セブ島の旅行ガイド情報

【2019年版】マクタン・セブ国際空港から市内への移動アクセス方法・手段ガイド

【フィリピン・セブ島在住者執筆】セブの空港の正式名称は「マクタン・セブ国際空港」で、セブ島と橋でつながったマクタン島にあります。現地人は「マクタン空港」や「セブ空港」など色々な言い方をしますが、セブに空港は1つしかありませんのでご心配なく!
マクタン・セブ国際空港は2018年に新しく国際線のターミナル2がオープンしましたが、今も新たな施設を建設中です。また、セブ市内への路線バスなど新たな交通手段もできていますので知っておくと便利です。今回は、マクタン・セブ国際空港からセブ市内へのアクセス方法や手段など、現地在住者が最新の情報をご紹介いたします。
なお、シャングリラなどマクタン島のリゾートホテルはセブ市とは反対方向になります。Googleマップなどで確認しておきましょう。

フィリピン・セブへの旅行が決まったら、空港からセブ市内までのアクセスについて確認しておきましょう。移動手段はタクシーやバスなどいくつか方法がありますが事前に調べておけば、安心・安全・お得にアクセスができます。ぜひ参考にしてみてください。

マクタン・セブ国際空港到着後の流れ

入国審査後、預け入れ手荷物を受け取り税関を通ると空港のターミナルに出ます。その後セブ市内に行くまでの流れをご説明します。

  1. 現地通貨(フィリピンペソ)に両替
  2. フリーシムスマホをお持ちの方はSIMカードを購入(空港の出口を出ると現地キャリアの販売所があります。)
  3. セブ市内までの交通手段を選択(タクシー・バス・Grab)

空港での両替方法について

フィリピンペソを持っていない場合は空港で必ず両替しましょう。セブではショッピングモールやレストランなどはクレジットカードが使えますが、タクシーやバス、ローカルなお店では利用できません。あまりレートは良くありませんが、ホテルで両替するよりはお得です。空港では必要最小限の両替をして、まとまったお金はショッピングモールのレートのいい両替ショップで換金するのがおすすめです。

空港の両替所は荷物受け取り後、空港ビル出口の手前・右側にありますのですぐわかります。

[関連記事:]【2019年版】フィリピン・セブのお得な両替方法(日本円→PHP)と高レートのおすすめ両替ショップをご紹介!

マクタン・セブ国際空港からセブ市内までのアクセス手段

マクタン・セブ空港は国内線のターミナル1と国際線のターミナル2があり、多少離れています。日本からの直行便はターミナル2に到着します。
タクシー乗り場はターミナル1とターミナル2のそれぞれにあります。
セブ市内行きのバス乗り場はターミナル1にあるため、日本から到着するターミナル2から無料バスでターミナル1に行き、セブ市内行きのバスに乗ります。

空港からセブ市内(SMシティーセブ)までの時間と料金の目安

交通手段 所要時間 料金
ホワイトタクシー 約40分 約250ペソ(約530円)・初乗り40ペソ(約85円)、300メートルごとまたは停車2分ごとに3.5ペソ(約8円)
イエロータクシー 約40分 約330ペソ(約700円)・初乗り70ペソ(約150円)、総額でホワイトタクシーより3~4割増し
バス(My Bus) 約50分 40ペソ(約85円)
Grab 約40分 約300ペソ(約650円)
【2019年6月現在:1ペソ - 約2.1円】

※セブは時間帯などによって渋滞がひどく、所要時間やタクシーの料金は大きく変動する場合があります。あくまでも参考としてください。

タクシーのメリットとデメリット

マクタン・セブ空港には2種類のタクシーがあります。一般のホワイトタクシーと、空港乗り入れ専用のイエロータクシーと呼ばれるエアポートタクシーです。
イエロータクシーはホワイトタクシーよりも若干きれいなぐらいでサービスは変わりません。料金はホワイトタクシーよりも高いため乗り場は空いていますが海外からの旅行者以外はあまり利用しません。

