ブラジルのサンバ衣装の立ち位置について
そそくささん
こんにちは、サンバ衣装について質問させてください。
現在、海外の情報を扱うウェブサイトでイラストを入れようと思っています。そこで世界各地の民族衣装や定番的な服(を着た人物)を要素に含めようと思っているのですが、「本当にその服が伝統的または定番かどうか」を気にしています。つまり、該当する国の方や在住者などの関係者が納得できるものかどうかです。
たとえば、ドイツといえばオクトバーフェストで着られるディアンドルがありますが、あれは特定の地方における民族衣装のため、ドイツ=ディアンドルは正確ではないそうです。一方で、ベトナムといえばアオザイですが、こちらは国営企業の制服として、または式典などで着られます。問題ないと思っても、背景を知らないと全然違うなと。
そこで、ブラジルといえばリオのカーニバルで着られるサンバの衣装をイメージするのですが、これらは在住者のみなさんが納得される国を代表する衣装なのかどうか、お尋ねさせていただきたいです。
2018年2月15日 13時14分
BrusqueTokyoさんの回答
こんにちは。
年毎のテーマによって様々な衣装があるのですが、鮮やかな素材のベースとなるのがクジャクの羽で、頭や背中の部分をクジャクやダチョウの羽で作られた鮮やかな衣装で飾り付けるというのがカーニバルを象徴すると思います。その点では鳥の羽は定番ですね。(動物保護団体からのクレームがあるらしいのですが。)
サンバ=カーニバル(謝肉祭)=リオということに関しては、ほとんどの地方で休校、会社やお店は休業で、やはり世界的にも有名な祝祭としてブラジルを代表すると思いますね。サンパウロのカーニバルもとても大きなイベントで、きめ細かく作られた衣装がとても印象的です。
以前、サンパウロの出版社とイギリスの出版社の共同制作でテディベアの英語-ポ語の子供向けの辞書に掲載されるイラストを依頼され、その時もブラジルを象徴する場面として、緑と黄色の衣装にタンバリンをもたせたテディベアを描いてほしいということでした。
いろいろな方がおっしゃるとおり、多民族なためブラジルの伝統的な事を伝えるのは難しいのですが、個人的に、ブラジルのカーニバルの衣装は他の国のカーニバルと違い、独特な文化や素材が融合した伝統的なものになりつつあると思います。
2018年2月16日 0時0分
この回答への評価
ご回答ありがとうございます。
確かに孔雀の羽根のイメージがあります!動物保護関係の話題は世界各地で上りますね。
カーニバルはブラジルの伝統を表すものとして解釈してよさそうだと感じました、ありがとうございます。
2018年2月17日 14時17分
追記
また何か共有できることがあれば、気軽に訪ねてください。
2018年2月19日 11時13分
このQ&Aへのすべての回答はこちら
ブラジルのサンバ衣装の立ち位置について
そそくささんのQ&A