オアフ島(ハワイ)の旅行ガイド情報

ハワイ・ホノルル(オアフ島)のタクシーの乗り方ガイド〜料金・カード払い・便利なアプリ〜

【ハワイ・ホノルル(オアフ島)在住者執筆】
ハワイ(オアフ島)のタクシー料金は日本と比較すると少し安く、人気のある観光地までの定額料金などもあります。旅行中の移動にタクシーを検討している方や、早朝や深夜のタクシー移動に不安を感じている方必読です!タクシーの種類(色)や乗り方、支払い料金、配車アプリ、トラブルなど、乗る前に知っておきたいことをまとめました。

ハワイのタクシー会社・タクシー料金

ハワイと日本のタクシーの大きな違いは、流しのタクシーはほとんどなく、タクシー乗り場やホテル、電話などで手配することです。また、観光客の利用が多いため、ホノルル市内から主な観光地まで定額料金を設けているタクシー会社も多くあります。メーターの場合は、どの会社も初乗り約160メートルにつき3ドルで、それ以降約160メートルにつき大体0.4ドルが加算されていきます。車体の色や車種は様々で、車の上に黄色やオレンジの行灯で社名表示がされています。代表的な4社をご紹介します。

Charley’s Taxi (チャーリーズタクシー)

定額制があるタクシー会社です。特に空港送迎とゴルフ場への定額料金が充実しています。クレジットカード対応。

行き先 定額料金(片道ワイキキ間)
空港 29ドル
パールハーバー 36ドル
クアロア牧場 75ドル

日本語対応TEL: 808-531-1331
ホームページ:Charley’s Taxi

Hana Taxi (ハナタクシー)

定額制があり、24時間受付・LINE予約可能というサービスで定評があります。空港や街中に置いてあるフリーペーパー誌によく割引クーポンなどがついています。

行き先 定額料金(片道ワイキキ間チップ込)
空港 35ドル
ワイケレアウトレット 55ドル
カイルア・ラニカイ 55ドル
コオリナ・アウラニ 80ドル

TEL: 808-955-2255
LINE ID: @hanataxi

KOA TAXI (コアタクシー)

現金の場合はチップ込みで格安定額料金を打ち出しています。日本語対応、24時間営業、当日LINE予約、クレジット支払いも可能です。

行き先 定額料金(片道ワイキキ間チップ込)
空港 34ドル
ワイケレアウトレット 53ドル
カイルア・ラニカイ 53ドル
コオリナ・アウラニ 78ドル

TEL: 808-944-0000
LINE ID: @kwc0854l (最後は小文字のL)

TheCAB (ザ・キャブ)

ハワイ最大のタクシー会社でメーター料金制です。タクシー乗り場にはTheCAB専用の電話などが置いてあります。クレジットカード可、プリペイドカードや専用アプリなどがあります。
初乗り⅛マイル(約160メートル)で3ドル10セント、それ以降、⅛ マイルごとに0.45ドル加算されていきます。

TEL: 808-422-2222
ホームページ:TheCAB

その他タクシーの料金について

チップ

メーターで支払う場合は、メーターの料金の15%の料金をチップとして渡します。定額制チップ込の場合は基本的にチップを支払う必要はありませんが、メーター、定額制どちらであっても、トランクに荷物を上げ下ろししてもらった時は荷物1つにつき1ドルのチップを渡します。サーフボードなど大きな荷物の場合は運賃に5ドル加算されるなどします。
チップ支払い時には1ドル札など細かなお金が必要です。タクシーに乗る前に手持ちの現金を確認しておきましょう。細かな紙幣がなければ、一旦お釣りをもらって支払ったり、運転手の方に崩してもらいましょう。
また、タクシーの手配をホテルのコンシェルジュにお願いした場合、そのコンシェルジュに2〜3ドルのチップを渡すことも忘れないようにしましょう。

タクシー料金の相場

Taxifarefinder では、ホノルル市内の相場を調べることができます。定額ではなく、メーターの場合に参考程度に調べて置くといいでしょう。

乗る前に知っておきたい注意点

ハワイのタクシーは日本と違い自動ドアではなく、手動です。乗り降りは自分でドアを開け閉めしましょう。また、クレジットカード利用可能とホームページなどに書いてある場合でも、使えない場合も少なくないため、乗る前に運転手にクレジットカードが使えるかどうか確認をしておくことをオススメします。
ちなみに、定額制の場合でも法律でメーターを回すことが義務付けられているため、メーターが動いていても大丈夫です。

よくあるタクシートラブルと対処法

タクシー料金をボッタクられたら.....?

冒頭で「ハワイでは流しのタクシーはない」とお伝えしましたが、流しでも乗せてくれるタクシーがあるようです。しかし、無認可の場合が多く、メーターがなかったり、運転席にある許可証の写真と運転手が別人などするようですので、極力そのようなタクシーには乗らないようにしましょう。
また、どのタクシーに乗った場合でも、下記3点の確認を徹底しましょう。

①メーターがきちんと回っているか
②運転席の許可証はあるか
③領収書、クレジットカード利用控えをもらえるか

被害にあってしまった場合、お金が帰ってくる可能性は低いですが、許可証やナンバーを携帯で撮影しておくと会社に問い合わせるなどのアクションを起こすことができます。

タクシーに忘れ物をしたことに気づいたら.....?

利用したタクシー会社と運転手を覚えていた場合は、会社に電話してみましょう。何かのために許可証やナンバーを撮影したり控えておく、領収書をもらうなどしておくのがいいですね。

配車アプリ・貸切サービス

配車アプリ(Uber)

なかなかタクシーが見つからない場合はUberを利用しましょう。メリットは英語のやりとりを極力せずチップなどもすべてスマホ上でできること、デメリットは道に詳しくないドライバーが手配されたりチャイルドシートがなく乗車拒否されてしまうことです。状況によって使い分けられると便利ですね。

Uberのダウンロード

貸切・チャーター

Charley’s TaxiとHana Taxiでは貸切・チャーターができます。
ミニバンからリムジンまで1時間単位で料金設定されているので各ホームページで確認してみてください。

まとめ

日本とは少し違うハワイのタクシーですが、車で移動するのは時間の節約になります。みなさんが自信をもってタクシー利用できることを願っています。