イタリアのチップ事情 実際は?
ゆうちゃんさん
先日、レストランについて質問させて頂きました。
おかげ様で、無事目途も立ち、ロコの皆さまには感謝しております。
さて、件名の通りですが、イタリアのチップ事情はどんな具合なのでしょうか。
当方チップが必要な国にはあまり行った事が無く、イタリアはチップが必要とは言うものの、
前回行った時はあまり支払った記憶がありません。(同行者が支払ってくれていたのかもしれません。)
インターネットで調べても知識だけは出てきますが、実際にイタリアに住んでいる方の生の声が聞けたら
と思い質問させて頂きました。
日常生活でチップが必要な場面はどのような時でしょうか、また目安はいかほどなのでしょうか。
宜しければ教えて下さいませ。
2018年3月9日 11時28分
おたまちゃんさんの回答
ローマ在住です。観光ガイドもやっていた関係から、お客様への案内などをしていましたので、参考になれば嬉しいと書くことにしました。
チップは、気持ちです。しかし、金額によっては、侮辱してしまうこともありますのでご注意ください。
レストランなどのウエイターには、個人で行った場合は、支払い合計金額の5%~10%位。100ユーロ食べて、5ユーロ位。ただし、一生懸命そつのないサービスをしてくれた時だけです。感動のサービスをしてくれた時には、外国人も沢山あげます。気の利かないウエイターなら、払わないこともあるのです。グループ旅行の場合は、添乗員が払っています。旅行代金の中に入っているとみていいでしょう。
チップの場面は、昔は、枕銭と言って枕の下にそっと1ユーロ位。今もそんなところかと思います。これは、掃除をしてくれるメイドさんに対する感謝の気持ちです。
高速道路のサービスエリアでのトイレを使用する際のチップは、最近は、あげないと思います。ただ、小銭をカンパして!と言うフィーリングでお皿が置いてある場合があります。そこに掃除の人がいなければあげる必要もありません。かえって、他の人が持って行ってしまうこともあるからです。
ただし、古い場所などでは、紙をくれたり、掃除をする人が椅子にすわっていることがあります。明らかに掃除人だとわかる時は、大便小便関わらず、20~50セントでいいと思います。ただし、小銭がある場合は、それよりも小さなコインがありますので、臨機応変。お財布を軽くするためにも小銭の小さい順にあげたらいいと思います。こういうひとは、沢山給料を貰っていません。ボランティア的に働いている人が多いです。
BAR等では、まずお金を払って、注文し、レシートを貰ってから、カウンターに行きますね。その時も、レシートに10~20セントコインをつけて頼むと、対応が全く違います。笑。ゲンキンな人たちですよ。チップによって、バリスタの笑顔も見れます。
イタリア人にとっては、生活の潤滑油が、チップです。揚げることになにか不自然さを感じてしまう私たちですが、「ありがとうの気持ち!」と思って、イタリアを出る時には、コインを持たないで?出発して行ってくださいませ。≪ちなみに私は、イタリア人ですよ~≫役に立ったでしょうか?
2018年3月10日 3時57分
この回答への評価
御返事遅くなり失礼しました。
「BAR等では、まずお金を払って、注文し、レシートを貰ってから、カウンターに行きますね。その時も、レシートに10~20セントコインをつけて頼むと、対応が全く違います。笑。ゲンキンな人たちですよ。チップによって、バリスタの笑顔も見れます。」
前回イタリアへ行った時に、このシステムが解らずヴェネツィアの駅で暫く現地の人を観察した記憶が蘇りました(笑)
今回もこのシステムを活用する事になるので、レシート+小銭でお願いして店員さんの笑顔を狙おうと思います(笑)
大変勉強になりました!!
教えて頂きありがとうございました♪
2018年3月12日 11時48分
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