ドイツのビザや労働法に関する質問です。
Wildflower さん
•1日中休憩がなく10〜11時間勤務
•雇用契約書はビザを取る為のもので実際の内容とは違うと伝えられています。
ドイツの労働法に違反していたとしても、このような労働環境はドイツでは普通なのでしょうか?
また正社員雇用で契約しましたが試用期間中に退職を申し出る場合は、2週間前でも可能でしょうか?
ビザについても相談できる詳しい方を探しております。
よろしくお願いいたします。
2019年2月5日 19時25分
寅次郎さんの回答
wildflowerさん
ご自身あるいは知人の方が雇用主側と労働問題で揉めかけている、とご推察いたします。
詳しい職務内容が判りませんので一般論でお答えします。
休憩なし10-11時間勤務 もちろん違法です。一日8時間、週40時間労働が上限、飲食店で昼夜のシフトの間で休憩がある場合、その長さ、退社してから次の日の出社時刻までのインターバル
の長さなど細かく規定されています。残念ながら大半の飲食店で守られていないのが実情ですが、契約書はビザ取得の為の方便だとの雇用主の主張は認められません。タイムレコーダーなどが無い場合、ご自身で記録を残してください。相手の言動も内容と、日時を記録してください。裁判、調停などでは証拠がすべてです。
試用期間中の退職、解雇は双方3日前通告、あるいは即日有効などと規定されている場合が多いです。2週間というのは稀です。
私自身、過去に雇用主と訴訟になりかけて和解した経験がありますが、優秀な弁護士さんのおかげです。ドイツ生活を今後も続けられるのであれば、弁護士保険への加入をお勧めします。経験上のアドバイスしかできませんが、弁護士の探し方などならアドバイスできます。ご相談ください。 雇用主がしっかりサポートしてくれればビザ取得は以前よりは難しくないようですが、これもケースバイケースです。
フランクフルト在住 寅次郎 拝
2019年2月8日 20時34分
この回答への評価
寅次郎様
貴重なアドバイスをありがとうございます。
具体的で非常に助かりました。
弁護士に相談したいのですが、費用や語学力などを考えると私にはハードルが高く悩んでいるところです。
また自分なりに調べた結果、私が住む地域で日本語が通じる弁護士がいるのですが、既に勤務先が利用している弁護士なのです...
2019年2月12日 14時19分
追記
そうですね、会社が顧問契約している場合、利益相反を避ける為、その弁護士はWildflowerさんの依頼は断る義務があります。フランクフルトで雇用、労務関係に強い弁護士を知っていますが、初回の説明にはドイツ語通訳が必要と考えます。私のご提供するビジネス・観光の半日サービスをご利用頂ければ、弁護士先生との面談に同席、通訳させて頂くことができます。弁護士費用・私の通訳料などがかかりますが、より短期間でご自身に有利な解決方法見つけることができれば、例えば今年の残り10か月を明るく過ごせると思います。ご自身で解決することも経験になりますが、本件は弁護士さんに相談された方がよさそうです。相談にあたっては英文でもいいので背景、会社の主張、ご自身の主張、希望する解決方法などを簡単にまとめておくと面談をより効率的に進めることができます。
寅次郎 拝
2019年2月12日 16時27分
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