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ハンガリー・ブダペストへの入国制限、緩和情報まとめ【2020年8月19日最新情報】

【2020年8月19日情報更新】日本からハンガリー・ブダペストはいつから行けるようになるのか?入国制限&規制はとても気になる情報です。
2020年新型コロナウイルスの影響により、ハンガリーはもちろん、世界各国で出入国の制限をおこなう対策が行われています。

いつからビジネス出張が可能なのか、旅行に行くことができるのか、現地にいる家族にいつ会えるのか、疑問や不安を感じているかたもいらっしゃると思います

今回はそんな疑問や不安を少しでも解消できるように、ハンガリーへの入国規制・緩和情報をまとめました。

※この記事は外務省、在ハンガリー日本国大使館を基に作成しています。必ず下記のサイトもあわせてご確認いただき、補助として参考にしてください。




現在の日本からハンガリー・ブダペストへの入国制限・規制状況

現在のハンガリー・ブダペストへの入国規制情報は以下のとおりです。

※ハンガリー政府は、感染状況に応じて各国を3つのカテゴリ(緑・黄・赤)に分類し、入国制限をする国境措置を発表しました。こちらは7月15日より適用されます。




日本からの入国は可能?

日本からハンガリー・ブダペストへの渡航は、今現在(2020年8月19日)制限はあるものの、入国は可能です。

EU(欧州連合)では、7月1日より日本を含む15ヵ国からの渡航制限を緩和し、入国を受け入れていますが、ハンガリーはいまだ規制があります。3つにカテゴリー分けしたものの中で、レベルによって入国における制限や、入国できるかが変わります。日本は現時点(8月19日時点)で黄色にカテゴリーされており、制限のもと入国が可能となりました。
※状況は変わりやすいため、常に最新情報のチェックが必要です。



ハンガリーに入国できる国はどこ?

現在ハンガリーへ入国できる国は以下となっています。
※これらの国の国籍保持者、家族(配偶者、子)のみ入国可能です。

  • ハンガリー国籍保持者
  • ハンガリー永住権保持者
  • 欧州経済地域(EU加盟国27ヵ国、リヒテンシュタイン、アイスランド、ノルウェー)
  • スイス

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  • 韓国(緑)
  • 日本(黄)
  • 中国(黄)
  • アメリカ(黄)
  • カナダ(黄)
ここで注意するポイントとしては、入国が許されているのは国籍保持者のみという点で、EU加盟国の長期滞在ビザを持っていても、国籍保持者ではない場合は入国することはできません。



ただし、例外もあります。
例えば、商用目的である入国。ハンガリーの企業に関連するもので、日本もしくは韓国から入国する日本人・韓国人(同国の国籍保持者)の場合。入国に必要な書類があるものの、今の時点で手続きさえできれば入国可能となっています。
また、ハンガリー政府が発行した「滞在許可証(Residence Permit)」を所持する外国人も7月4日から入国可能となります。こちらは滞在期間90日を超える有効なもののみ対象です。
他には、セルビア、ウクライナの国籍保持者の入国は可能となっていますが、それぞれ別途制限がつきます。


<2020年8月19日追記>
緑色のカテゴリーの国は、制限なしで入国可能です。14日間の自己隔離措置も必要ありません。
黄色のカテゴリー(日本)の国は、

  • ハンガリー人(もしくは永住許可証保持者)
  • その家族(子、配偶者)
  • ハンガリー政府の発行する有効な滞在許可証(Residence Permit)を所持する外国人

この場合は、入国時に受ける健康診断(体温測定)の結果により隔離の施設が変わります。
疑いがある場合は指定の隔離施設で、疑いのない場合は、自宅や宿泊施設で14日間の自己隔離が必要となります。

それ以外の外国人は、入国時に受ける健康診断の結果、新型コロナウイルス感染の疑いがない場合は、入国ができます。入国後、自宅や宿泊施設での14日間の自己隔離が必要となります。また、健康診断の結果、新型コロナウイルス感染の疑いがある場合は、入国することができません。

14日間の自己隔離措置は一定の条件のもと、免除を受けることができます。

14日間の自己隔離中にPCR検査を受け、陰性が出た場合、隔離は解除されますが、陰性がでた後にもう一度検査を受けます。2回目の検査で陽性が出た場合は、もう一度14日間の自己隔離措置がとられます。
もしくは、ハンガリーへ入国する5日以内にPCR検査を2回受け、陰性の証明書(ハンガリー語または英語)を入国時に提示した場合も免除が受けられます。
最後に、入国前6か月以内に新型コロナウイルスに感染しており、それが治癒したという証明書(ハンガリー語または英語)を提出した場合も免除となります。



