移住について(続き)
Kさん
みなさん、回答ありがとうございました m(_ _)m
なぜか追加質問できないのでまたここに書きますが、日本人なので、平均月収より稼げるとして仮に月12万円の収入で、安いアパート借りて普通の現地人水準の暮らしすると、生活費はどのくらいですか? 30%家賃、30%食費交際費で、貯金は月5万円とかできますか? 場所はモスクワ、サンクトペテロ、ウラジオスクが良い感じ。他は仕事がなさそうです。ロシア語に興味があるので、まずは語学留学、平行して現地で仕事を探そうと思いましたが、貯蓄とか考えると現地での生活はあんまりメリットないかなと感じました。
ロシアも不安定な国だと思いますが、住んでる人々は将来とか人生設計はどんな感じですか?発展ありそうですか?
長々とすみませんm(_ _)m
2018年7月6日 18時10分
トモさんの回答
先ほどの、回答の続きとして、住居について。
住居については、一般の民間不動産エージェントによる斡旋で、アパート(マンション、*ロシア語ではどちらも区別なくクバルチーラ(квартира)といいます)を探すと、カテゴリーが大雑把に分けると、①リノベートしていないソ連時代の建物で内装も綺麗でない物件と、②リノベートしてあるもののソ連時代の建物、③ソ連崩壊後に、西側の進んだ建築技術やデザインで建った新しい建物で部屋もデザインが良いもの、の3つに分かれると思います。
③の物件には、更に枝分かれで、新しい建物で豪華且つ内装も賃貸人が変わる度に綺麗に修理して提供するハイクラス向け物件(一般的に広く、1DKでも100平米、2DKで130平米、3DKだと150平米超えが多い)と、新しい建物ではあるものの過去に入居者もあり使用感はあるが結構良い感じな物件(一般的には、ロシア人の一般の人向け、1DKで30~50平米、2DKで50~70平米、3DKで70~100平米ほど)に別れます。
何れのカテゴリーかによって、建物の作りが、
①レンガ造り
②鉄筋コンクリート・パネル張り造り
③鉄筋構造躯体のレンガ造り
④鉄筋構造躯体の鉄筋パネル張り造り
に別れますが、ソ連崩壊後の物件の殆どは、地震が殆ど起きない土地柄(起きても50~100年に1度震度1~2程度)であるものの、耐震の法律が出来たため③か④の構造になっています。
家賃額で見ると、モスクワの場合、MKADの外郭環状道路の内側(外側は不便だが安くなる)の物件として、カテゴリー分けから見て(家賃のみ、別途で電気・水道・共益費で、物件の広さや使う量に応じて、月に3千~1万RUBほどかかる)、
①ソ連時代の建物、リノベートなし
1DK 20,000~35,000RUB/月
2DK 30,000~45,000RUB/月
3DK 35,000~60,000RUB/月
②ソ連時代の建物、リノベートされてアパート居室内はある程度綺麗
1DK 30,000~45,000RUB/月
2DK 35,000~60,000RUB/月
3DK 45,000~80,000RUB/月
③ソ連以降の建物、内装は近代的だが、過去何世帯かの賃貸人が入居
1DK 40,000~60,000RUB/月
2DK 50,000~70,000RUB/月
3DK 60,000~90,000RUB/月
④ソ連以降の建物で、新築か、貸す毎に綺麗にリノベートして引き渡すいわゆるハイクラス物件
1DK 50,000~80,000RUB/月
2DK 60,000~90,000RUB/月
3DK 75,000~****(上限なし)
になりますが、サンクトは、殆ど変わらず、低くても同額から1~2割程度低いくらい、ウラジオでも郊外でなく市内であればやはり2割~3割程度低い、という相場観になろうかと思います。
いずれにしても、物件をエージェントから見せてもらい賃貸するときに、エージェントが0.5ヶ月分を紹介料としてもらうか、稀に家主側が早く貸したくてそれは出してくれる事もありますが、一般的に、入居時に1か月分の家賃の前払いと入居月にデポジット(敷金)を1ヶ月~2か月分、つまり、入居初月には、家主に2ヶ月か3か月分を払い込む必要があるのが、一般的です。
2018年7月6日 20時14分
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