ペルー・リマへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年7月情報】
【2020年7月情報】ペルー・リマへはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、ペルーはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います。
今回は、そんな疑問や不安を少しでも解消できるように、ペルーへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は、外務省や在ペルー日本国大使館のウェブサイト、ペルーのニュースサイトを基に作成しています。
必ず下記のサイト等もあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からペルーへの入国制限・規制状況(外国人・日本人)
2020年7月21日現在、日本からペルーに渡航・入国することはできません。
ペルーは国境を閉鎖中
ペルーでは、2020年7月31日まで「国家緊急事態令」が発令中で、それにより国境も封鎖されています。
そのため、
- ペルー国籍・または永住権を保持している
- 人道上のやむを得ない事情がある
以上の理由を除き、国境を超えた人の移動が禁止されています。
つまり、ペルーから出入国することができない状態です。
※ さらに詳しい情報は、在ペルー日本国大使館が6月29日に発表の
「新型コロナウイルス関連情報(国家緊急事態令の延長)」でご確認下さい。
外務省の海外安全ホームページによると、ペルーの感染危険情報レベルは
「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、ペルーへの渡航は控えるよう推奨されています。
また、ペルーは「日本への入国制限対象地域」に含まれています。
そのため、ペルーから日本に帰ってきた際には
- 空港の検疫所で「PCR検査」
- 自宅またはホテルで「14日間の自己隔離」
が必要となります。
※ ペルーのへ入国・渡航に関する制限は、新型コロナウイルスの感染状況によって変動する可能性があります。
在ペルー日本国大使館のウェブサイトや、外務省の情報などを参考に、最新の情報を確認されることをおすすめします。
日本からペルー入国後の自己隔離措置についての情報
2020年7月21日現在、ペルーへ渡航する方に対して自己隔離処置は強制されていません。
しかし、現在ペルーは国境を閉鎖しているため、自国民と永住者を除きペルーへの入国はできない状態です。
また、ペルー国内では新型コロナウイルス感染対策のため、夜間の外出禁止やマスク着用の義務化など、様々な行動規制も適用されています。
ペルー・リマでの乗り継ぎ(トランジット)制限
2020年7月21日現在、ペルーは国境を封鎖しています。
そのため、ペルー・リマで乗り継ぎ(トランジット)することはできません。
現在のペルー・リマの様子
2020年7月21日現在、ペルー国内での新型コロナウイルス感染者の総数は約36万人・死亡者数は約13,000人です。
7月に入ってからも、1日に3,000~5,000人の新規感染者が増え続けています。
リマ市はペルー国内でも特に感染拡大の被害が深刻で、
7月21日時点での感染者総数は約18万人・死者数は約5,500人です。
国家緊急事態令は2020年7月31日まで延長
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ペルー政府により2020年3月15日に発令された「国家緊急事態令」は、同年7月31日まで延長することが決定しています。(※7月22日時点)
6月からは、レストランやショッピングモールの営業も制限付きで再開していますが、いまだに感染防止に気が緩められない状況です。
国境の閉鎖や、夜間の外出禁止、マスク着用の義務化など、現在も多くの行動制限やルールが適用されています。
現在適用されている行動制限や外出時のルール
2020年7月21日時点で発表されている、行動制限や外出時のルールをまとめました。
- 毎日22時~翌朝4時までの外出を禁止
特定の活動が認められる人や医療・健康上の必要性がある場合は除きます。
※以下の地域では、20時~翌朝4時まで外出が禁止され、日曜日は終日外出禁止です。
アレキパ州、イカ州、フニン州、ワヌコ州、サン・マルティン州、マドレ・デ・ディオス州、アンカシュ州
公道を移動する際のマスク着用を義務化
14歳以下の子供に対してのソーシャルディスタンディングの徹底
14歳以下の子供は、ショッピングモールや公共の施設の利用が禁止されます。
1名の保護者とともに、住居から500m以内の範囲で60分以下の外出(散歩)を行うこが認められますが、それ以外の外出は基本的に禁止です。
- 国境の閉鎖
国家緊急事態令の発令中は、国境閉鎖も継続されます。
- 集会やイベントの中止
市民団体や宗教団体の活動、集会、各種イベント、パレードなどは、引き続き禁止されています。
- 政府・自治体の管轄による衛生管理の徹底
ソーシャルディスタンスの確保や、マスクの着用、こまめな手洗い、衛生サービスの強化、情報公開、適切なゴミの処理など、自治体の管轄による衛生管理の徹底が推奨されています。
※ 更に詳しい情報は「新型コロナウイルス関連情報(在ペルー日本国大使館)」にてご確認下さい。
ペルー国内の移動について(7月15日より国内移動が解禁)
2020年7月15日より、州をまたいでのペルー国内の移動が解禁されました。
これにより、空路(国内線)と陸路(長距離バスなど)での国内移動が可能となりました。
ペルー国内移動に関する注意事項
【共通の注意点】
- 一部の地域(アレキパ州、イカ州、フニン州、ワヌコ州、サン・マルティン州、マドレ・デ・ディオス州)は、社会的隔離を維持するため、引き続き州を越えての移動ができません。
- 国内線や長距離バスの利用にあたっては、事前に宣誓書(新型コロナウイルスの症状がないことや、過去14日以内に感染のお恐れがある者との接触がないこと)の提出が必要です。
- 65歳以上の高齢者・14歳以下の子供の移動に関しては、については、さらに追加的な宣誓書を提出する必要があります。
- 移動中は、フェイスシールド付きのマスクの着用が義務づけられます。
【空路(国内線)移動での注意点】
- 空港へのアクセスは、搭乗券又はフライト予約を所持しているものに限られます。
- 空港に入る際に、赤外線体温計により検温が行われます。
- 空港への入場は、リマ国際空港(ホルヘ・チャベス空港)では3時間前、その他の空港では2時間前です。
- 空港内では、乗客同士が最低1メートルの距離をとることが求められます。
【陸路(バス)移動での注意点】
- バスは100%のキャパシティ(満席)での乗車が認められますが、各座席間には、プラスチック等の仕切りが設けられる必要があります。
- 仕切りが設置できない場合は、バス内の窓側の座席のみが使用可能です。
- 着席のみで、立ち乗りは認められません。
- 搭乗前に乗客の体温測定が行われます。
※ ペルー・リマでの行動制限や生活に関するルールは、新型コロナウイルスの感染状況によって急に変更されることがあります。
在ペルー日本国大使館のウェブサイトなどを参考に、最新の情報をご確認下さい。
日本からペルー・リマへの入国制限・緩和情報まとめ
日本からペルーへの入国制限情報、自己隔離情報、現在のペルー・リマの状況についてまとめました。
2020年7月21日現在、日本からペルーに渡航・入国することはできません。
ペルーでは7月31日まで「国家緊急事態令」が発令中で、それに伴い国境も封鎖されています。
ペルー国民や永住者を除き、海外からペルーに渡航することはできません。
また、外務省(日本)の海外安全ホームページによると、ペルーの感染危険情報レベルは「レベル3(渡航中止勧告)」です。
不要不急の理由がない場合、ペルーへの渡航は控えるよう推奨されています。
ペルー国内では、現在も外出制限やレストランや店舗の営業制限、手洗いやソーシャルディスタンスの確保といった感染防止対策が徹底されています。
マチュピチュやクスコ、レインボーマウンテンなど、人気の観光地が多いペルーですが、以前のように観光を目的とした渡航ができるようになるには、まだ時間がかかりそうです。
※ 新型コロナウイルスに関する情報は、日々更新されています。
この記事の情報にあわせて、ペルー・リマに関するニュースや、以下のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。