ニューヨークの旅のベストシーズン
ニューヨークは全てのシーズンで様々な良い点があります。
春(3月末〜5月末)
桜(4月中旬から下旬)や洋梨(4月初旬から中旬)の花が咲くこの季節は、ゴールデンウィーク前までは天候が安定しないものの、概ね暖かく、散策するにもとても良いシーズンの一つ。天気の良い日は川沿いの夜風も徐々に暖かくなり、昼の公園などで、フードベンダーで買ったストリートフードを楽しむのも心地よいシーズンです。
夏(6月〜9月末)
梅雨がなく、晴れた日が続きますが、6月から8月20日くらいまでが、蒸し暑い時期になります。
ニューヨークは、西海岸に比べて、湿度は高いです。ただ、日本のような残暑がないので、8月末には、随分涼しくなります。6月以降は学校が夏休みに入る為、セントラル・パークなどでフリーの音楽イベントが開催されたり、ブライアントパークなどではフリーの映画鑑賞会が開催されます。普段は立ち入れないガバナーズアイランドへの上陸ができるようになるのもこの季節です。もし、ルーフトップバーに行かれるなら、ぜひこの時期に。
(8月末には9月から新学期が始まるのに合わせてBack To School Saleを行うお店が多くなります。ニューヨークは衣類は基本的に無税なので、お買い物をご予定の場合はぜひこのセールをご利用ください)
秋(10月〜11月末)
10月、11月には、インディアンサマーと言って、一時的に気温が30度近くまで上がる日が時々あるなど、少し服装には気を使う時期ではありますが、台風が基本的にやってこない為、天気は概ね良好です。また、10月末のハロウィン、11月後半の感謝祭など、イベントや限定商品の発売、パレードなどのイベントも目白押し。11月中旬にはセントラル・パークなどの木々も色づき、秋の公園散策も見所のひとつと言えます。
冬(12月〜3月初め)
11月の感謝祭の翌日(ブラックフライデー)から始まるホリデーシーズンはクリスマスイルミネーションで街が綺麗に飾る時期です。5番街のブティックやデパートなどの装飾は毎年メディアに取り上げられるほどで、何枚写真をとってもキリがない時期です。
一方、ホリデーシーズンが過ぎると、一気に最高気温が10度を切る日が増え、1月〜2月は降雪量が増してきます。
特に1月、2月は、平均気温が、零下5度から時には、零下10度以下になる厳しい寒さの日も多いです。
そんな中、旅行者に嬉しいのが1月から2月にかけてあるファッションウィークやホテルウィーク、レストランウィーク、バレンタインなどのイベント。中でもホテルウィークやレストランウィークは、普段よりコースメニューや宿泊料金が低めに設定されている為、予算的にも嬉しいイベントと言えます。東京でもレストランウィークが始まっていますが、ニューヨークでは参加店は400店以上。この機会にぜひ、お得なニューヨークをお楽しみください。