デンバーの在住の日本人に直接質問してみてください。
ロコに質問する
デンバーの有料道路事情について
来月、十数年ぶりにデンバーを訪問予定です。
最近の有料道路事情、レンタカー事情について、教えてください。
Q1:デンバーの有料道路はすべてトールゲート無しですか?
Q2:レンタカーの場合、ETCデバイス付の車両は一般的でしょうか?
私が利用予定の道路では、E470が有料のようです。
ハーツでレンタカーを借る予約を入れています。
ハーツのPlatePass料金を検索すると、いろいろな料金説明が出てきますが、すべて古い情報のようです。
PlatePassを利用しなくても、License Place Tollで、良いような気がします。
現地在住の人はETCデバイスとLicense Place Tollとは、どちらが一般的なんでしょうか。
2023年8月12日 17時30分
退会済みユーザーの回答
私(Yoshida)の先の回答に一部間違いがあったので、2つ目のアカウントを作って回答します。一度「お礼」を貰った回答を訂正・削除できないので。
コロラド州の有料道路、およびフリーウェイ(US36 、I-25、I-70)の有料優先レーンは、全てカメラでライセンスプレート番号をチェックする方法です。有料道路や優先レーンの要所々々にカメラがあり、通過する車の前後の写真を撮り、ライセンスプレート番号を自動読み込みし、課金します。そして、ライセンスプレートの登録オウナーに課金の手紙(か葉書)が郵送され、それで課金されます。もちろん、(正確な日数は忘れましたが、30日?)通知が発送された何日か以内に料金を払わないと、罰金が追加されます。
ETCデバイス(?)は、車に付けている「必要はありません。」コロラド州のETCデバイス(?)は、チェックポイントの料金計算装置と通信を行っていないので。(ここのところが私も何年も使っていながら今日まではっきりしなかったのですが、自分が持っている最新の「ETCデバイス(?)」には電池を取り替えるところも無く、とても薄いので、この質問に回答している中で調べたりして、やっとわかりました。)
この「ETCデバイス(?)」は「Switchable HOV Transponder」と言い、有料優先レーンを1台に2人以下の乗車で通過する場合はこの装置のプラスチック板を黄色い方にスライドし、3人以上乗車していて無料で通過したい場合には赤いタグにスライドして、スイッチします。それだけの機能しかありません。通信機能はありません。また、有料優先レーンを3人以上で無料で通過したい場合以外は、これを車に付けている必要はありません。つまり、E-470などの有料道路では、この装置は何の役割も果たしません。
ExpressTollとLicense Place Tollの違いは、ExpressTollは自分が使う車のライセンスプレート番号を事前登録し、通過料金は事前登録したプリペイドアカウントから差し引いていく。残高が低くなると、登録したカードから「自動的に」トップアップされます。
License Place Tollは車のライセンスプレート番号を事前登録せず、使うたびに料金を手紙(か葉書)で請求して貰い、ポストペイドで支払う、の違いです。License Place Tollの場合には、請求業務の為にAdministrative Feeが料金の約60%追加されて、請求されます。
参照していると思いますが、
https://www.e-470.com/how-tolling-works/rental-cars/
を見てわかるように、また、
https://www.e-470.com/app/uploads/2020/10/ExpressTollVehicleTagInstallation.pdf
も見ていただきたいのですが、コロラドのレンタカーには殆ど「ExpressToll」のスティッカーが貼ってある筈です。これは、事前にレンタカー会社がExpressTollにナンバープレートを登録している、という証明です。何度も書きますが、コロラドのレンタカーには「物理的なETCデバイス」は付いていません。
このスティッカーがフロントガラスについている場合、デフォルトでOpt-inとなり、有料道路・有料優先レーンを使用した場合にはExpressToll料金で課金されます。つまり、CDOTの60%事務手数料は課金されないはずです。ただし、レンタカー会社が独自にAdministrative Feeとして「1日いくら($4~6くらい)」を課金するか、レンタカー会社によってはUnlimited toll usage/dayで1日$15位を課金するようです。有料道路・有料優先レーンを全く使用しない予定であれば、これはOpt-outした方が経済的です。
ちなみに、有料道路であるE-470やNorthwest Parkwayは、基本的に郊外のバイパス道路であり、それを使用しなくとも他のフリーウェイで目的地に行くことは可能です。通常のフリーウェイが混んでいる時には、時短に効果はありますが。
