アルゼンチン・ブエノスアイレスへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月19日最新情報】
【2020年8月19日情報更新】日本からアルゼンチン・ブエノスアイレスはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、アルゼンチンはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。
いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います
今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、アルゼンチンへの入国規制・緩和情報をまとめました。
※この記事は外務省、在アルゼンチン日本国大使館を基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。
現在の日本からアルゼンチン・ブエノスアイレスへの入国制限・規制状況
日本からアルゼンチン・ブエノスアイレスへの渡航は、今現在(2020年8月19日)規制されており、観光目的の入国はできません。
7月17日までは全国強制隔離措置が発令されており、それまで非居住者の入国も禁止となっています。17日以降の発表次第で状況が変わるかもしれませんが、今の時点では入国することはできません。
<2020年8月19日追記>
8月16日に全国強制隔離の延長を定めた必要緊急大統領令(DNU)が公布されました。
この措置は8月30日まで有効です。首都圏のみならず、比較的感染が落ち着いている地域についても引き続き強制距離措置が課されます。
また、非居住外国人の入国禁止も、8月30日まで延長されます。
日本からアルゼンチン・ブエノスアイレス入国後の14日間の自己隔離措置についての情報
アルゼンチンでは、3月の時点で中国、韓国、日本、イラン、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、米国の計9ヵ国からの入国の際に自己隔離措置を義務付けていましたが今現在、海外からの入国を禁止しているため、外国籍の人の入国自体できない状況です。
現在アルゼンチンに滞在している外国人の滞在許可期限のさらなる延長が6月17日に決定され、6月17日から7月17日の間に期限が切れる方は自動的に30日間の滞在期限延長が受けられるようになりました。
国に滞在している間は、国の制限のもとアルゼンチンにいることができますが、1度でてしまうと再度入国することができなくなるのでお気をつけください。
<追記>
海外からの入国禁止は、8月30日まで延長されました。
アルゼンチン・ブエノスアイレスでの乗り継ぎ(トランジット)制限
アルゼンチン・ブエノスアイレスでの乗り継ぎ(トランジット)制限はありません。
なので、ブエノスアイレスを経由して第三国へ行くことは可能です。
ただし、アルゼンチンに入国できないため、通しの航空券であることが条件となります。航空券を購入する際は、必ず同じ空港の出国エリア内で移動・乗り換えができるものを選びましょう。
また、第三国へ行く際に、目的地がアルゼンチンの入国制限をしていないかチェックしましょう。日本はアルゼンチンからの入国規制をしているため、入国後にPCR検査を受けた後、公共交通機関を使用せずに移動することを条件に、滞在先で14日間の自己隔離措置が義務付けられています。
現在のアルゼンチンの様子
アルゼンチンの現在までのコロナウイルス感染者数は83,426→305,966名、死亡者数は1,644→6,048名で、回復した人は30,095→223,531名です。(2020年7月8日→8月19日時点)
アルゼンチンの新型コロナウイルスの感染者数のチェックはこちらがおすすめです。
World meter(英語サイト)
現時点で、アルゼンチンに居住・短期的に滞在している方を対象に、全国強制隔離措置を7月17日まで実施するとの必要緊急大統領令(DNU576/2020)が公布されています。
※こちらは8月30日まで延長となりました。
現時点までの規制内容
現時点までの国内の規制は以下のとおりで、この先さらなる規制の緩和が発表されるでしょう。
<強制的自己隔離適用地区>
- ブエノスアイレス市およびブエノスアイレス州の35市
- チャコ州
- リオ・ネグロ州ヘネラル・ロカ郡
- ネウケン州ネウケン市及び周辺都市
現在アルゼンチンでは全国強制隔離措置が実施されており、不要不急の外出制限の最中です。
学校の閉鎖をはじめとした、ショッピングセンター、映画館、図書館、博物館、レストラン、バー、ジム、クラブなど人の密集する場所の営業を禁止しています。
公共交通機関の利用が禁止されたり、街自体がロックダウン状態のため、規制緩和がされてもしばらくは旅行で訪れることはできないかもしれません。
日本からアルゼンチンへの入国制限・緩和情報まとめ
現時点では、日本からアルゼンチンへ旅行へ行くことはできません。
外務省も、現在はアルゼンチンに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を出しています。
南米のパリとも呼ばれるブエノスアイレス。都心から行くワイナリーツアーや、観光スポット巡りはもちろん、アルゼンチンにはたくさんの世界遺産があり、それを目的に南米からはもちろん、各国から観光に訪れる人も多く、ワーキングホリデー協定国であることから日本からの留学生やワーキングホリデー制度を使って渡航する人も多いです。
現在は、いまだロックダウン中と厳しい状況が続いていますが、7月17日以降には状況も変わる可能性がありますので、最新情報をチェックしつつ常に新しい情報をお届けできるよう状況を確認していきたいと思います。
※新型コロナウイルスの情報は常に更新されているため、こちらの記事はもちろん、下記のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。