バリ島のバス乗り方ガイド!(料金・路線図・アプリ)
【インドネシア・バリ島在住者執筆】世界中から旅行客が集まる観光地、バリ島ですが、ここバリ島は電車が走っていないので、空港からの移動をはじめ、ショッピングや観光での移動手段は、カーチャーターやバス、タクシーになります。
今回はバリ島内を走っているバスについて料金、乗車方法などをご紹介していきます。
公共交通機関が充実した日本などは、電車やバスを使い観光地を巡ったりショッピングなどを楽しめますが、ここバリ島は電車が走っていません。
バリ島内を巡るのにはカーチャーターやバス、タクシーの利用が必要になります。
カーチャーターやタクシーほど自由に動けませんが、バリ島内を運行しているバスがいくつかありますのでご紹介します。
バリ島のバスの種類
バリ島には三種類のバスが走っています。
- 公共バス トランスサルバギタ
- クラクラバス
- プラマバス
公共バス・トランスサルバギタ 運賃は一律約30円!
2012年から運行を始めた公共路線バスで、ヌサドゥア~バトゥブラン、GWK~デンパサール市内などのルートを通る路線バスで、2015年からは空港にも乗り入れています。
空港に乗り入れているのは、ヌサドゥア→空港→クタ→サヌール→バトゥブランを結ぶヌサドゥア・バトゥブラン線です。
運賃が一律Rp3,500(約30円)と激安ですが、観光客向けではなく、完全にローカル仕様なので観光客が利用するにはかなりハードルの高いバスです。
この路線バスのバス停は主要道路に面していることが多いので、空港からホテルに向かう場合、最寄りのバス停からかなり歩くことになってしまいます。
クタの免税店や大型スーパーなど、近くにバス停がある所でも、交通量の多い、歩道橋も横断歩道もない大通りを横断しなくてはならない場合もありとても危険です。
観光客向けではない路線バスですが、サヌールからヌサドゥアのリゾートホテルエリアなどは比較的乗り降りしやすいので、路線バスに挑戦してみたい人にはおすすめです。
トランスサルバギタの乗り方
日本のバスのようにバスの前面に行き先が書いてあるわけではないので、バスが来たら運転手さんか車掌さんに必ず行き先の確認をしましょう。
目的地行きのバスが来たらバスの真ん中のドアから乗車します。
中にいる車掌さんに運賃を支払い切符を受け取り行き先を伝えます。
降りる際のボタンなどはなく、車内アナウンスもないので目的地近くになったら立ち上がって、車掌さんにしっかり降りますとアピールして下さい。
バスの車体は新しくエアコンもしっかり効いているので車内は快適に過ごせます。
クラクラバス・路線図
クラクラバスは、クタの免税店を中心にバリ島内のリゾートエリアを結ぶバスです。
クラクラとはインドネシア語でカメの事で、カメをイメージした緑色の車体がとってもかわいいバスです。
運賃はルートによってRp20,000~Rp80,000とトランスサルバギタに比べるとお高くなっていますが、わかりやすいホームページや専用アプリもあり、とても利用しやすいと思います。
クラクラバスホームページ
上の路線図のようにクタ、スミニャック、ヌサドゥアなど主要観光スポットを網羅しています。
1日間パス、3日間パス、7日間パスから選べるお得なデイパス(乗り放題パス)もあり、おすすめです。
デイパスはホームページから購入できます。
一回のみの乗車は乗車時にコインを購入し乗車できます。
またDFSバスターミナル、チケットブース、バス停があるホテルのチケット販売所でも購入できます。
クラクラバスの乗り方・便利なアプリ
停留所はカメのマークが目印です。
乗り方はとても簡単です。
バスに乗車したらチケットをボックスに入れてください。
またはデイパスの方はデイパスを読み取り機にタッチします。
すべてのバス停に停まるので、降りる停留所を事前にチェックしておきましょう。
車内アナウンスも電光掲示板もすべて英語です。
フリーWIFI完備なので車内でWIFIが使えるのも観光客にはうれしいポイントですね。
※パスワードは車内に表示
クラクラバスアプリ
プラマバス
プラマバスはバリの有名な旅行会社が運行するバスです。
このバスは外国人バックパッカーに人気のバスで、クタのオフィスを拠点にウブド、アメッド、ブドゥグル、ロビナなどの中距離、長距離を運行しているバスです。
予約なしでも乗車できるようですが、とても利用者の多いバスなので予約しておく事をおすすめします。
予約はホームページから、路線情報や時刻表も確認できます。(英語のみ)
[プラマバスホームページ] (https://www.peramatour.com/)
こちらの写真はプラマバスのサヌールの乗り場です。
雑貨屋さんの一角にあります。
ここでチケットを購入してバスが来るのを待つだけです。
プラマバスは空港から乗る事はできませんが、ウブドやサヌールなどから帰りに空港に行く事は可能です。
プラマバスの乗り方
カウンターで行き先と、予約している場合は名前を伝え、料金を支払います。
支払いは現金のみです。
チケットは発行されずレシートがバスのチケットとなりますのでなくさないよう注意してください。
あとはバスが到着するのを待って乗り込むだけです。
まとめ
バリ島は日本やほかの観光地のように公共交通機関が充実していませんが、一昔前に比べるとずいぶん便利になりました。
バス、タクシーや配車サービス、カーチャーターなど上手に使い分けて、快適なバリ島観光を楽しんで下さいね!