蛇足ですが、自分でExpressTollアカウントを持っている地元民は、レンタカーを使う期間だけ、有料道路使用前に、レンタカーのナンバープレートを追加登録し、レンタカー会社からもCDOTからもAdministrative Feeを請求されないようにする選択肢は、あります。
と言うわけで、コロラドで有料道路・有料優先レーンを使う予定が無ければ、レンタカーの有料道路オプションはOpt-Outし、有料道路は使わない、そして、有料優先レーンには間違って入らないよう。
2023年8月14日 7時6分
この回答へのお礼

Yoshidaさん
詳細な説明をいただき、ありがとうございます。
当方、ETC(Electronic Toll Collection System)の
仕様策定関連の仕事をしていた事があります。
Yoshidaさんが誤解されている点があると思われますので、
ETC方式のおさらいをしますと、方式をして以下3つのメジャー方式があります。
①DSRC(Dedicated Short Range Communication)アクティブ方式
路側機と車載機は双方向通信、高信頼性、多情報送受信可、車載器高価
②RFID(Radio Frequency Identifier)方式
車載器はICチップとアンテナのみなのでカード状で実現可、
路側機からの電波で車載器が発信、通信容量小、車載器安価
③ANPR(Automatic Number Plate Recognition)方式
カメラでライセンスプレート撮影し、抽出した番号を元に後から請求
日本では①、アメリカでは②と③の併用運用が行われています。
コロラド州では、②をExpressToll、③をLicense Place Tollと呼んでいるのだと思います。
で、②と③の運用方針は州毎に違うようです。
RFID車載機(=Transponder)は物流タグと同様の構成ですから電池不要で動作します。
なので、TransponderにON/OFFのスイッチはありません。
言い換えると、Transponderのアンテナ部分をマスクすると通信不可となり、機能はOFF、
マスクを解除すると、通信可能となり、機能はONになります。
ハーツレンタカーの場合、、
PlatePassという他州のシステムとも互換性があるTransponderが導入されています。
この、Transponderは引き出し状の構造になっており、
ツメ部分を引き出すと、アンテナのマスクが解除され、機能がONになり、
ハーツとの契約がopted-inされた事になります。
PlatePass Transponderが装着されたクルマなら、
ご案内いただいた有料道路はExpressToll課金で通行できると思います。
さて、ここで問題になるのは、Express LanesでのHOV 3+の場合です。
Express Lanes の説明
https://www.codot.gov/programs/expresslanes/using-the-lanes
によると:
For free as a carpooler
A driver with two or more passengers can use the US 36, I-25 and Central 70 Express Lanes
for free WITH a Switchable Transponder Pass.
とあり、Switchable Transponderが必須と読めます。
Switchable Transponderの説明動画を見ると、
ツメをスライドさせてTOLLとHOVを切り替えています。
これは、HOV側にスライドさせることで、
シンプルにアンテナ部分がマスクされるだけのようにも見えます。
だとすれば、HOV 3+の場合、Transponderすら不要だという事になります。
なので、これはアンテナをマスクしているのではなく、
路側機にHOVである情報を返しているのかもしれません。
まとめると、今回の場合、ハーツレンタカーを3人乗車で利用する予定ですので、
配車されるクルマの種類によって、以下3通りが考えられる事になります。
PlatePass Transponder搭載車の場合:
有料道路はExpressTollで課金、Express Lanesはicense Place Tollで課金
CODTのSwitchable Transponder搭載車の場合:
有料道路はExpressTollで課金、Express LanesはHOV3+なので非課金
何もついていない車の場合:
有料道路、Express Lanes共にicense Place Tollで課金
以上まで、私の認識に間違いがありましたら、ご指摘ください。
ロコの皆様から、ご案内いただきましたとおり、
今回の私のケースでは、有料道路やExpress Lanesを使わなくても
大きな問題は無さそうなので、配車されたクルマを、そのまま乗る事にします。
2023年8月14日 17時14分
milehighさんの回答
こんにちは。
Q1:デンバーの有料道路はすべてトールゲート無しですか?
はい、ゲートはもうないです。
Q2:レンタカーの場合、ETCデバイス付の車両は一般的でしょうか?
