パースの国内・国際電話かけ方ガイド〜公衆電話・携帯電話・スマホ利用

【パース在住者執筆】日本からオーストラリア / オーストラリアから日本への国際電話と、オーストラリア内での国内電話のかけ方を徹底解説！ 国番号や具体的なダイヤル方法、気になる料金の目安、お得に国際電話をかける方法もご紹介します。日本から現地のホテルに問い合わせをしたいときや、現地から日本の家族に電話をかけたいときなどにご活用ください。

パースの電話事情

パースではスマートホンの普及率が高く、レストランやカフェでも固定電話の代わりに
スマホを置いている店舗をよく目にします。公衆電話も手軽に利用できるので、スマホが繋がらないときや紛失時の連絡手段としてもおすすめです。

パース滞在中に電話をかける方法

• シムフリーのスマホ＋現地のSIMカード　※ 国内通話におすすめ！
• 日本のSIM入りスマホ＋国際ローミング
• 施設（ホテルなど）や一般家庭の固定電話
• 公衆電話
• Wi-Fiが使える端末＋インターネット通話アプリ　※ 国際通話におすすめ！

日本→パース 国際電話のかけ方

パースの固定電話・現地のSIMカード入り携帯電話にかける場合

スマホから発信する場合

「+または010」＋「61」＋「頭の0を省略した相手先の電話番号」

相手先の電話番号が「01-2345-6789」だとすると、ダイヤルする番号は
「+61 1-2345-6789」または「010 61 1-2345-6789」となります。
010は日本から国際電話をかける際に必要な番号、61はオーストラリアの国番号です。

通話料金の目安

※ 料金は時間帯や通話時間によって異なることがあります。

固定電話から発信する場合

「国際電話識別番号」＋「010」＋「61」＋「0を抜いた相手先の電話番号」

国際電話識別番号は各家庭でご利用の電話回線によって異なります。

• KDDIの国際電話識別番号…001
• NTTの国際電話識別番号… 0033
• SoftBankの国際電話識別番号… 0061

自宅の電話回線がNTTで、相手の電話番号が「01-2345-6789」だとすると、
ダイヤルする番号は「0033 010 61 1-2345-6789」です。

通話料金の目安

※ 料金は時間帯や通話時間によって異なります。ご利用のプランによってダイヤル方法が変わる場合もあるので、通信会社に確認されることをおすすめします。

パースで国際ローミングを使用中の携帯電話にかける場合

「相手先の電話番号」のみでOK

国際ローミングを使用中の電話にには、そのまま電話番号をダイヤルするだけで発信できます。
注意点としては、電話をかける側ではなくて受ける側（国際ローミングを使用している人）に着信料金が請求されます。
料金の目安は約80円 / 1分 です。

オーストラリア内の国内電話のかけ方

現地SIMカード入りの携帯電話・固定電話からかける場合

「相手先の電話番号」のみでOK

相手の電話番号をダイヤルするだけで発信できます。同じキャリア同士だと通話料金が無料になることもあるので、SIMカードを選ぶときは友達やよく連絡を取る人とキャリアを合わせるのがおすすめです。

国際ローミング使用中の携帯電話で着信・発信する場合

「相手先の電話番号」のみでOK

国際ローミングを使用中の電話同士（日本の電話番号同士）の通話は、日本への国際通話と同額の料金がかかります。（約180円 / 1分）
国際ローミングを使用中の電話からパースの固定電話・現地SIMカード入りの携帯電話への発信は、国内通話料金がかかります。（約80円 / 1分）

パース→日本 国際電話のかけ方

現地のSIMカード入りのスマホからかける場合

「+または0010」＋「81」＋「頭の0を省略した相手先の電話番号」

相手先の電話番号が「03-1234-5678」だとすると、ダイヤルする番号は
「+81 3- 1234-5678」または「0010 81 3-1234-5678」です。
0010はオーストラリアから国際電話をかける際に必要な番号、81は日本の国番号です。

