ニューヨークの物価、値段比較、外食費
◆税金
現在のニューヨークの物価は上昇傾向にありますが、商品購入時にかかる税率も以前より縮まっているので合計金額の予測はあまり難しくありません。
(2016年4月現在の税率は、8.875%)
ただし軽減税率の影響もあり、税額を気にされる方は以下のことを念頭に置くと滞在中の買い物がお得に感じるかもしれません。
税金がかからないもの
未調理食品(スーパーなどで販売されているパッケージフード、ベーカリーのパンなど)
衣類や靴(一点あたり110ドル以下のもの←100ドルの服を十点買っても無税♪)
4.5%のもの
美容系サービス(ヘアーサロン、ネイル、エステ、タトゥーなど)
一方、日本より税金が高いものには以下のようなものがあります。
タバコ
一箱あたり:消費税+5ドル85セント(州税:4ドル35セント+市税1ドル50セント)
ホテル
14.75%(ホテル税)+3ドル75セント(客室占有税)
また、商品の購入や利用サービスにかかるこれらの税金は週ごとに異なるので、買うものの量や金額によっては他の州で購入したほうがおトクな場合もあります。
◆チップ
日本ではチップを払う場面が少ないため馴染みのない方が多い思います。
参考までにチップが必要なケースと相場を以下にまとめてみました。
タクシー
料金に対して15から20%
ドライバーに乗客の荷物を運ぶなど頼んだ場合:1ドル/個
ホテル(ホテルのランクにより、多少異なります。)
1-2ドルが適当なケース
・ドアマンにタクシーを呼んでもらう
・ポーターに荷物を運んでもらう(1個あたり。2個なら2ドル)
・ベッドメイク
2-3ドルが適当なケース
・ルームサービス
・ルームキーパーに何かを持ってきてもらう場合(ホテル内においてあるもの)
3ドルが適当なケース
・コンシェルジュに用事を頼んだ時
5ドルが適当なケース
・ルームキーパーに何かを持ってきてもらう場合(ホテルにはないもの)
この他にもコンシェルジュにチケットの手配を手配してもらう時は、チケット代の10〜15%
飲食店
基本的にウェイターやウェイトレスに払います。なので、客席まで給仕するサービスがないファストフード店や、フードコート、フードベンダー、スターバックスのようなカウンターで受け取る形式のカフェなどでは支払う必要はあません。
レストラン:合計金額のの15〜20%(18%が通常)
バー;1ドル/杯
おおよそ、チップが払われるのは平均時給が他業種よりも低かったり、シロウトではできない依頼をこなす業種だったりします。沢山払えば良い、ということではありませんが、少なすぎるチップは依頼内容の未消化や低品質のサービスの要因になるので、可能なら払っておいたほうが良いでしょう。