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【2025年最新】カナダ旅行の費用はいくら?1週間の予算を徹底解説

カナダ旅行に行きたいけれど、実際どれくらいの費用がかかるのか気になりますよね。 航空券、宿泊費、食費、交通費、観光費など、旅行のスタイルによっても予算は大きく変わります。

本記事では、1週間のカナダ旅行を想定し、「格安旅行」「標準旅行」「贅沢旅行」の3つのパターンで費用を徹底調査!

さらに、カナダの物価や節約術も紹介するので、お得にカナダ旅行を楽しむ方法がわかります。

ぜひ旅行計画の参考にしてください!

※この記事の情報は2025年1月時点のレート(1カナダドル=107円)を基に計算しています。

最新の為替レート情報をご確認ください。

カナダで使われているお金は「カナダ・ドル(CAD)」です。 「$」、「CAD」、「加ドル」とも表記されます。 硬貨は、5セント・10セント・25セント・1ドル・2ドルの5種類があります。 ※ 本記事では以下「CAD(加ドル)」で表記します。

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カナダ旅行の予算の目安

カナダ旅行の費用は、旅行スタイルや滞在期間、訪れる都市によって大きく変わります。

特に、トロント・バンクーバーなどの都市部は物価が高めですが、モントリオールやカルガリーなどの都市は比較的安く滞在できます。

ここでは、「格安旅行」「標準旅行」「贅沢旅行」 の3パターンで、1週間(5泊7日) の予算目安をまとめました。

カナダ旅行の費用目安(5泊7日)

旅行スタイル 予算の目安(円) 旅行の特徴
格安旅行 約20万〜30万円 LCC利用、ホステル・Airbnb宿泊、スーパーやフードコートでの食事が中心
標準旅行 約35万〜50万円 レガシーキャリア利用、中級ホテル宿泊、レストランでの食事を楽しむ
贅沢旅行 約60万〜100万円 ビジネスクラス利用、高級ホテル宿泊、観光やショッピングを満喫

◾️ポイント

航空券と宿泊費が大きな割合を占めるため、時期や予約方法で節約可能。
レストランの食事はやや高めなので、自炊やテイクアウトを活用すると費用を抑えられる。
都市間移動は飛行機か長距離バスが主流。交通費も予算に含めて計画するのがおすすめ。

それでは、各費用項目を詳しく見ていきましょう!

航空券の費用

カナダ行きの航空券は、出発地・渡航時期・航空会社によって大きく変動します。

直行便と乗継便でも価格差があるため、予算に合わせて選ぶことが大切です。

カナダ行き航空券の相場(往復)

出発地 目的地 安い時期(円) 高い時期(円) 直行便/乗継便
東京(成田・羽田) バンクーバー 12万〜18万円 18万〜30万円 直行便あり
東京(成田・羽田) トロント 15万〜22万円 22万〜35万円 直行便あり
東京(成田・羽田) モントリオール 16万〜24万円 25万〜40万円 直行便あり
東京(成田・羽田) カルガリー 14万〜20万円 20万〜30万円 乗継便が主流
東京(成田・羽田) エドモントン 15万〜25万円 22万〜35万円 乗継便が主流

航空券を安く購入するコツ

オフシーズン(秋・冬)を狙うと、ハイシーズン(夏・年末年始)よりも安くなる
早めに予約(3〜6ヶ月前)すると、割引運賃を利用できる可能性が高い
平日発着の便を選ぶと、週末よりも安い傾向にある

カナダ旅行の予算を抑えるためには、航空券の選び方が重要です。

宿泊費・ホテル代

カナダの宿泊費は、都市・宿泊施設のランク・旅行シーズンによって大きく異なります。

特に、バンクーバー・トロント・モントリオールなどの主要都市は宿泊費が高めですが、カルガリー・エドモントンなどでは比較的リーズナブルな宿泊先も見つかります。

カナダのホテル宿泊費(1泊あたり)

ホテルのランク 料金(CAD) 料金(円)*107円換算 特徴
ホステル・ゲストハウス 50〜100CAD 約5,350〜10,700円 バックパッカー向け、ドミトリータイプが多い
エコノミーホテル 100〜150CAD 約10,700〜16,050円 2〜3つ星ホテル、最低限の設備
ミッドレンジホテル 150〜250CAD 約16,050〜26,750円 3〜4つ星ホテル、快適な宿泊施設
高級ホテル 250CAD以上 約26,750円以上 4〜5つ星ホテル、一流のサービス

◾️宿泊費を節約するコツ

ホステルやゲストハウスを活用する(ドミトリーなら格安で宿泊可能)
Airbnbや長期滞在向けの宿泊施設を選ぶ(キッチン付きで食費も節約)
市内中心部から少し離れたエリアに泊まる(宿泊費が抑えられる)
旅行シーズンを選ぶ(夏や年末年始は料金が高騰するため、オフシーズンを狙う)
早めに予約する(直前予約は価格が上がることが多い)

