タイで住むために必要な貯金額と仕事と保険について
ゆかさん
夫婦でバンコクで5年ほど暮らすには貯金最低いくらあれば安心ですか?タイで仕事もさがします!
あと、健康保険はどうなるのか、知りたいです!
2018年1月21日 23時4分
スッキー:タイでビジネス26年目うちシラチャー11年さんの回答
ゆかさん、ご質問ありがとうございます。
とても興味あるご質問です。
5年=60ヶ月を貯金+タイで働く収入で生活すると仮定してみましょう。
タイに住むには、VISAが必要になります。年齢によりますが、お写真を拝見するとお若いようですので、リタイアメントVISAは適用不可と考えます。きちんとした会社で仕事をすると就労VISAが取れますので、それをベースにしましょう(ご主人が就労VISAで、奥様が家族VISAというパターンもありです)。それ以外では、観光VISAでの60日+国内延長30日が取得できますが、これで5年間の滞在は難しいかと思います。
生活費ですが、これはピンキリです。1バーツは、約3.4円。
・家賃20000バーツ(ワンルームのコンド)
・食費30000バーツ(一日二人で1000バーツ)
・光熱費2000バーツ
・交通費6000バーツ(バンコク市内BTS/MRTを一日1回往復x2人)
・通信費2000バーツ(1000バーツx2人)
・生活雑費3000バーツ
・服飾費、交際費と趣味の出費は考えません。
これらの合計は、63000バーツ=214,200円/月となります。
これが60ヶ月とすると、1,285万余円。
生活を工夫すれば、これよりも安く生活することもできます。そのほかに、VISAや再入国許可証の取得費用、日本への帰国費用、初年度は日本の住民税などの税金なども考えなければなりません。
タイで働く収入は、労働許可証を取得すると一応最低月5万バーツとなりますが、そこから所得税や社会保険料などが控除される場合があります。所得税は累進課税となります。お二人で働かれるとすれば、手取りで上記の生活費くらいは稼げることになりますが、ここには含まれていない服飾費、交際費、趣味の出費など、海外生活を楽しむための費用がないので、それらを勘案して、貯金額を見積もられるといいかと思います。まぁ、お若いのであれば、こちらで仕事をして、十二分な稼ぎをされることがいいのかと思いますけど。
保険は、駐在員の方は、海外旅行保険に加入されていることが多いです。これですと、万が一の場合も、キャッシュレスで日本語通訳のいる私立病院を利用することができます。ローカルの生命保険特約の医療保険などもありますが、保障額が高くないので、高級病院の利用では全額保障されないと思います。また、日本の健康保険に加入されていれば、(条件があるようですが)一時払いをして還付を受けることも可能です。
何回かタイにいらしているのかと思いますが、移住の前に、生活者視点での滞在をされることをおすすめします。仕事探しもその時に。
ご参考になれば。
杉山
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2018年1月21日 23時58分
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