名古屋在住のロコ、Yutakaさん

イギリスのEU離脱についてEU加盟国ドイツ在住者の感想を聞きたいです

  • EU加盟離脱

Yutakaさん

今回イギリスの国民投票で、EU離脱が確定しましたが、実際に現地EU加盟国の状況はどうなのでしょうか?
日本の報道だとスコットランドはEU離脱に反対していて、今回の結果により独立をするのではないかとも言われています。
実際に現地に住んでいる人の目線として、今回のEU離脱の結果や今後の自国への影響についての感想を頂けると大異変参考になります。
よろしくお願いします。

2016年6月25日 13時24分

koiさんの回答

ハンブルク在住のロコ、koiさん

イギリスはそもそも通貨もユーロを使っていなかったし、EUと距離を置いていたところがあるので、そういう意味では、もともと特別の地位と関係を持っていたと言えます。これからのEUとの関係も、そういう側面を保持しながら駆け引きが続くと思います。

ただ、”仲良しグループ”を自分の都合で抜けた人と、これまでと同様に付き合うことは、そのグループの存在意義自体が脅かされるので、抜けられたEU側は、何らかの距離を取ることが必須になるはずです。

ドイツは実質的にEUのリーダーですが、歴史的背景から表舞台に立つことを好まず、一歩下がった立ち位置を保持していましたが、ますますプレゼンスが上がり、今までよりさらに大きな役割を求められることは間違いなく、ある意味EUのドイツ化が進むのではないでしょうか。

EU内の共通言語が、フランス語やドイツ語になるかもしれない、と考えるのは、長い目で見るとあり得ることではないでしょうか。

2016年7月15日 17時33分

この回答への評価

名古屋在住のロコ、Yutakaさん
★★★★★

回答ありがとうございます。遅くなり申し訳ありません。
EUの共通言語がかわるという話は大変面白いです。

2016年7月17日 7時7分

追記

ハンブルク在住のロコ、koiさん

EUの共通言語がドイツ語とフランス語になるのではとお話ししたのは、バランスが大きく変わるという話を、分かりやすい例えにしたものですが、あながちありえない話ではないと私は思っています。

でも世界の金融の中心が、その一部としてもシティからフランクフルトに移行していくことは、一つのシナリオとして現実的ですし、EUの基地をロンドンに置いている世界企業は、今大慌てで手立てを考えているはずです。

50年後に、あれ(Brexit)が世界恐慌、または戦争も含めたネガティブな状況の引き金になった大きな原因になった、と歴史に記されないことを願います。

2016年7月18日 17時51分

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