ロンドンとイギリスの医療事情

旅行者は緊急の場合は病院の緊急に行け、簡単な応急処置はタダで受けられます。（待ち時間が半端じゃない。最初にさっと看護師が見て、緊急性を決定。それによっては５－６時間の待ち時間！）が、入院になった場合は有料です。こちらでの医療はほとんどがNHSという組織が運営する公共の機関です。一部プライベートもありますが、全額負担で国の提供する健康保険は効きません。

まとめると、こちらの公立の医療機関で旅行者がタダで受けられる措置は、救急の場合の簡単な応急措置（それ以上や入院は有料。どこまでがタダでどこからいくらかかるかは、NHSで定め得ている。）、伝染病、法定で命じられた精神疾患に対する措置のみです。なので、旅行保険で、自分の必要な内容がしっかり網羅されている物に入って来る事をお勧めします。

６か月以上滞在の学生や労働ビザ保持の駐在員とその扶養家族は全てのサービスがタダで受けられます。

通訳者はNHSに所属していて、必要があれば同席しますが、緊急の場合は手配が間に合わないかも知れない上に有料かも知れません。プライベートで通訳手配というのは事前に探して予約すれば可能でしょうが、普及はしていませんし、緊急の場合は余計に難しいでしょう。ちなみに私はご相談に乗ります。多分、一時間２０ポンド、ミニマムで５０ポンド、プラス交通費駐車場代くらいで出来ると思います。

下記が公式のサイトです。
https://www.myhealth.london.nhs.uk/information-for-overseas-visitors

2016年6月11日 18時51分