カナダは地域によって宿泊費が異なるため、旅行の目的や予算に応じた宿泊施設を選ぶことが大切です。

食費の目安

カナダの食費は、日本と比べるとやや高めの傾向があります。

特に、外食費は高く、チップの習慣もあるため、予算をしっかり考えておくことが大切です。

一方で、スーパーマーケットやフードコートを活用すれば、食費を抑えることも可能です。

カナダの食費の目安(1日あたり)

食事スタイル 料金(CAD) 料金(円)*107円換算 特徴
ファストフード・軽食 10〜15CAD 約1,070〜1,600円 マクドナルドやサブウェイなど手軽な食事
カジュアルレストラン 15〜30CAD 約1,600〜3,200円 カフェやローカルレストラン
ディナー(中級レストラン) 30〜50CAD 約3,200〜5,350円 チェーン系のレストランなど
高級レストラン 50CAD以上 約5,350円以上 コース料理やステーキハウスなど
スーパー・自炊 5〜15CAD 約530〜1,600円 食材を購入して自炊すれば安く済む

◾️カナダの食費を節約するコツ

フードコートやテイクアウトを活用する(比較的安く済む)
スーパーやマーケットで食材を購入し、自炊する(宿泊先にキッチンがあればおすすめ)
レストランではランチメニューを利用する(ディナーより割安)
ハッピーアワーを活用する(バーやレストランで安く飲食できる)
水は無料の給水スポットを活用する(ペットボトルの水は割高)

また、カナダではレストランでの食事には チップ(15〜20%)が必要 になるため、あらかじめ予算に含めておくと安心です。

交通費の相場

カナダの交通費は、日本と比べると都市ごとに異なるものの、地下鉄やバスは比較的リーズナブルな料金設定です。

一方で、タクシーやライドシェア(Uber・Lyft)は高めのため、移動手段を工夫すると節約できます。

カナダの主要都市の交通費

交通手段 料金(CAD) 料金(円)*107円換算 備考
地下鉄・バス(片道) 3〜3.75CAD 約320〜400円 トロント・バンクーバー・モントリオールなど
1日乗車券 10〜15CAD 約1,070〜1,600円 1日乗り放題のパス
1週間乗車券 40〜50CAD 約4,300〜5,350円 旅行期間が長いならお得
タクシー初乗り 4〜5CAD 約430〜540円 都市によって異なる
タクシー1kmあたり 2〜3CAD 約215〜320円 長距離移動は割高
Uber・Lyft 10CAD〜 約1,070円〜 距離や時間によって変動
レンタカー(1日) 50〜100CAD 約5,350〜10,700円 ガソリン代・保険料は別途
長距離バス(都市間移動) 30〜80CAD 約3,200〜8,560円 トロント⇔モントリオールなど
国内線フライト(片道) 100〜400CAD 約10,700〜42,800円 都市間の移動手段として利用

◾️カナダの交通費を節約するコツ

公共交通機関のパスを利用する(1日・1週間パスを活用)
都市間移動は長距離バスを利用する(飛行機より安い)
タクシーはできるだけ避ける(Uber・Lyftの方が安い場合あり)
レンタカーをシェアする(友人と借りれば割安)
無料のシャトルバスを活用する(観光地やホテルの送迎バス)

特に、大都市では公共交通機関が充実しているため、タクシーを使わずに移動するのが節約のコツです。

観光・アクティビティ費用

カナダには、ナイアガラの滝やバンフ国立公園などの有名観光地があり、アクティビティの料金は場所によって異なります。

自然を満喫する国立公園は入場料が比較的安いですが、ツアーやアクティビティに参加すると費用がかかります。

観光スポット・アクティビティの料金目安

観光スポット・アクティビティ 都市・エリア 料金(CAD) 料金(円)*107円換算
ナイアガラの滝ボートツアー ナイアガラ 35〜40CAD 約3,750〜4,280円
CNタワー展望台 トロント 45〜50CAD 約4,820〜5,350円
バンフ国立公園入場料(1日) バンフ 11CAD 約1,180円
バンフ・ゴンドラ バンフ 65CAD 約6,950円
モントリオール・ノートルダム大聖堂 モントリオール 15CAD 約1,600円
ケベック・シャトーフロンテナック見学ツアー ケベックシティ 30CAD 約3,200円
ウィスラー・ゴンドラ ウィスラー 75〜85CAD 約8,020〜9,100円
プリンスエドワード島・アボンリー村入場料 プリンスエドワード島 12CAD 約1,280円

◾️観光費を節約するコツ

国立公園の入場料は1日券より年間パス(Discovery Pass)を購入したほうが安い場合がある
市内の美術館・博物館は無料開放日があるので、事前に確認するとお得
徒歩やレンタル自転車を活用すれば、ツアー代を節約できる
観光地のパスを利用すると、複数のアクティビティを割安で楽しめる

