デンバーの在住の日本人に直接質問してみてください。
ロコに質問するデンバーの有料道路事情について
来月、十数年ぶりにデンバーを訪問予定です。
最近の有料道路事情、レンタカー事情について、教えてください。
Q1:デンバーの有料道路はすべてトールゲート無しですか?
Q2:レンタカーの場合、ETCデバイス付の車両は一般的でしょうか?
私が利用予定の道路では、E470が有料のようです。
ハーツでレンタカーを借る予約を入れています。
ハーツのPlatePass料金を検索すると、いろいろな料金説明が出てきますが、すべて古い情報のようです。
PlatePassを利用しなくても、License Place Tollで、良いような気がします。
現地在住の人はETCデバイスとLicense Place Tollとは、どちらが一般的なんでしょうか。
2023年8月12日 17時30分
退会済みユーザーの回答
私(Yoshida)の先の回答に一部間違いがあったので、2つ目のアカウントを作って回答します。一度「お礼」を貰った...
2023年8月14日 7時6分
この回答へのお礼
Yoshidaさん
詳細な説明をいただき、ありがとうございます。
当方、ETC(Electronic Toll Collection System)の
仕様策定関連の仕事をしていた事があります。
Yoshidaさんが誤解されている点があると思われますので、
ETC方式のおさらいをしますと、方式をして以下3つのメジャー方式があります。
①DSRC(Dedicated Short Range Communication)アクティブ方式
路側機と車載機は双方向通信、高信頼性、多情報送受信可、車載器高価
②RFID(Radio Frequency Identifier)方式
車載器はICチップとアンテナのみなのでカード状で実現可、
路側機からの電波で車載器が発信、通信容量小、車載器安価
③ANPR(Automatic Number Plate Recognition)方式
カメラでライセンスプレート撮影し、抽出した番号を元に後から請求
日本では①、アメリカでは②と③の併用運用が行われています。
コロラド州では、②をExpressToll、③をLicense Place Tollと呼んでいるのだと思います。
で、②と③の運用方針は州毎に違うようです。
RFID車載機(=Transponder)は物流タグと同様の構成ですから電池不要で動作します。
なので、TransponderにON/OFFのスイッチはありません。
言い換えると、Transponderのアンテナ部分をマスクすると通信不可となり、機能はOFF、
マスクを解除すると、通信可能となり、機能はONになります。
ハーツレンタカーの場合、、
PlatePassという他州のシステムとも互換性があるTransponderが導入されています。
この、Transponderは引き出し状の構造になっており、
ツメ部分を引き出すと、アンテナのマスクが解除され、機能がONになり、
ハーツとの契約がopted-inされた事になります。
PlatePass Transponderが装着されたクルマなら、
ご案内いただいた有料道路はExpressToll課金で通行できると思います。
さて、ここで問題になるのは、Express LanesでのHOV 3+の場合です。
Express Lanes の説明
https://www.codot.gov/programs/expresslanes/using-the-lanes
によると:
For free as a carpooler
A driver with two or more passengers can use the US 36, I-25 and Central 70 Express Lanes
for free WITH a Switchable Transponder Pass.
とあり、Switchable Transponderが必須と読めます。
Switchable Transponderの説明動画を見ると、
ツメをスライドさせてTOLLとHOVを切り替えています。
これは、HOV側にスライドさせることで、
シンプルにアンテナ部分がマスクされるだけのようにも見えます。
だとすれば、HOV 3+の場合、Transponderすら不要だという事になります。
なので、これはアンテナをマスクしているのではなく、
路側機にHOVである情報を返しているのかもしれません。
まとめると、今回の場合、ハーツレンタカーを3人乗車で利用する予定ですので、
配車されるクルマの種類によって、以下3通りが考えられる事になります。
PlatePass Transponder搭載車の場合:
有料道路はExpressTollで課金、Express Lanesはicense Place Tollで課金
CODTのSwitchable Transponder搭載車の場合:
有料道路はExpressTollで課金、Express LanesはHOV3+なので非課金
何もついていない車の場合:
有料道路、Express Lanes共にicense Place Tollで課金
以上まで、私の認識に間違いがありましたら、ご指摘ください。
ロコの皆様から、ご案内いただきましたとおり、
今回の私のケースでは、有料道路やExpress Lanesを使わなくても
大きな問題は無さそうなので、配車されたクルマを、そのまま乗る事にします。
2023年8月14日 17時14分
この回答へのお礼
milehighさん、詳細な情報をありがとうございます。
Express Lanesを通行する場合は、HOV 3+であっても、
ETCデバイス(Express&HOV切替)が装着されていないと、
課金されてしまうのですね。
有料道路が多いシカゴあたりだと、
レンタカーでもETCデバイスが装着されているクルマが多いのですが、
デンバーでの現況が気になるところです。
ただ、ハーツの場合、他州のシステムとも互換性がある、
PlatePassというETCデバイスが導入されいまます。
「Customers are automatically opted-in to this toll rate plan.」とあるのは、
PlatePassデバイスを通信可能な状態にする事で、opted-inされるという事だと思います。
なので、CDOTのシステムと互換があっても、
PlatePassデバイスにはHOV切替の機能がないので、
Express LanesでのHOV 3+の恩恵は受けられないでしょうね。
大変参考になりました。ありがとうございました。
2023年8月13日 15時32分
この回答へのお礼
Yoshidaさん、詳細な情報をありがとうございます。
レンタカーを借りる際には、カウンターを通らないエクスプレスサービスを利用しています。
なので、配車されたクルマに不満がある場合は、カウンターに戻って交渉をする事になります。
デンバーでの利用にあたり、ETCデバイスが必要不可欠かを知りたかったのですが、
レンタル中に有料区間を使う頻度は少ないので、無くても大丈夫だと認識しました。
ありがとうございました。
2023年8月13日 15時17分
この回答へのお礼
ロッキーズさん
ご回答ありがとうございます。
昨今、アメリカでは物価が上昇している事は認識していたのですが、
高級ホテルでも無いのにセルフパーキングが有料化しているところがチラホラあり、驚きました。
Express Lanes等も導入されて複雑になるし、日本からの旅行者にとっては有難くない状況になってしまいましたね。
この度は、ありがとうございました。
2023年8月15日 9時18分
この回答へのお礼
`えちおさん、
E470のピンポイント情報、大変参考になりました、
ありがとうございました。
2023年8月13日 13時21分