タイ・バンコクの市内バスの乗り方ガイド(アプリ・料金・乗り方)
【タイ・バンコク在住者執筆】バンコクでよくみかける路線バス。バンコクで暮らす人たちの生活になくてはならないものです。しかし、旅行者にとって現地のバスに乗るのは抵抗がありますよね。利用する人はほとんどいないのではないでしょうか。今回はそんな未知の乗り物路線バスの事情、乗り方、便利なアプリをご紹介します。
バスの路線と時刻表を確認できるサイトとアプリ
複雑なバンコクの路線。バスの乗り方は分かりましたが、どのバスに乗ればいいのか?このバスはどこを通り、どこまで行くのか?など、まだ不安は解消しきれません。そんな時に使える便利なサイトとアプリをご紹介します。これを使いこなし、バンコクのバスを乗りこなしましょう!
バス詮索サイト「Transit Bangkok」
出発地と目的地を入力するだけで、どの番号のバスに乗ればいいか、どのバス停でどの系統番号のバスに乗り換えればいいかを検索することができます。
バスの路線を確認できるアプリ「ViaBus」
BMTA(バンコク大量輸送公社/バンコクバス公社/Bangkok Mass Transit Authority)と、タイのチュラロンコン大学により開発されたアプリです。使い方はGoogleマップと同じよ要領で、出発地と目的地を入力して検索するだけです。
バスの種類と料金体系
バンコクのバスの種類は、公営バスと私営バスの2種類。路線は番号で統一されています。また、行き先は同じバスでも見た目は様々、色と番号で判断しましょう。違いはエアコンがあるかないかと料金が安いか高いかです。料金で選びたいときは公営、エアコン有りで快適に行きたいときは私営を。私営が高いといっても日本の物価から考えると安いので、気にせずに乗っても問題ないでしょう。
赤色のバス(公営) | 白・ピンクのバス(私営) |
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エアコン無し | エアコン有り |
一律6.5バーツ(夜22-朝5時は8バーツ) ※高速道路を通る路線は2または3バーツアップ |
一律9バーツ ※夜22-朝5時は10バーツ |
バスの乗り方
1.乗る
バンコクのバスには全て番号があります。バス停には、1つのバス停に数種類のルートのバスが来るので、バスのルートの番号が看板にあるかをチェックしましょう。特に並ぶ必要はないので、バス停近くで待ち、自分の乗るバスが来たらバスを停めましょう。バンコクでは人がバス停で待っていても、乗るという意思表示をしなければ、そのままバスは走り続けます。タクシーを停める時と同じ要領で、腕を上げ、「私は乗車したい」という意思表示をしましょう。そうしなければバスは停まってくれません。
支払う
バスに乗り込むと、運賃は後でスタッフが来るので、先に席に座って大丈夫です。席がない場合は、ポールにしっかりつかまりましょう。バンコクの道が良くないのもありますが、バスの運転は基本的に荒いので注意しましょう。
停車していたバスが走り出した頃、係りの人が近づいてきます。行き先を告げ、係りの人の言った料金を払いましょう。この時、なるべくお釣りが出ないよう、細かいお金を持っておきましょう。お金を支払うと半券をくれますので、バスを降りるまで失くさないように注意しましょう。
降りる
日本と同じで、ブザーがあるので自分の降りるタイミングで鳴らしましょう。もし、自分の降りるタイミングが分からなければ、スタッフに訊ねましょう。そして、降りるバス停が近づいてきたら必ずドアの前で待ちましょう。ローカルの間での常識で、座った状態から降りると、バスに乗っている乗客や運転手から嫌な目で見られます。
まとめ
いかがでしたか?最初は抵抗があるかもしれませんが、使いこなせれば安くて便利な移動手段になります。サイトやアプリも使って、バンコクの路線バスに挑戦してみてくださいね。