こちらに情報が出ております。レンタカーにデバイスがついているかどうかは詳しくないですが、Hertzについては「Customers are automatically opted-in to this toll rate plan.」とあるので、付いているようですね。
https://www.expresstoll.com/HowDoesItWork/RentalCars
現地では、ExpressToolが提供するタグ(Expressのみ)かデバイス(Express&HOV切替)をつけています。逆に、このデバイスがない状態でHOVレーンに入ると、乗車人数足りていても有料扱いになりますので、ご注意ください。また、混む時間は確かに有料のほうが断然早いですが、空いている時間であれば、有料避けてもそこまで大きな時間ロスにならなかったりもします。GoogleMapなどで有料避ける設定でも検索してみると良いと思います!
2023年8月12日 22時38分
この回答へのお礼

milehighさん、詳細な情報をありがとうございます。
Express Lanesを通行する場合は、HOV 3+であっても、
ETCデバイス(Express&HOV切替)が装着されていないと、
課金されてしまうのですね。
有料道路が多いシカゴあたりだと、
レンタカーでもETCデバイスが装着されているクルマが多いのですが、
デンバーでの現況が気になるところです。
ただ、ハーツの場合、他州のシステムとも互換性がある、
PlatePassというETCデバイスが導入されいまます。
「Customers are automatically opted-in to this toll rate plan.」とあるのは、
PlatePassデバイスを通信可能な状態にする事で、opted-inされるという事だと思います。
なので、CDOTのシステムと互換があっても、
PlatePassデバイスにはHOV切替の機能がないので、
Express LanesでのHOV 3+の恩恵は受けられないでしょうね。
大変参考になりました。ありがとうございました。
2023年8月13日 15時32分
Yoshidaさんの回答
私(Yoshida)の回答に一部間違いがあったので、2つ目のアカウントを作って回答します。一度「お礼」を貰った回答を訂正したり、削除できないので。
コロラド州の有料道路、およびフリーウェイ(US36 、I-25、I-70)の有料優先レーンは、全てカメラでライセンスプレート番号をチェックする方法です。有料道路や優先レーンの要所々々にカメラがあり、通過する車の前後の写真を撮り、ライセンスプレート番号を自動読み込みし、課金します。そして、ライセンスプレートの登録オウナーに課金の手紙(か葉書)が郵送され、それで課金されます。もちろん、(正確な日数は忘れましたが、30日?)通知が発送された何日か以内に料金を払わないと、罰金が追加されます。
ETCデバイス(?)は、車に付けている「必要はありません。」コロラド州のETCデバイス(?)は、チェックポイントの料金計算装置と通信を行っていないので。(ここのところが私も何年も使っていながら今日まではっきりしなかったのですが、自分が持っている最新の「ETCデバイス(?)」には電池を取り替えるところも無く、とても薄いので、この質問に回答している中で調べたりして、やっとわかりました。)
この「ETCデバイス(?)」は「Switchable HOV Transponder」と言い、有料優先レーンを1台に2人以下の乗車で通過する場合はこの装置のプラスチック板を黄色い方にスライドし、3人以上乗車していて無料で通過したい場合には赤いタグにスライドして、スイッチします。それだけの機能しかありません。通信機能はありません。また、有料優先レーンを3人以上で無料で通過したい場合以外は、これを車に付けている必要はありません。つまり、E-470などの有料道路では、この装置は何の役割も果たしません。
ExpressTollとLicense Place Tollの違いは、ExpressTollは自分が使う車のライセンスプレート番号を事前登録し、通過料金は事前登録したプリペイドアカウントから差し引いていく。残高が低くなると、登録したカードから「自動的に」トップアップされます。
License Place Tollは車のライセンスプレート番号を事前登録せず、使うたびに料金を手紙(か葉書)で請求してもポストペイドで支払う、の違いです。License Place Tollの場合には、請求業務の為にAdministrative Feeが料金の約60%追加されて、請求されます。
既に参照していると思いますが、
https://www.e-470.com/how-tolling-works/rental-cars/
を見てわかるように、また、
https://www.e-470.com/app/uploads/2020/10/ExpressTollVehicleTagInstallation.pdf
も見ていただきたいのですが、コロラドのレンタカーには殆ど「ExpressToll」のスティッカーが貼ってある筈です。これは、事前にレンタカー会社がExpressTollにナンバープレートを登録している、という証明です。何度も書きますが、コロラドのレンタカーには「物理的なETCデバイス」は付いていません。
