タイのコンセント完全ガイド！電圧・プラグタイプと変換プラグの選び方

【バンコク在住者執筆】タイでは、日本と電圧やコンセントの形状が異なるため、旅行前にしっかり準備しておくことが大切です。日本の電化製品はそのまま使えるのか、変換プラグや変圧器は必要なのか、迷う方も多いはず。

この記事では、タイの電圧や主流のコンセントタイプを詳しく解説し、現地で快適にスマホや家電を使うための準備をサポート！
さらに、旅行中に役立つ充電スポットや注意点も紹介します。これを読めば、タイ旅行中の電源トラブルを防ぎ、安心して旅を楽しむことができますよ。

タイのプラグ形状と変換プラグは5種類

タイのコンセントは、A・B・B3・BF・Cタイプの5種類あります。

タイは、日本のようにコンセント形状が1種類で統一されていないため、地域や施設によって使用されるプラグタイプが異なるのが特徴です。

タイにはどの変換プラグを持っていけばいい？

特に、日本からの旅行者にとっては、「どのプラグが必要かわからない」といった戸惑いを感じることも多いでしょう。

タイでは日本と同じ形状のAタイプが多くの施設で使用されています。そのため、場合によっては変換プラグが必要ないこともあります。

しかし、古い施設や古いホテルなどでは、CタイプやBFタイプが使用されるケースがあります。そのため、万能型の変換プラグを用意しておくと安心です。

変換プラグは日本での事前購入がおすすめ！

タイ旅行を快適に楽しむために、変換プラグの準備は必須です。

タイではコンセントの形状がA・B・B3・BF・Cタイプと複数あり、地域や施設によって異なるプラグが必要になることがあります。

そのため、旅行前に日本で変換プラグを購入しておくことを強くおすすめします。

タイでも変換プラグは購入できますが、売っている場所を探すのは手間がかかります。また、観光地以外では取り扱いがない場合もあり、現地調達に頼るとスケジュールが崩れる可能性があります。

変換プラグは、アマゾンや楽天などのネット通販、ビックカメラ、ヨドバシカメラなどの家電量販店、ダイソーやセリアなどの百均に売っています。

購入するならマルチ変換プラグがおすすめ

A・B・B3・BF・Cタイプに対応したマルチ変換タイプが便利。

これ1つでタイ以外の国でも使えるため、長期的に活用できます。

あると便利なUSBつきタコ足コンセント

タコ足付きのUSBコンセントは、旅行で非常に役立ちます。まず、変換プラグがひとつで大丈夫というメリットがあります。その他にも、2つしかないコンセントが占領される問題を解消できます。

タイの電圧と変圧器

日本とタイでは電圧が違いますので、日本で使っている電化製品をそのままタイで使用するのは危険です。

しかし、最近の電化製品の中には幅広い電圧に対応しているものもあります。事前に調べ、必要なら変圧器を準備しておきましょう。

タイの電圧は220V

タイのボルトは220V（ボルト）です。そして、日本の電圧は100Vです。つまり、普通に考えれば日本の電化製品は使えないということにあります。

変圧器が必要なものと必要ないもの

最近の電化製品には、適した電圧に変換するアダプタが付属しているため、外国で使用できる可能性が高いです。アダプタをよく見ると100V-240Vと表記されています。

しかし、電圧表記が100Vのみの場合はショートする危険性がありますので使用の際はしっかりと確認しましょう。

◾️iPhoneやAndroidなどのスマホの充電

スマートフォンの充電には、変圧器は必要ありません。

iPhoneやAndroidなどのスマホの充電器は、適した電圧に変換する付属機能があります。

アダプタをよく見ると100V-240Vと表記されています。そのため、問題なく使用できます。

◾️パソコンの充電

iPhoneもそうですが、パソコンも変圧器なしで充電可能です。アダプタをよく見ると100V-240Vと表記されています。

もし、電圧表記が100Vのみの場合はショートする危険性はありますので、変圧器を利用しましょう。

◾️ドライヤーやヘアアイロンの使用

ドライヤーやヘアアイロンは、100V-240V対応の製品が少ない傾向にあります。
もし100Vにしか対応していなければ、変圧器が必要になります。

しかし小型で安い変圧器は対応できる消費電力が低くドライヤーなど消費電力が大きいものには使えません。

ドライヤーやヘアアイロンのためだけに大型で高価な変圧器を買うよりは、対応電圧100V～240Vの全世界対応のドライヤーやヘアアイロンを購入する方がよいでしょう。

変圧器を使う前に消費電力を確認

変圧器を使う前に、消費電力を確認しておきましょう。主な電化製品の消費電力は下記の通りです。

変換プラグや変圧器を忘れてしまった時は

せっかく準備をしていたのに、忘れてしまうこともありますよね。変換プラグや変圧器を忘れてしまったらどうすればいいのかご紹介していきます。

ホテルの貸出サービス情報

例えば、シャングリラホテルなどの5つ星のホテルには、当然変換プラグや変圧器の貸し出しはあります。

また、日本人の利用客が多いゲストハウスなどでも、変換プラグや変圧器の貸し出しはあります。

しかし、一般的なホテルに貸し出しサービスがあるかは分かりませんので、事前に問い合わせておくか、なるべく忘れないようにしましょう。

現地調達してみよう

バンコクでの現地調達は、バンコク伊勢丹に行くのが一番です。変換プラグ、も変圧器も販売されています。その他にも、日本人向けのスーパーで販売されていることもあります。しかし、バンコク伊勢丹が確実で無難です。

タイの旅行先で充電できるスポット

タイ旅行中にスマートフォンやその他のデバイスの充電が必要になることがあります。以下に、タイで充電可能なスポットをご紹介します。

カフェやファーストフード店

タイの多くのカフェやファーストフード店では、無料Wi-Fiとともに充電用のコンセントが提供されています。特に都市部のカフェでは、席の近くにコンセントが設置されていることが多く、ゆったりとした雰囲気の中でデバイスの充電が可能です。 

例えば、タイのスターバックスでは、多くの店舗で電源コンセントが設置されており、携帯電話やノートパソコンの充電が可能です。また、無料Wi-Fiも整備されており、旅行者にとって非常に便利な環境が整っています。

大型ショッピングモール

バンコクの主要なショッピングモール、例えばサイアムパラゴン、MBKセンターやセントラルワールドなどで充電できる場所があります。

モール内の休憩エリアやフードコートには、さまざまなタイプの充電ポートがあり、ショッピングや食事中に手軽に充電が可能です。 

空港

スワンナプーム国際空港やドンムアン空港など、タイの主要空港には多数の充電ステーションがあります。

これらの空港の待合エリアやゲート近くに設置されている充電場所は、国際的なプラグ規格に対応しているので安心です。USBポートもありますよ。

モバイルバッテリーレンタルサービス

タイでは、モバイルバッテリーのシェアリングサービス「ChargeSPOT」があります。

駅や空港、7-Elevenなどに設置されています。そこでアプリから操作してモバイルバッテリーを借り、使い終わったら近場のレンタルステーションに返却するという仕組みです。

ポータブルバッテリーの持参

外出先での充電に備えて、ポータブルバッテリーを持ち歩くことをおすすめします。
これにより、充電スポットを探す手間を省き、いつでもどこでもデバイスの充電が可能です。

まとめ

いかがでしたでしょうか？現地で困ることのないよう、海外へ行く時は事前に電圧やコンセントの形を調べて行きましょう。

それでは、タイ旅行を楽しんでくださいね。