タクシー乗り場は空港のビルを出て直進すると、最初にイエロータクシー、もう少し進むとホワイトタクシーの乗り場があります。

タクシーのメリットは日本よりも料金は安く手軽に目的地まで行けることです。ただし、セブのタクシーの中には悪質なドライバーもいます。メーターを使わず目的地まで高額な料金を言ってきたりすることがあります。必ずメーターを使うように伝えましょう。
また、セブのタクシーは車ごとに営業エリアが決まっており、目的地の帰りに客を拾えないことがあるため、メーター料金プラスサービス料を要求してきたりすることがあります。50ペソ(約120円)程度であればチップと思って支払いしてあげても良いと思います。

  • メーターを作動していない場合はドライバーにメーターを使うよう話しましょう。
    Please use meter ! (プリース ユーズ メイター)

  • メーター料金プラス50ペソで交渉する場合は
    I pay a meter plus 50 pesos (アイ ペイ ア メイター プラス 50 ペソス)

また、タクシーのドライバーはお釣りを持ってないことも多々あるため、100ペソ札と、それ以下のお金を持っていると便利です。

なお、タクシー乗車の際に乗り場のスタッフからタクシーのナンバーを書いたメモ紙を渡されます。ドライバーとのトラブルや車内に忘れ物をした時など役に立ちますので大切に保管しておきましょう!

【注意】万が一ドライバーとトラブルが発生してもドライバーを罵倒したり怒らせないほうが賢明です。たかが数百円ですので身の安全に危害がおよぶようなリスクを犯す必要はありません。

路線バスのメリットとデメリット

セブ空港からセブの中心部にある大型ショッピングモール「SM シティー セブ」まで路線バス(マイバス)があります。日本と同じようなエアコンが効いた快適なバスです。とても安価でキャリーバックがあっても乗れますので、空港からセブ市内までバスで行き、そこから目的地までタクシーを利用するとだいぶ料金の節約になります。空港からセブ市内までのバスは約20分間隔で運行しています。

路線バス乗り場はターミナル1になります。日本からの直行便はターミナル2に到着しますので、ターミナル2からターミナル1までは無料のプレミアム エアポートバス(通称 ブラックバス)を利用しましょう。(随時発車、乗車時間は約10分)

ブラックバスの乗り場はタクシー乗り場の先にあります。

マイバス乗り場に着いたらチケット売り場で「SM シティー セブ」までの乗車券を購入しバスに乗ります。

配車アプリのメリットとデメリット

セブではタクシーがあまりきれいではなく時々トラブルも発生するため、配車アプリのGrabを利用する方が増えています。Grabはスマートフォンのアプリを使って現在地までドライバーに迎えに来てもらい、目的地まで乗せてもらうサービスです。あらかじめ目的地までの料金がわかるので値段交渉も必要なくぼったくりの心配もありません。事前に登録をしておけば、空港からのご利用が可能です。電話番号の登録が必要ですので日本を出国する前に登録しておきましょう。支払いは現地通貨かクレジットカードです。
デメリットとして、利用者が多い場合は車がなかなか見つからなかったり料金が高くなる場合があります。

セブ市内からマクタン・セブ国際空港までのアクセス手段

日本への帰国などでセブ市内からマクタンセブ国際空港に行くには、タクシー・バス・配車アプリ(Grab)が利用できます。日本への直行便は空港のターミナル2です。
タクシーを利用する場合は流しの車を使うよりホテルの受付などで呼んでもらった方がいつも出入りしている業者なのでおすすめです、
バスはSM シティー セブから空港行きのMy Busが20分間隔で運行しています。時間の余裕のある方はタクシーでSM シティ セブまで行き、そこからバスを利用すれば料金の節約になります。
Grab(配車アプリ)はとても便利でぼったくりの心配もありません。通常は4人乗りセダンタイプですが、人数が多いときや荷物がたくさんある場合は料金が少し高くなりますが6人乗りの大型車を指定することもできます。

まとめ

初めてセブに来られる方は交通事情がわからず不安に思われる方も多いと思います。交通手段や方法などあらかじめ知っておけば、時間や料金によっていくつか選択できます。ぜひこの記事を活用していただき、思いっきりセブをエンジョイしてください!