通話料金の目安

※ ご利用のプランや時間帯によって料金が変わる場合があります。

現地の固定電話からかける場合

「0010」＋「81」＋「頭の0を省略した相手先の電話番号」

相手先の電話番号が「03-1234-5678」だとすると、ダイヤルする番号は
「0010 81 3-1234-5678」となります。

※ ホテルの部屋に設置されている電話から国際電話をかける場合、外線番号が必要です。
外線番号はホテルによって異なるので、フロントやパンフレットで確認しましょう。
ホテルからの国際電話はサービス料が加算されるため割高になりがちなので、緊急時を除いては公衆電話や携帯電話の利用がおすすめです。

国際ローミングを使用中の電話からかける場合

「相手先の電話番号」のみでOK

日本に発信する場合の料金（約180円 / 1分）が適用されます。

公衆電話のつかいかた

パースではシティはもちろん、ビーチサイドなどの観光地でも公衆電話をよく目にします。
ちなみに公衆電話は英語で”Payphone”と呼ばれています。
パース市内に発信する場合は$0.5程で話し放題、オーストラリア国外と、オーストラリア内でもパース以外の場所に発信する際には時間ごとに課金されます。

【公衆電話のつかいかた】

1. 受話器をあげてトーン音が鳴るのを確認する
2. コイン、またはテレホンカード（Phonecard）を入れる
3. 相手先の番号にダイヤルする（番号は固定電話からのかけかたと同じです）

公衆電話はおつりが返ってこないので、例えばパース市内にかける場合も$2コインを使った場合は$1.5分を余計に払うことになってしまいます。国際電話をかける際も$1以下のコインを多めに用意して、必要に応じでコインを追加しながら通話すると良いでしょう。

通話料金がお得になるコーリングカード

オーストラリアの公衆電話では、コインやテレホンカードに加えてコーリングカードというカードが利用できます。
コーリングカードはコンビニやニュースエージェンシー、一部のガソリンスタンド等で販売しており、ふつうに発信するよりも通話料金が割安になるのが特徴です。
コーリングカードは携帯電話でも使えますが、その場合には携帯電話の通話料金もかかってしまうので、公衆電話での使用がおすすめです。

【コーリングカードの使いかた】

1. 公衆電話に50￠コインを入れる
2. カード裏に記載されてある番号にダイヤルする
3. 音声ガイダンスに沿って言語を選択
4. カード裏のスクラッチを削って暗証番号を確認・入力
5. 相手先の電話番号にダイヤルする

インターネット経由での国際電話

アプリを使った無料電話

レンタルWIFIを持っていく、WIFIの繋がる場所に滞在するという方におすすめなのが、LINEやFacebookメッセンジャー、Skypeなどのアプリを使った国際電話です。WIFIが安定しない場所では通話も安定しないという欠点はありますが、無料で音声通話はもちろん、ビデオ通話もできるのが魅力です。

パースのWIFIに関してはこちらの記事「オーストラリア・パース旅行中のWIFI・インターネット利用ガイド」を参考にしてください。

格安国際電話サービス

「SNSのアプリを使った通話はセキュリティーが不安だけど、リーズナブルに国際電話をかけたい」という方には、TELINK（テリンク）などの格安国際電話サービスがおすすめです。定額でかけ放題のプランもあります。

TELINKのホームページ

SIMカード不要？！　話題のクラウドSIM

インターネット経由で国際電話をかける場合はもちろんネットへの接続が必要ですよね。
海外でネットを使う手段のひとつに、今話題の「クラウドSIM」というサービスがあります。
なんとこちらはSIMカードが不要で、全世界100ヶ国以上で使用可能です。
このサービスはレンタルではなくクラウドSIM搭載の機種の事前購入が必要ですが、海外に着いたらスイッチひとつでインターネットへの接続が可能です。
旅行から帰ってきてからも日本国内でも利用可能なので、WiFiサービスはこれ一台でOKです。

特に一度に複数の国に行かれる方には断然おすすめなサービスです。

おすすめはグローカルネット。
こちら初期費用として、機種代、月額基本料金プラス海外利用料が780円（300MB）/日～で利用可能です。

• 参考：グローカルネット

まとめ

最近は国内通話・国際通話どちらの場合もスマホアプリの無料通話を利用する方が多いかと思います。
「アプリで十分！」だと思っている方も、公衆電話や固定電話での国際電話のかけ方も知っておくと、緊急時でも安心です。
思ったように連絡ができなくて困ったときは、ロコタビのサービスや無料のQ&Aを活用して、パース在住のロコ達に質問してみて下さい。

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