シャンハイ(上海)在住のロコ、矢吹 丈さん

モスクワ旅行について

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矢吹 丈さん

モスクワ在住のロコの皆様、こんにちは。
私は上海でロコをしている者です。

まだ先ですが、中国籍の妻とモスクワ旅行を計画しております。
自分もロコですから、ロコに旅のお手伝いをお願いする良さを十分理解しておりますので、
モスクワのロコさんとご相談しながら計画を固めご同行をお願いしたいと思っております。

その上で、幾つか教えて頂きたいことがあります。

1、旅行するベストシーズン
2、丸々3日間時間があるとして、観光すべき場所
3、ガイドブックでは薦めていないが、観光したほうが良い場所
4、必ず食べるべき食べ物
5,、市中で英語がどれくらい通じるか

漠然として質問を投げられると困ることは、経験上百も承知なのですが
逆の立場になって、ご質問する人の気持がよくわかりました。

ちなみにロシア語は全く話せません。
宜しくお願いいたします。

2017年10月17日 1時56分

トモさんの回答

モスクワ在住のロコ、トモさん

ご連絡拝読しました。
上海は、しばしば中国東方航空の便で上海経由で日本へ行くのにトランジットで通過しています。
さて、ご質問に関してですが、
1、旅行するベストシーズン
→これは、人それぞれで季節の興味が違うかと思いますが、あえて寒い冬を経験してみたいというのであれば12月・1~2月(但し、12/31~1/8までは国中が祝日となるため、色んな場所が開いておらず、お勧めしません)、逆に暖かい時期を希望ならば5月~8月でしょうか。夏は7~8月のお盆過ぎ頃まで短くあるのですが案外暑く、35度を超えるときもあります。
ただし、こと来年に関していうと、夏場には、ワールドカップが6-7月にあるため、同時期は人が集中してカオスになる可能性があり、入国管理も厳しくなる(滞在登録とか色々強化する)やに聞いていますので、ワールドカップの時期はお勧めできないと思います。
この国では、紅葉は1週間程で終わるので葉っぱが色づいたと思ったら一気に落ち葉になってしまいます(今年は今の今がその短い紅葉時期です)から、ロシアでの秋の紅葉は狙って訪れるにはハードルが高いと思います。

2、丸々3日間時間があるとして、観光すべき場所
→モスクワに限るとしたら、①クレムリン及び周辺(赤の広場etc)、②キリスト教救世主教会とその向かえにあるプーシュキン美術館、③トレチャコフ美術館、④旧アルバート通りの旧市街散策⑤モスクワ川クルーズ、⑥雀が丘展望台及びモスクワ大学周辺の散策、⑦ボリショイ劇場でのバレエorオペラ鑑賞(夜)、あたりがモスクワに訪れた際のティピカルな観光スポットですが、①のクレムリンと周辺だけで、案外大きいので半日以上は時間を取られてしまいます。
美術館とか眺望とかが希望でないとしたら、
⑧ヨーロッパ最大の水族館「モスクワリウム」
⑨ボリショイ・サーカス(モスクワ大サーカス)
⑩ニクーリン・サーカス(ニクーリンという喜劇俳優が創設したサーカス、大人向けでネタがシュール)
⑪ネコ劇場(沢山のネコに芸をさせる劇場)
⑫モスクワ市動物園(ソ連時代からあるモスクワ唯一の動物園)
⑬モスクワ市プラネタリウム
などエンターテイメントも多々あります。
また、モスクワから足を伸ばすと(2日以上日数が必要になりますが)、「黄金の環」という、モスクワ公国成立以前の古いロシアの城壁都市である、セルギエフ・ポサード、スーズダリ、ロストフ、ヤロスラヴリ等々の古い街は世界遺産に登録されているので、観光に行かれる方も多くいます。

3、ガイドブックでは薦めていないが、観光したほうが良い場所
これも時期によるのですが、夏場は、時期でないため観劇の演目が殆どなく、そのため、郊外の黄金の環の街の一つで日帰りでも行きやすいセルギエフ・ポサードあたりは夏場のお勧めで、マトリョーシカの発祥の地として博物館があり、マトリョーシカの原型になった日本のコケシも飾られています。
秋口の10月頃から冬が明ける4月頃までは、ボリショイ劇場をはじめ、クレムリン大会劇場など、色々なバレエ・オペラの観劇シーズンで、くるみ割り人形や白鳥の湖、ロメオとジュリエットなどロシアで作曲された有名な演目を本場で見ることができます。(席もクラスによりますが、何れも日本より数千円安い感じです)

4、必ず食べるべき食べ物
ロシア料理自体が、脂っこいものの、日本人には大変よく口に合うのですが、ロシアが欧州とアジアの狭間ということで、色々な料理があります。
なかでも、有名どころだけでも、
1)ペリメニとワレーニキ(ロシア風餃子)
2)ボルシチ(スープ)
3)ソリャンカ(スープ)
4)ゴルフツィ(ロールキャベツ)
5)キエフカツ(鶏肉のバターはさみカツ)
6)シャシリク(牛・羊・豚・鶏などの肉を大きな塊で焼く、焼肉)
などがありますし、中央アジアやロシア周辺の料理も入れると、さらに選択肢が増えます。
スープは一人前で盛られるので、3日間あれば、色々なものが試せますし、ペリメニや前菜などはシェアできますので、一人ずつ供されるメイン料理の方を2種類頼んでシェアするとかで、攻略していけば、上のロシア料理の有名どころ以外にも、
コーカサス料理の①ヒンカリ(巨大な小龍包)、②ハチャプリ(数種類のチーズを用いたピザ)、③ドルマ(ブドウの葉で挽き肉や野菜を包んで蒸した前菜)や、中央アジア料理の①ラグマン(トマト風味の肉うどん)、②プロフ(ピラフの原型、大釜で炊く肉入炊込みご飯)③マントゥ(薄皮肉まん)、なども試すことが可能です。

5,、市中で英語がどれくらい通じるか
博物館の入り口や、レストラン、ホテルなどでは、ロシア人の若い店員さんであれば、そこそこ英語で話そうとしてくれるように、ようやくここ数年なってきましたが、市中では英語は余り通じません。

2017年10月17日 19時51分

この回答への評価

シャンハイ(上海)在住のロコ、矢吹 丈さん
★★★★★

正直に申しまして、私はQ&Aでは、ここまで詳細なご回答をしておりません。
感服いたしました。

それから、ワールドカップを忘れていました。
やはり、その時期は避けたいですね。
それら色々勘案いたしまして、改めてご連絡いたします。
その際は、宜しくお願い致します。
ありがとうございました。

2017年10月18日 0時57分

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