日本からハンガリー・ブダペスト入国後の14日間の自己隔離措置についての情報

現在日本からハンガリーへの渡航は制限されていますが入国は可能です。

ハンガリー入国後は、以下の措置が義務付けられています。

  • 国境(空路・陸路ともに)で入国時に健康診断(体温測定など)の受診
  • 新型コロナウイルスに感染している疑いがない場合は、14日間の自宅もしくはホテルなどの滞在施設で自主隔離
  • 新型コロナウイルスに感染している疑いがある場合は、政府が指定する施設における隔離

※欧州経済地域、スイス、セルビアの国籍保持者および商用目的の入国の際は14日間の自主隔離は免除されます。また、ハンガリーの入国前5日以内に2回のPCR検査を受け、英語またはハンガリー語の診断書を提示できる場合、14日間の自主隔離は免除されます。


14日間の自己隔離中に、新型コロナウイルスのPCR検査を2回申請することができ、最初の結果が陰性であった場合、自己隔離は解除されます。自宅隔離やホテルでの自己隔離の場合は、コールセンターやホームドクターに電話で検査を申し込み、滞在場所で検査が受けられます。



ハンガリー・ブダペストでの乗り継ぎ(トランジット)制限

ハンガリー・ブダペストでの乗り継ぎ(トランジット)制限はありません。
なので、ハンガリーを経由して第三国へ行くことは可能です。

ただし、今現在日本からハンガリーへ渡航する際に入国ができないため、航空券を購入する際は、必ず同じ空港の出国エリア内で移動・乗り換えができるものを選びましょう。

現在は入国可能となりました。

また、第三国へ行く際に、目的地がハンガリーの入国制限をしていないかチェックしましょう。日本はハンガリーからの入国規制をしているため、入国後にPCR検査を受けた後、公共交通機関を使用せずに移動することを条件に、滞在先で14日間の自己隔離措置が義務付けられています。




現在のハンガリーの様子

ハンガリーの現在までのコロナウイルス感染者数は4,263→5,002名、死亡者数は595→609名で、回復した人は3,126名→3,665です。(2020年7月15日→8月19日時点)

現在は1日に30人ほどの新規感染者がでるほどで、だいぶ落ち着いてきています。まだまだ油断ができませんが、日本に比べると感染者数も少なく、ハンガリー国内はほぼ日常に戻っているといえるでしょう。




現時点までの規制内容

現時点までの国内の規制は以下のとおりで、この先さらなる規制の緩和が発表されるでしょう。

ハンガリー政府によって発表されたハンガリー国内の「新型コロナウイルスに関する非常事態宣言」は6月18日に解除され、代わりに「感染症の対策準備」を発表しました。

また、7月12日に各国を感染状況に応じて3つのカテゴリーに分類しました。
カテゴリーは、

  • 緑色:感染程度が低い国
  • 黄色:感染程度がやや深刻な国(日本)
  • 赤色:感染程度が深刻な国

となっています。
カテゴリーによって入国の際の自己隔離措置が有無などが変わったりします。こちらは毎週水曜日に見直してカテゴリーわけをするようです。




日本からハンガリーへの入国制限・緩和情報まとめ

現時点では、日本からハンガリーへ旅行へ行くことは可能です。

ですが現在外務省は、ハンガリーに対して「感染症危険情報レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)」を出しています。

ヨーロッパの中でも比較的物価が安く、バックパッカーのような長期滞在者にも人気の国・ハンガリー。世界でも珍しい温泉のある国で、夏も冬もどの季節でも楽しめる場所です。フォアグラや貴腐ワインが有名で、料理も日本人の口にあうため、観光、グルメどれをとっても楽しめること間違いないでしょう。
アンティークな雑貨をブダペストの蚤の市に買い付けに来られいたかも多いのではないでしょうか。
現在は規制もあり、旅行・観光が難しい状況ですが、一刻も早くハンガリーへ旅行できるようになることを願っています。


※新型コロナウイルスの情報は常に更新されているため、こちらの記事はもちろん、下記のウェブサイトで最新の情報を確認されることをおすすめします。



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