ハノイの旅行ガイド情報

ハノイのタクシー事情を徹底解説!おすすめ配車サービスなど

【2020年最新情報】ベトナム・ハノイに旅行に来たら気になるタクシー事情。ハノイでの交通手段は、基本的にバスかタクシーかになるので、タクシーの情報はとても大切です。
今回は使い勝手の良いタクシーについてご紹介していきます。おすすめの配車アプリ「grab」についてもまとめてみたので、どうぞ参考にごらんください。


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ベトナム・ハノイのタクシーの基本情報

ハノイのタクシーの種類はかなりありますが、その中でも以下のタクシーは比較的まともなタクシー会社なので大丈夫です。
ですが、やはりドライバーによってはぼったくりされる可能性もあるので、十分と気をつけて乗車してください。

とはいえ、日本に比べると料金も安くタクシーの移動は慣れない土地では、非常に使い勝手のいい手段なので、うまく乗れれば1番おすすめの交通機関になります。

タクシーの料金


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タクシーの料金は基本的にメーターで決まります。
空港からタクシーに乗る場合は、空港のタクシー乗り場にあらかじめ料金が書かれているので、乗る前にしっかりチェックしましょう。

タクシーの料金はタクシー会社によって変わってきますが、だいたいこのようになっています。

運賃形態 料金
初乗り料金 1万2000ドン〜1万4000ドン(約60円〜70円)
それ以降(1kmあたり) 1万5000ドン〜2万ドン(約75円〜100円)

ちなみに空港からハノイ旧市街までは約30kmで、40分ほどかかり、35万~39万ドン(約1600~1900円)が目安です。
グラブという配車サービスを使えば、時間帯によりますが、27万~36万ドン(約1280~1700円)で利用することができるのでおすすめです。

日本に比べかなり格安なのがわかりますね。
また、空港を経由する場合は空港使用料が1万ドン(約50円)別途かかります。

チップの有無

ベトナムには基本的にチップの文化はありません。なので払う必要はありませんが、チャーターをしたときや、おつりの端数が極端に少ない場合などそのままあげることもあります。
チャーターのときの相場は10万ドン(500円程度)ほど渡せば満足してくれるでしょう。

先に言いましたが、もちろんチップを渡す必要はありません。

タクシーの乗り方

続いてタクシーの乗り方です。
タクシーの乗り方事態は日本とそう変わりませんが、各注意事項があるので、乗降車の際はそこに気をつけてください。

1. 乗る

乗り方としては、あらかじめ予約しておく方法と、道で流しのタクシーを拾う方法があります。予約する場合も流しのタクシーを拾う場合も、きちんとした会社のものを利用することをおすすめします。
見分け方としては、車体の電話番号です。予約の場合はいいとして、流しの場合は車体に書いてある番号をみましょう。なぜかというと、車体の色だけでは偽装されたタクシーもあるので、どれが安心できるタクシー会社のものか判断しづらいからです。

タクシーが停まったら、自分でドアを開けて乗り込みましょう。目的地は、ベトナム語で書いた紙を渡せればなおよしです。英語の住所でも大丈夫でしょうが、まれにわからないドライバーもいるので、そういう場合はマップなどで場所を見せて出発前に把握してもらうことがトラブル回避の手段になります。

2. 支払う

支払いは基本的に現金で済ませましょう。
クレジットカードは使えない、もしくは使わないようにすることが大切です。

ただし、現金で支払う場合、あまりにも大きな額を渡すとおつりがない場合があり困ったことになるので、タクシーを利用する前にお金をある程度崩しておきましょう。

3. 降りる

タクシーから降りる時は、身の回りのものを確認してから降りましょう。また、後ろの車やバイクに気をつけましょう。特にバイクは車の間をぬって走ってくるので、ドアを開けた際にぶつからないよう、細心の注意を払う必要があります。

乗る前に知っておきたい注意点

どの国もタクシーに乗る時はほとんど同じだと思いますが、日本のようにしっかりとメーターで料金をだしてくれる国ばかりではないので、乗る前にメーターの有無、動作確認をしましょう。

また、自発的に声掛けをしてくるタクシーには極力乗らないようにしましょう。ぼったくられたりする恐れがあります。

よくあるタクシートラブルとその対処法

次は、ハノイでよくあるタクシートラブルの例と、その対処法についてまとめてみました。

乗車拒否されたら……?

