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饅頭や包子の本場といえばどこですか?

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yuさん

こんにちは。日本でパンをつくる仕事をしているのですが、中国の粉物文化に興味があり、今度旅行で1週間ほど中国に行こうと考えています。
饅頭や包子など、蒸しパンみたいなものから、焼いたり揚げたりするパンなどいろいろあると思うのですが、とくに蒸し系のパンについて知りたいと考えているのですが、中国在住の方から見て、「パン(的なもの)といえばここ!」というような街や地域、もしくは祭典などはありますか?

ネットで調べていると西安や山西省が出てくるのですが、麺の印象も強いようで。とはいえ、麺もパンも原材料はそう変わらないので、どちらも有名なのかもしれませんが。

思い浮かぶ場所がある方は教えていただけると嬉しいです!

2024年6月14日 15時25分

リナさんの回答

シャンハイ(上海)在住のロコ、リナさん

yu様
始めまして、上海のロコリナです。
ご質問の件ですが、日本でパンをつくる仕事をされていらっしゃるんですね、
どんなパンを作っていらっしゃるのでしょうか?

私は中国人では無いので、日本人的な見解ですが、中国は広いので、パン的な物の概念が各地で違うので、「パン(的なもの)といえばここ!」っていうのが難しいかも知れませんね。😊

中国では『面点』というのが粉もの系を指し、肉まんからラーメン的な物まで含まれますが、
ベーカリーという概念ですと、上海で毎年5月に『中国国际烘培展』という展示会があり、ベーカリー、ケーキ、月餅、粽などもあるそうです。

西安や山西省はおっしゃる通り、びゃんびゃん面、泡馍というパンを乾燥した非常食の様な物、マトンを挟んだハンバーガなど有名なんですが、イスラム文化圏の食文化が強いんでそれが中国全体を代表しているか?難しいところですよね。

結論は、蒸し系のパンでいえば北京や大連あたりの、小型の肉まんが有名です。
白いパン(饅頭)は、北方ではお米の代わりです。

揚げパンは比較的全国レベルで有りますが、上海ですと、鉄板で焼くかベーカリー系の、葱のあげ焼きパン、焼きパンという、小型のかまどで焼いて売る、塩辛いゴマのかかったナンのような食べ物など、その辺のバリエーションが多いです。

参考になれば幸いです、良いご旅行になるとよろしいですね。
りな

2024年6月14日 18時12分

この回答への評価

yuさん
★★★★★

いろいろ丁寧に教えていただきありがとうございます!北京や大連も気になりますし、やはり上海のような都会の方がいろいろ集まっていて面白そうですよね。調べてみます!

2024年6月19日 12時58分

追記

シャンハイ(上海)在住のロコ、リナさん

こんにちは~
日本でも池袋なんかに、ガチ中華っていうジャンルの店があるんで、そこで色々な味を楽しんでも宜しいかもしれませんよ。ちなみに関西にも最近多いそうです。

私もそこまで詳しくないのですが、おっしゃっていた、山西省は晋菜、西安は陕西菜というジャンルの様ですが、実際に行くとウイグルの食文化も色濃かった記憶です。

中国全土にある『西贝莜面村』というファミリーレストラン、西北菜というジャンル、オーナーがモンゴル出身で、モンゴルを意識したメニューと羊料理が多いです。この店は、現代風にアレンジした泡馍スープ、莜面、餃子、饅頭、トウモロコシ饅頭(お菓子ではない、主食系の蒸パン)、ガチではないですが、東北地方で懐かしのパン系列があります。

生野菜サラダやモンゴルチーズピザなどもあって、一般的に思う中華では無いですが面白いとおもいますので、中国に来た際には行ってみてはいかがでしょうか?
りな

2024年6月19日 14時21分

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