世田谷区在住のロコ、けいさん

ノルウェー「子どもが育ちやすい国」トップに!|その要因はなんだと思われますか?

けいさん

セーブ・ザ・チルドレンは「子ども時代の終わり」と題したプロジェクトで世界172カ国について子どもたちの暮らしを奪う要因を調査しました。その結果、ノルウェーは「子どもが育ちやすい国」としてトップにランキングされました。 ▶︎ https://www.cnn.co.jp/world/35103103.html?ref=rss

日本にいると、多くの人々がノルウェーに対して「なんとなく子育てしやすいイメージ」「育メンに寛容そう」などフワッとしたイメージは出てきても、具体的に何が良いのかがわかりません。

現地に住まれている皆様から見て、「子どもが育ちやすい国」1位になった要因として考えられそうなことがあれば、ぜひお聞きしたいと思い、質問をさせて頂きました。
ご回答をお待ちしております。

2017年6月22日 18時22分

あきたんさんの回答

オスロ在住のロコ、あきたんさん

私はこちらで生まれ育ったわけでもなければ子育てをしたことがないので実際のところはわかりませんが、住んでいて教えてもらったことや見ていて感じたことを簡単にお話しします。

ノルウェーは、jentas lovと言う考え方があります。
それは、「自分が他の人より優れていると思うなかれ」というものです。どこまでも平等を愛する国なのです。そのため日本と違い、親同士の子供の成績自慢みたいなのがなく、子供も大人も生き生きのびのびと育つのだと思います。

また有名な通りノルウェーは福祉国家であり国立は大学まで教育が無料です。
そのため経済的事情で希望の学校に行けない、ということがあまりありません。
そしてさらには男性も産休を取ることが法律で定められているくらい、育児は両親でするものだという考えがあり、日本のようにちょっと乳母車を押せばイクメンと言われるような風潮がそもそもありません。子供のバースデーパーティがあるから早めに退社する、なんてのは当たり前の光景です。

結婚しなくても家族としての権利がほとんど受けられるので、片親のところも多いですが、それでも両親が別れた後も子供はある程度大きくなり自分で決断できるようになるまで、数週間ずつ両親のところを行ったり来たりする生活をしている子供もたくさんいます。
なので片親でも母親像・父親像というものをしっかり理解しているように思います。

結論からいうと、日本のように「世間からのプレッシャー」や「世間の風潮」などという、当事者以外の要因を気にする必要がなく、平等が当たり前という環境が親にも心に余裕を持たせ、子供も自由に素直に育つのかなと私は考えます。

ただ、その皆平等精神が国の成長を妨げているのではないかと危惧する人もいるようです。

参考になれば幸いです。

2017年6月23日 0時20分

この回答への評価

世田谷区在住のロコ、けいさん
★★★★★

jentas lovは初めて知りました。
子供だけでなく、大人ものびのび育つ環境というのは素敵ですね`

2017年6月23日 16時28分

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