ベトナムではあまり近い距離での移動だと、ドライバーがしぶって乗車拒否される場合があります。市内から空港までと遠い場合は大丈夫ですが、同じ旧市街内だったり、すこしめんどうなルートだったりすると乗車拒否が起きます。

そして大抵近場の移動はバイクタクシーで済ますのがこちらの文化なので、大きな荷物がない場合はバイクタクシーを使うのも1つの手です。余程ないと思いますが、万が一事故にあった場合の危険性を考えて、おすすめはあまりしません。

料金をぼったくられたら……?

グーグルマップなどでも、経路案内で検索すると、だいたいの目安の値段がでます。
その相場よりも倍近く高い場合は高確率でぼったくられています。まずぼったくられる前にできる対策としては、メーターの確認。そして、マップを見ながら乗車したり、タクシーのドライバー情報をドライバーの目の前で写真に収めたりして、悪さができない状況にもっていきましょう。

タクシーに忘れ物をしたら……?

降車の際にしっかり忘れ物がないか確認することはもちろん、それでも忘れ物をした場合はタクシー会社に連絡をしましょう。
その際に、タクシー情報がわかっているとスムーズにことが進みます。
例えば、車体ナンバーやドライバー情報を控えたり、レシートを忘れずもらうなど。
これがないと、忘れ物をしてもまず返ってくることはないでしょう。

言い値を言われて連れて行ってくれると言われたら……?

たまにみかけることのある行為で、タクシーのドライバーから直接声をかけられて、メーターやアプリを通さずに言い値で連れて行ってくれると言われます。
この場合は、はっきりいいますと乗車は拒否してください。
かなり危ない行為になっていますし、万が一ですが、連れ去りや恐喝などをする悪い人に当たる場合もあります。
タクシーに乗るならちゃんとしたタクシー会社のタクシーで、なおかつメーターはしっかりとまわしてもらいましょう。

ハノイでおすすめ!タクシーの配車サービス・チャーター情報

配車アプリ「Grab(グラブ)」


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Grab(グラブ)とは、東南アジアの8ヵ国・336都市で展開している配車サービス専用のアプリです。アプリで車を手配して、まるでタクシーのように利用することができます。
基本的に英語もしくは現地言語でのやりとりになるので、日本語は使うことができませんが、慣れてしまえば使いやすく便利なアプリです。

行き先をあらかじめ設定することで、目的地を伝えたりする必要もないですし、料金もアプリを通してドライバーに支払われるので、ぼったくりの心配もなく、安心して利用することができます。(※配車を頼む際に現金指定もできますので、その場合は現金で支払いましょう)
ドライバーの評価もアプリでできるので、なにか問題があった場合も通報することができるのがポイントです。

Grabにはバイクタクシーもあるので、近場であればバイクタクシーも使うことが出来ます。もちろん料金も車のタクシーより安く利用できます。

もちろん、空港から市内へでもGrabなどの配車サービスを使うことができます。
市内中心部までの料金はだいたい27万ドンから。タクシーを利用する場合に比べ割安ですし、総合的に見てもかなりおすすめです。
予約前に料金が表示・決定されるため安心して利用することができます。インストールは日本にいる際に事前にしておくことをおすすめします!

貸切・チャーターなど

基本的にどこのタクシー会社でもチャーターはできます。
チャーターするとしておすすめは、やはり市内から離れた場所や、観光地に行く場合。タクシーを再度拾うのが難しい場所に行くときはチャーターするほうが無難です。ただし、チャーターする場合は、ホテルの人にお願いして交渉してもらったりするのがいいでしょう。英語を話せるドライバーと交渉してもいいですが、ぼったくられる可能性が高いので、交渉はお願いしたほうがいいでしょう。

チャーターの時間と距離などを合わせて料金を決めますので、あらかじめ自分の中の上限を決めておきましょう。

まとめ

ハノイはベトナムの首都でもあり、ハノイ市内はもちろんその周辺にも観光地があります。市内観光のみでも十分楽しめますが、3泊4日など時間が取れる場合は、1日くらいは遠出するのがいいでしょう。ハロン湾などもとても美しく、観光にもってこいの場所です。

また、ロコタビでは現地在住者「ロコ」が提供するサービスを受けることができます。
「ベトナム・ハノイについてもっと詳しく聞きたい!」、「ハノイの観光情報が知りたい!」など質問があれば、無料Q&Aもありますのでお気軽に質問どうぞ!
また、旅行の観光のツアーや空港の送迎、翻訳ガイドやホテルの予約など、依頼したい場合も是非ご利用ください。

以上、ベトナム・ハノイのタクシー事情についてでした。