イギリスのコーヒー事情を教えてください!!
TERUさん
イギリスのコーヒー事情をお願いします!そもそも英国紅茶の国で、コーヒーは流行っているのでしょうか?
人気なお店、人気なメニュー、1杯あたりの価格は?現地ではドリップ派?エスプレッソ派?インスタントコーヒーは人気ですか?などなど、現地のコーヒー事情を聞かせてください。
2018年9月3、4、5日に仕事でイギリスロンドンに行きますが、その際にご一緒できればとも思っています。
そもそも、イギリスにおけるコーヒーの聖地は、ロンドンなのでしょうか?? ロンドンでは無い場合、そちらにも都合があえば、行きたいとも思っています。みなさんの情報、そして現地でお会いできるのを楽しみにしています。
2018年7月3日 22時30分
Schmitzさんの回答
TERUさん、初めまして。
英国はもともとコーヒーの国でした。17世紀から18世紀のロンドンの金融街シティではコーヒー・ハウスが社交場となっており、ここに集った市民が株式取引や保険業を始めました(当時のコーヒー・ハウスは残っていませんが、跡地に記念プレートが掲げられていたりします)。しかし、英国の植民地ではコーヒーが育ちにくく、オランダの植民地などからコーヒーを買うと貿易赤字が生じてしまうので、インドを植民地にした英国では脱コーヒー、紅茶の国になろうとキャンペーンが行われた結果なのです。
英国ではカフェが少なかったのですが、米国からスターバックスが上陸したころから、英国のコーヒー・チェーンであるコスタ、カフェ・ネロ、コーヒー・リパブリックも店舗が増えていきました。こちらではドリップはあまり見かけず、ほとんどエスプレッソ派です。自宅ではインスタント・コーヒーが多いと思います。大学生の多くは紅茶よりコーヒですね。
これらコーヒー・チェーンでの1杯の値段は、店舗の場所によって異なりますが、例えばラテなら安いところで2ポンド20ペンス(440円)くらいから。ちなみにマクドナルドでラテを頼むと1ポンド80ペンス(360円)ほどです。
コーヒーの聖地、というか歴史的な発祥の地であるコーヒー・ハウスを検索すると、跡地の記念プレートが掲げられている場所を見つけられます。
よい旅を!
2018年7月4日 0時0分
この回答への評価
Schmitzさん、「英国はもともとコーヒーの国でした。」この出だしで引き込まれました!!素晴らしい歴史背景の情報、ありがとうございます。
2018年7月5日 23時37分
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