけで、その他のことは教えてもらえませんでした。
「内容」
日本で、個人事業主で建築職人をしています。
建築の内装工事の作業のために、2,3週間ほどフランスに滞在予定です。
発注元は日本のデザイン会社で、報酬は日本で支払われます。フランス人のお客さんとの契約も支払いもありません。
日本で報酬をもらう場合は、フランスでの労働に当たらず、労働許可は必要ないのでしょうか?
日本での支払いは、現地での報酬活動には当たらないので、許可が必要な労働には当たらない、日本からの出張扱いになると、日本側の会社は解釈しています。これが正しいのかわかりません。
ちなみにフランスのお客さんは、個人の方です。
契約は以下の様です。
フランス人のオーナー → フランスの会社 →日本のデザイン会社 →日本のフリーランスの職人(自分)
2024年4月9日 14時13分
パリねこさんの回答
こんにちは。
フランスで仕事をする場合には、フランスの法律的には、フランスで滞在許可証と労働許可書が必要です。さらに、フランスの会社の社員契約書又は個人事業主の届け出及び個人事業主番号の取得が義務つけられております。又、ユーロでの報酬が定められており、フランス国で収入を得た人は、フランス国への申告が義務付けられています。それによって所得税を支払います。
残念ながら、フランスの法律事情をご存知無い日本人の方々が、フランスでお仕事をして、日本円報酬を日本の口座に振り込んで貰うという闇仕事によって、フランス国に申告しない脱税が多いのも現状です。
が、現在、フランス国はかなり厳しくなってきておりますので、そういう闇仕事にメスが入るのも時間の問題でしょう。既に、見つかって罰金を支払っている人もいます。
よって、今回のTerreCrue様のお仕事も残念ですが、フランス国から見れば、後者となります。
観光でいらっしゃって、ついでにお仕事をして、国に帰るという流れで、報酬は、日本円で日本で支払われるわです。
TerreCrue様の場合は、日本に住んでいらっしゃって、まともに個人事業主で日本に申告されているので、多くの脱税されているパリ在住の日本人の方よりは、未だマシという状況です。が、残念ながら法律的に見ると正規のお仕事とは、言えないのが現状かと思われます。
TerreCrue様の場合は、フランスでは、日本のデザイン会社を通じて、無給でボランティア活動をしたという取り扱いになります。
これが、フランスから見た法律的な内容です。
意に反した内容になり、大変申し訳ございません。
私は長年、税理士事務所にお仕事を依頼してきました。過去にビジネス弁護士の先生も片手ほど案件をお願いしてきました。
自分の会社も作ってきましたので、フランスの法律は必須です。
パリねこ
2024年4月9日 19時9分
この回答への評価
回答ありがとうございます。私は日本で、納税します。フランスから日本のデザイン会社に支払われる際は、そこでは税金を支払っているようです。ビザはいらなくても、労働許可は必要なのかという疑問は残ります。
在日フランス大使館のビザ担当部署にメールすると、短期なので、ビザも労働許可も必要ないと端的な回答がありました。もしかして労働許可に関しては、ビザ部署の担当外なのかもしれません。フランスの会社から、労働保険省か地方行政の管轄部署に聞いてもらおうと思います。
2024年4月10日 17時26分
追記
正規のお仕事にみなされませんのでビザは不必要です。
2024年4月10日 18時23分
このQ&Aへのすべての回答はこちら
フランスでの短期労働のために必要な許可について
TerreCrueさんのQ&A