このスティッカーがフロントガラスについている場合、デフォルトでOpt-inとなり、有料道路・有料優先レーンを使用した場合にはExpressToll料金で課金されます。つまり、CDOTの60%事務手数料は課金されないはずです。ただし、レンタカー会社が独自にAdministrative Feeとして「1日いくら($4~6くらい)」を課金するか、レンタカー会社によってはUnlimited toll usage/dayで1日$15位を課金するようです。有料道路・有料優先レーンを全く使用しない予定であれば、これはOpt-outした方が経済的です。
ちなみに、有料道路であるE-470やNorthwest Parkwayは、基本的に郊外のバイパス道路であり、それを使用しなくとも他のフリーウェイで目的地に行くことは可能です。通常のフリーウェイが混んでいる時には、時短に効果はありますが・・・
蛇足ですが、自分でExpressTollアカウントを持っている地元民は、レンタカーを使う期間だけ、有料道路使用前に、レンタカーのナンバープレートを追加登録し、レンタカー会社からもCDOTからもAdministrative Feeを請求されないようにする選択肢は、あります。
と言うわけで、コロラドで有料道路・有料優先レーンを使う予定が無ければ、レンタカーの有料道路オプションはOpt-Outし、有料道路は使わない、そして、有料優先レーンには間違って入らないよう。
追記:
有料道路とは別に、デンバー周辺の無料ハイウェイには有料優先レーンが沢山できています。I-25、I-70、US36。
間違ってこのレーンに入らないよう、ご注意下さい。
2023年8月14日 6時54分
この回答へのお礼
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Yoshidaさん、詳細な情報をありがとうございます。
レンタカーを借りる際には、カウンターを通らないエクスプレスサービスを利用しています。
なので、配車されたクルマに不満がある場合は、カウンターに戻って交渉をする事になります。
デンバーでの利用にあたり、ETCデバイスが必要不可欠かを知りたかったのですが、
レンタル中に有料区間を使う頻度は少ないので、無くても大丈夫だと認識しました。
ありがとうございました。
2023年8月13日 15時17分
ロッキーズさんの回答
十数年ぶりにデンバーに来られるとのこと。
Q1:デンバーの有料道路はすべてトールゲート無しですか?
そうですね。idayoshiさんがいらした時は、E470もゲートも併用していたと思います。今は完全にゲートはないです。私たちもそうですが、プリペイドでチャージしておき、バーコード(今はデバイスではありません)をもらって車に貼っています。そして自動計算で処理されます。
Q2:レンタカーの場合、ETCデバイス付の車両は一般的でしょうか?
以下にE470のホームページを貼っておきます。
https://www.e-470.com/how-tolling-works/rental-cars/
すみません、内容は全くみていませんが、最新情報だと思います。
気をつけていらしてくださいね。
ちなみに、I70のアイダホスプリングスの辺りや、C470の南側、なども有料レーンができています。デンバー地区も車が増えてきているのです。お気をつけて!
2023年8月15日 7時48分
この回答へのお礼
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ロッキーズさん
ご回答ありがとうございます。
昨今、アメリカでは物価が上昇している事は認識していたのですが、
高級ホテルでも無いのにセルフパーキングが有料化しているところがチラホラあり、驚きました。
Express Lanes等も導入されて複雑になるし、日本からの旅行者にとっては有難くない状況になってしまいましたね。
この度は、ありがとうございました。
2023年8月15日 9時18分
えおちさんの回答
E470を使わないと行けない所があるわけではないので、Toll部分は使わない、という選択肢がまず第一なのではないかと思いますが、それではミもフタもないので、Tollを使うのであれば
https://www.e-470.com/how-tolling-works/rental-cars/
を参照なさるのが、最新情報に即していると思います。
レンタカーでは、プレートをスキャンすることで車の持ち主に請求書を送る、という仕組みを使って、レンタカーのプレートナンバーで予めアカウントを作っておくという形になると思います。ただ、アカウント作成時に前もってある程度課金を要求されると思います。(この課金部分、私がアカウントを作ってから仕様が少し変わったようなので現状どうかはよくわかりません。)
Tollを使う人はtransponderを使いますが、日本のETCデバイスのようなモノでなく、チップ入りステッカーのようなものをフロントグラスに貼るだけです。HOV利用のON/OFFをマニュアルでできるタイプもありますが。
参考になれば幸いです。
2023年8月12日 17時49分
この回答へのお礼
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`えちおさん、
E470のピンポイント情報、大変参考になりました、
ありがとうございました。
2023年8月13日 13時21分