お土産・ショッピング費用

カナダには、定番のメープルシロップやアイスワインをはじめ、チョコレートや雑貨など、お土産にぴったりなアイテムが豊富にあります。

ばらまき用のお土産は5,000円程度、高級品やブランド品を購入する場合は20,000円以上を見積もるとよいでしょう。

カナダのお土産の価格目安

お土産 価格(CAD) 価格(円)*107円換算 備考
メープルシロップ(小ボトル) 8〜15CAD 約860〜1,600円 スーパーマーケットでも購入可能
アイスワイン(375ml) 30〜50CAD 約3,200〜5,350円 甘口ワインで人気
トリュフ入りチョコレート 10〜20CAD 約1,070〜2,150円 高級感のあるお土産
ティムホートンズのコーヒー豆 10〜15CAD 約1,070〜1,600円 カナダ発のコーヒーチェーン
ルーツ(Roots)ブランドのTシャツ 30〜50CAD 約3,200〜5,350円 カナダ発の人気ブランド
ハドソンズ・ベイのブランケット 100〜150CAD 約10,700〜16,050円 カナダ伝統の毛布
インディアンジュエリー 50〜100CAD 約5,350〜10,700円 現地の工芸品として人気

お土産代を節約するコツ

✔ メープルシロップやお菓子は スーパーマーケットで購入 すると割安
✔ 免税店で買い物すると 消費税の一部が還元 されることがある(要確認)
✔ ばらまき用のお土産は まとめ買い がお得
✔ 現地のアウトレットモールを活用すると ブランド品が安く手に入る

カナダ旅行の節約術

カナダ旅行では、航空券・宿泊費・食費・交通費・観光費を抑える工夫が大切です。

  • 航空券:早めの予約やLCCの活用、オフシーズンの渡航で安く手配できます。
  • 宿泊費:Airbnbやホステルを利用し、市内中心部を避けるのが効果的。
  • 食費:スーパーでの買い物やランチメニューの活用で抑えられます。
  • 交通費:公共交通機関のパスや徒歩移動を活用し、タクシーはなるべく避けるのがポイント。
  • 観光費:無料開放日やシティパスを利用し、国立公園を訪れる場合は年間パス(Discovery Pass)を検討しましょう。

事前の計画と工夫次第で、カナダ旅行の費用を大きく節約できます。

カナダの物価事情

カナダの物価は日本の首都圏と同じくらいですが、消費税(13%)とチップ(15%前後)があるため、特に外食費は割高に感じることが多いです。

例えば、トロントでの外食費は以下のような価格帯です。

項目 価格(CAD) 価格(円)
スターバックス(トールラテ) $4.25 約490円
マクドナルド(ビッグマック単品) $5.59 約640円
北米料理(パブのランチ) $20 約2,300円
韓国・中華・ベトナム料理(ランチ) $15 約1,700円
ラーメン(しょうゆラーメン) $10.95 約1,260円

スーパーの食料品は、日本より1.2〜1.5倍ほど高いことが多いですが、まとめ買いやローカルブランドを選ぶと節約できます。

交通費は都市ごとに異なり、トロントやバンクーバーの公共交通機関は片道3〜4CAD(約320〜430円)とリーズナブル。一方、タクシーやUberは1kmあたり2〜3CAD(約215〜320円)とやや高めです。

旅行中の出費を抑えるには、食事はスーパーやフードコートを活用し、移動は公共交通機関のパスを利用するのがポイントです。

カナダのチップ文化


カナダではチップが習慣化されており、飲食店・ホテル・タクシーなどで支払うのが一般的です。

目安として、飲食店では15〜20%、タクシーは10〜15%、ホテルの荷物運びやルームサービスには1〜2CADが相場です。

特に、レストランではチップ込みの料金ではないため、会計時に忘れずに計算しましょう。

一部のカフェやファストフードではチップ不要ですが、会計時に「チップをどうしますか?」と聞かれることがあります。支払うかどうかは自由ですが、良いサービスを受けた場合は少額でも渡すとスマートです。

最近では、クレジットカード払いでもタッチパネルでチップの額を選択できるシステムが多く、簡単に支払いができます。

旅行中は、チップ文化に慣れつつ、適切な額を支払うことで、快適な滞在ができますよ。

まとめ

カナダ旅行の費用は、旅行スタイルや訪れる都市によって大きく異なります。航空券はシーズンや出発地によって10万〜30万円、宿泊費は1泊1万円前後〜高級ホテルなら3万円以上が目安です。

食費や観光費は工夫次第で節約でき、スーパーやフードコートの活用、シティパスの利用などがおすすめです。

また、カナダにはチップ文化があるため、レストランやタクシーなどで適切な額を支払うことを忘れずに。

旅行中の出費を抑えるには、早めの予約・公共交通機関の利用・割引チケットの活用がポイントです。

事前に予算をしっかり立てて、無理のない範囲でカナダ旅行を楽しんでください!

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